80's
80代からのインターネット入門。
前橋の母Aが、Eメールで原稿を
送ってくるまでの物語。

第15章 新しいミーちゃんの日記(8)

元気がない状態は、さらに継続中。
落ち込みになり、自信をなくし、
ますますうまくいかなくなる、という悪循環らしい。
誰でもそうなんだと思うんだけど、
そういう時にかぎって、
なんか妙にがんばりたくなっちゃうんだろうなぁ。

ちょうどいい時期に南波先生が訪ねてくれました。



9月5日(日)pm3・30気温28c--湿度60%「冷房なし」

今朝四時前に目が覚めたので,
どうせもう一度眠れないのだから,
昨日の続きをしてみようと,納戸に入り,
昨日「まさか」と思っていた「引き出し」を開け
二三枚セ-タ-の下を見ていったら・・・・・
なんとキチンとたたんだ『薄手の半コ-ト』が
あるではないか!!!
安物とは言え,「ハンガ-」に永い事かけてあったので
「ハンガ-掛け」のあるタンスと
納戸の長い「ハンガ-掛け」ばかり探していた。
その序でに「引き出し」も幾つか見ていたのに-----。
今になって考えると,私が「旅」で着た後で洗い
「今度着る時にアイロンかければ」と思って畳んで
セ-タ-と同様にしまつたのでした。
此の四五日(パソコン)も,いろいろしてみたくなり,
思うようにならず落込むばかり---
その上,洋服の捜索まで簡単に行かず又落ち込み,
紀子に「何でも落込むのは止めて--」と叱られました。
ごもつとも---。
私も「老人性鬱病」になっているのかも。??

9月6日(月)pm3・30気温26c--湿度62%「冷房なし」

朝五時頃目が覚めた。じっとしていられないので
「ひまわり」の花が侘びしく立っているので
5.6本下の方から切って,細かく切り明日の
「ゴミだし日」に間に合わせるようにした。
まだ「草むしり」もあるが-------。
朝からず-と曇つていて,さっぱりしないい。
昨夜,「カナダ行き」のお友達から,もうすぐなのに
私が何も云わないので,心配して電話をかけて来た。
私も「用意」しなければと思い,あれこれ始めた。

9月7日(日)pm3・30気温26c--湿度70%「冷房なし」

南波先生から昨日連絡があり,
今日の午後来て下さるとのこと。
御主人様がお休みなのでお見えになるそうで
ミ-ちやんは緊張気味......。
緊張し過ぎて「ヘマ」ばかりして
彼氏が『幻滅』を感じる事がないようにと,
更に「緊張」しそうです。
このところ「自信喪失」で
(もともと有る筈がないが)・・・・・。
人間とは「自信」が,有る程度ないと,
ますますダメになるようで
「落込んでしまう」事になるのかな--。???。
ぐっと「話し」が変わるけれど
野球のピッチャ-なんかも「松阪」の様に
殆ど「自信」を持ち続けているらしいから
(本人でないから分からないけれど)
もともと総てが,すばらしいのですが・・・・・。
南波先生御夫妻が見えて話がはずみ,
お勉強は「どうでも良くなった。」
でも少ししていただいた。
先日来た「坊や」にそっくりの素敵な彼でした。
こんなに落着いている事がおかしいほど
素晴らしい「彼」でした。・・・・・。
「彼」(彼)なんて失礼かな?????。
若い時ソ連をシベリヤ鉄道で横断して
東欧までいったとのこと!!!。
それを楽しそうに話すのです!!!!!。
私も,初めて「ソ連」へいった時
日本海を船で渡り「ナホトカ」から「ハバロフスク」まで
鉄道でいったが,この話をきいて本当に驚いた。
ずいぶん永くかかった様です。
南波さんが素敵な人で驚いたが,
彼も本当にお似合いの人でした。
もっと素晴らしい表現がしたいな------。と思うけれど。
この御夫婦は,お互いに束縛する事無く
本当に上手に暮らしている素敵なコンビ・・・という感じ。


その後、南波(彼)さん、バス釣れたかなぁ。

いよいよ、ミーちゃんの日記、今回の分は、
明日で終わりです。
そのあと、また、ここで語られている9月7日の
新しいレッスンのレポートがはじまります。
でも、そんなにがんがんやったわけではなさそう。
それでいいと思うんですよね。
読者のみなさんも、そう思うでしょう?

(そして、明日につづくです)

1999-09-20-MON

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