いしかわ・なおき

1977年、東京都生まれ。写真家。
2000年、PoletoPoleプロジェクトに参加して
北極から南極を人力踏破。
2001年、七大陸最高峰登頂を達成。
人類学、民俗学などの領域に関心をもち、
行為の経験としての移動、旅などをテーマに
作品を発表し続けている。
2006年、『THE VID』(ニーハイメディア)により、
さがみはら写真新人奨励賞、三木淳賞。
2008年、『NEW DIMENSION』(赤々舎)、
『POLAR』(リトルモア)により、
日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。
2009年、『Mt.Fuji』(リトルモア)、
『VERNACULAR』(赤々舎)を含む
近年の活動によって東川賞新人作家賞。
2010年、『ARCHIPELAGO』(集英社)により、
さがみはら写真賞。
2011年、『CORONA』(青土社)により、
土門拳賞を受賞した。
著書に開高健ノンフィクション賞を受賞した
『最後の冒険家』(集英社)、
『いま生きているという冒険』(理論社)、
『全ての装備を知恵に置き換えること』(晶文社)、
『大地という名の食卓』(数研出版)、
『この地球を受け継ぐ者へ』(講談社)ほか。
近著にローツェ・エベレスト・マカルー・マナスルと
山別に作品をまとめたヒマラヤ4部作がある。
東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。