ニュースのご近所。
あの出来事、近くで見るとこんな感じ。

第11回 漢字T・・・


前回、前々回と、おもに海外での
漢字Tシャツや日本語Tシャツを紹介していたところ、
今度はブラジルから、こんなメールが届きました!







・いんちき禅スタイルの流行っている
 ブラジル・サンパウロでは
 「総合商社」と描かれたTシャツを着た
 マッチョな男性がいました。

 さらに、オシャレ雑貨屋さんで売っていた
 直径10cmくらいで円柱スタイルのろうそくには
 「30代からの更年期ショックに」
 と太字でプリントされていました!

 「意味分かって売ってんの?」
 と気取った店員に訪ねたところ、どうやら
 数字、ひらがな、漢字、カタカナの
 すべてが書かれているところがたまらないらしい。

 それにしても更年期って30代から
 はじまるんだったとは……。
 (SDB)

 




「総合商社」って、チカラ強いような、弱いような……。
そして、数字とひらがなと漢字のすべてが入ってるから、
「更年期ショックT」がナイスっていうのは、かわいい!

さらに届いている漢字商品ものを、紹介しましょう。







・海外漢字バナシです。
 ロンドンのタトゥー屋で図案ファイルを見てたら
 あることあること漢字がいっぱい!!
 「愛」とか「神風」とかまぁ理解できるものから、
 「こんな漢字、存在してたっけ?」
 と友人と顔を見合わせてしまったような
 アヤしいものまで、山のようにありました。
 実際、大好きな某ギタリストも腕に
 「福」とかって入れてたハズ……。
 「福」とは無縁に思えるキャラの人なので
 何だか違和感が……。


 他の店では漢字じゃなく
 「日本語の文章」(でも脈略不明)な
 プリントのTシャツもたくさんありました。
 友人とは“トホホT”とかって呼んでます。
 向こうで人気の回転寿司屋さんのガラスにも
 微妙に意味不明な日本語がデザインされてたし、
 けっこう街中の“トホホ”を探すのが
 楽しみになってました。
 (ザジ)

・「毎日は地獄です」ってTシャツ笑えました。
 日本語入りのTシャツって、
 今はやってるんですかね。
 僕はアメリカの大学院に留学中なんですが、
 「火」とか「星」とか書いてあるキャップを
 かぶってる学生はよくいるし、
 「ビーバーズ」ってTシャツ来てる人も
 よく見かけるんですよね、あれは何なんでしょう。

 でも一番強烈だったのは、縦書きで背中に
 「愛してるけど、結婚できない」
 と書いてるTシャツ着てる白人を目撃した時だったなぁ。
 (ちっくり)

私はカナダ在住で、
 フィリピン人の家庭に間借りしていますけど、
 そこの赤ちゃんのお気に入りのおもちゃの1つは
 「でんでん太鼓」です。

 もちろんそれは
 日本のもので、誰かにもらったみたいだけど。
 親もけっこう気に入っているみたい。
 でんでん太鼓、流行るかもしれませんね。
 漢字は「根」って書いてある
 ROOTSの野球帽がどうしても
 COOLに見えない私です。
 (みみ)

 




「愛してるけど、結婚できない」のTシャツ!
しかも縦書きだったんですね。すごいわぁ・・・。

今日は最後に、
「毎日が地獄です」のTシャツのでどころをお届け。
その土地の人が、おしえてくださいました。







・「毎日が地獄です」の話に出てきたTシャツは、
 大分県別府の観光名所の温泉を見て回ること、
 通称地獄巡りのことを書いたものだと思います。
 別府及び周辺でそのTシャツを売っているようです。

 自分は別府の隣りの市に住んでいるのですが、
 初めて見た時は
 「なるほど」と笑ってしまいました。
 (XYZ:D)

・「毎日が地獄です」と書かれた
 Tシャツを着ていた外国人の方、おそらく
 大分県の別府に観光に行かれたのではないでしょうか。
 ご存知別府温泉には海地獄、血の池地獄、
 坊主地獄などなど、温泉熱が吹き出す
 「地獄」といわれる名所がありまして
 「毎日が地獄です」シリーズは
 そこにパロディ商品として置かれています。

 ほかにもナンチャッテものがありましたが、
 笑ったのは、アディダスならぬ
 「アジデス」と書いたキャップ。
 ちゃんとアジのロゴが添えてあったような。
 (大分市 チビロ)

 




大分発のTシャツだったんですねぇ。
ご近所での目撃情報って、たよりになる!!

さまざまな、日本国内や海外からの
ニュースのご近所のおたよりは、
件名を「ご近所ばなし」として、
postman@1101.comまで、どうぞーー!!

2002-08-08-THU

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