ほぼ日・デリバリー版。

第51号 ナゾ療法・その6。


こんにちは!!!

日曜日になりました。
ずいぶん長くお送りしてきた
「ナゾ療法」も、今日で最終回なのですよー。

「まとめて見せてください!」
というお問いあわせがとても多いので、
こうして6日連続でドドドッとお見せしました!
もしもたのしんでいただけたら、さいわいです。

では、さいごもたくさんお届けしてゆきますね。







・「ナゾ療法」に
 「水飴+大根」がありましたね。
 うちも同じような
 「咳止め」がありました。
 「はちみつ+ダイコン」で、
 風邪の季節にはジャムの空き瓶に
 刻んだ大根とはちみつを入れて
 冷蔵庫に常備してました。
 大根の水分がしみだしてきたらOK。
 子供の頃夜中に咳き込んでると、
 母親にスプーンでひとすくい
 それを飲まされましたが
 ぴたりととまりましたよ。
 大根臭いので鼻をつまんで
 飲んでいたような記憶があります。

 あ〜、ひんやりしたスプーンを
 ぱくっとくわえた感覚がよみがえります。
 そういえば妊娠中の友人が
 咳で困ってるときにこれを教えたら
 よく効いてすごーく喜んでくれて
 うれしかったなー。
 (kaja)



・ウチの子たちもかつて
 「コレ」で「アレ」を治しました!
 治すのは、「オムツかぶれ」です。
 病院に行く前に姉に相談したところ、
 「いっぺんだまされたと
  思ってやってみ!
  ほんっとにすぐ治るから!」と
 強力に勧められた療法…それは…
 「かぶれているところに、ゴマ油を塗る」
 のです。最初聞いた時は
 「えぇぇーーー??」とか
 言った覚えがあるのですが、
 恐る恐る実行してみてビックリ!
 ひと晩でキレイになったんですよ、
 赤ちゃんのおしりが!

 「ゴマ油」と聞くと、なんだか
 「口に入れる=食用」という感じがして、
 薬として塗る、しかもおしり、という事に
 かなり抵抗があったのですが、
 すべすべになったお尻を見たら
 疑う余地もありません。
 もう、それ以降は
 友人ママたちにも勧めまくりで、
 全員から
 「ホントに効いたよー!!」
 と感謝されました。

 しかし、かなり、においますよ!
 臭いというか、
 食欲をそそられる香りというか、
 そんな時にそそられるというのも
 おかしな感じですが、でも、
 とにかく本人のおしりも、
 お母さんの指もにおいます。 
 (マイコー)



・たんこぶや、打ち身には
 「マムシ酒」です。
 お酒で一杯になった一升瓶の底に
 へびのマムシがとぐろを巻いたのが
 入っていました。(マムシの酒漬け)

 ウチではそれを地下室に常備して、
 打ち身の時などは、そのお酒を塗ると、
 だいたい一晩でよくなりました。
 地下室の暗闇にマムシの目が
 こちらをみているようで
 とても怖かったのですが、
 どの家にもあるものだと思っていました。

 学校でたんこぶが出来た時に
 「家に帰って、マムシ酒塗ろ」と言ったら、
 みんなにびっくりされ、
 「もしかしてウチだけ?」
 と私のほうがビックリしました。 
 (み)



・中国人の御友達が、
 青痣には一晩
 ジャガイモスライスを貼り付けると
 青痣がジャガイモに移る、
 と教えてくれました。
 本当かなぁ。
 (空)



・くしゃみが出そうで出なくて
 気持ち悪かったので、デリバリー版の
 「くしゃみが出そうで出なくて気持ち悪いとき
  お日様をカッと睨みつけ
  頭を左右にブンブン振る」
 という方法を試してみました。
 でも、夜で部屋の中だったので
 蛍光灯を睨みつけて頭を振ってみました。
 やっぱりだめでした。
 本物の太陽でないとダメみたいです。
 曇りの日・雨の日や夜は
 どうしたらいいのでしょうか。
 (猫の娘)



・謎の療法で おじいちゃんが
 「い〜ぼぉ はし わ〜たれぇ」
 と唱えるのがあり、
 そんなの効くの?とありましたが
 効きます!
 小さい頃、足の指に
 大きなイボができた私を
 祖母が近くのお地蔵さんに連れて行き、
 わらを数本供え
 「イボのはし渡れ イボの・・・」
 と3回唱えなさいと言われ
 一緒に唱えました。
 すると本当にすぐ治ってしまい
 子供ながら不思議に思ったものです。
 (ためごろう)



・なくしものをしたら、
 はさみを吊してさがす。
 私の母が実際にやっていたことです。
 (たぶん今でもやっていると思う)
 けっこう全国区のおまじないなのだと
 思っていましたが、もしかしたら
 母が育った東京の下町方面だけかなあ。
 ハタチ過ぎまで実家にいましたが、
 何か「あれ、どこいった?」って
 ことがあるたびに、和室の電灯の
 ヒモなんかに裁ちばさみを結びつけながら、
 こういう突拍子もないことをするんです。

 ものを探すときの
 常識的な発想を転換するから、
 出てくるのかなあ…なんて思っていました。
 けっこう、出てきたものです。
 (パク)



・子供の頃、手の甲に大きなイボが出来て
 なかなか取れませんでした。
 あるとき同居していた叔母が
 「○○ちゃん、イボ取れたろ」
 って云いました。
 見るとイボは取れて
 手の甲はきれいになっていました。
 「どうしてっ」って聞くと、
 「キッチンの下に丸ごと
  入れておいたナスが腐ったから」
 って。それくらい長い時間がたてば
 取れるってことだろうか。フシギ。
 (まつ)



・アメリカではお腹が痛くなったら、
 ジンジャーエールを飲むと
 治まるという話や治療法がありますよね。
 ここでも紹介されたと思いますが‥‥
 それが利いたんです!
 私はアメリカで学生をしています。
 ルームメイトがお腹がいたいのよ、
 と言い出して、飲んでいたのは
 なんとジンジャーエールでした。
 びっくりでした。
 その時、私は正直、
 信じていなかったんです、
 ジンジャーエールがお腹にいいことを。

 でも、自分がお腹に来る風邪を引いた時、
 それは夜中だったので
 誰にもいえませんでした。
 日本にいる親に電話をすると、
 お腹を温めなさいというだけでした。

 その時、私はお腹が痛くて
 寝れない状況だったので、
 温めてもいまいちでした。 

 寝れない夜を過ごして、
 朝、クラスを休むために
 教授にメールを書いていると、
 アメリカ人の友達がメッセンジャーで
 話しかけてきました。

 そして、お腹が痛いこと、吐き気がして、
 明け方吐いてしまったことを言うと、
 友達はジンジャーエール飲めば利くよ!
 と教えてくれました。

 でも、その時の私には
 ジンジャーエールを飲むよりも
 医務室に行って薬をもらいたい気分でした。
 それからアメリカ人の友達と行くと、
 先生は午後から出勤ということでした。
 秘書の人にお腹が痛い‥‥というと、
 じゃあ、ジンジャーエールと、
 トーストと、軽い食事を食べなさい!
 といわれました。

 そして、友達とカフェに行きましたが、
 食欲がなくて、トーストを食べることは
 出来ませんでした。とりあえず
 友達はジンジャーエールを
 2杯飲むことを薦めました。
 そして飲み干し、売店で、
 ボトルのジンジャーエールを1本買って
 部屋でグータラしていました。

 友達は飲む前に、必ず炭酸を抜くこと!
 と言いました。それはなぜかというと、
 炭酸が抜ければ
 ただのしょうが汁になるから、
 利きが早いのよ!とのこと。
 言われたとおりに、ふたを開けて、
 ほうっておきました。
 そして、時々、飲むと、何だか気分が
 前よりは良くなったように感じました。
 ジンジャーエールは冷たいけれど、
 レモンジンジャーティーは
 ジンジャーが入ってるし、
 あったまるからいいわよ、
 とも教えてくれました。

 ジンジャーティーは
 ソニープラザで手にはいると思うので、
 一度、お腹に来る風邪を引いた方は
 是非、ためしに飲んで見てください。
 利きますよ!
 (プー)



・デリバリー版第401号の
 3通のカゼ療法の1つに
 「沸騰コーラ」がありましたが、
 沸騰させる寸前に
 火を止めて飲んでみましょう。
 その前に鍋にレモンのスライス、
 ショウガのスライスも入れましょう。
 療法というより、寒い夜、
 寝る前に飲むと、体があったまりますよ。
 これって昔「アパッチ」という名前で
 喫茶店に出ていたとか‥‥。
 (M)



・私の夫はドイツ人の小児科医です。
 熱が出たときの対処方法で、
 体を冷やすというのは、
 ドイツでは当たり前です。
 子どもが熱を出したら、
 夫は直ぐに丸裸にして、
 (真冬でも真夏でも)様子を見ます。

 高熱のときは、
 冷たい水でぬらしたタオルを
 その子の体中に巻いて、
 ソレがぬるくなると、
 また新しい冷たいタオルに替えます。
 (乳幼児もしかりです)
 日本の額を手ぬぐいで冷やす、
 という要領です。
 病院で入院していても、
 熱が出ると裸にするか、
 タオルで冷やすかで、これは、こちらでは
 全くなぞ療法ではありません。 

 日本人の感覚として、
 なんだかなじみがないので、
 なぞのように思われるのでしょうが、
 ドイツではこうです。
 ところ変われば
 品変わるというところでしょうか?
 逆に夫に、日本では熱が出た時には、
 体を暖かくして
 汗をかくようにするんだよ
 と言ったたら、
 日本人は狂っていると言っておりました。
 (ル)



・こんばんは。
 「目にゴミが入ると舐めてなおす」
 と聞き、懐かしくてメールします。
 目にゴミが入って泣いているとき、
 うちの母もよく目をなめてくれました。
 もしかしたら、
 父も祖母もしてくれたかも知れない。

 あたしが小さな頃住んでいた家は、
 昼間でも薄暗い日本家屋でしたし、
 うちには目薬がありませんでした。

 なめるのが、いちばん
 てっとり早い処置だったのでしょう。
 薄明るい障子越しのあかりとともに
 思い出しました。
 (りさ)



・「あくびをしたくなったときは
  息を吸わない。
  口はあけても息を止める。
  それは風邪ウイルスを吸い込むと
  風邪を引くから」
 という方がいらっしゃいましたが、
 私も、これと似たような理由で、
 風邪予防のために
 実践していることがあります。

 それは、
 「鼻で息をする」ということです。
 たったこれだけのことで、
 かなり風邪を防げます。

 口で息をすると、
 風邪ウイルスが喉を直撃し
 体内に入るので、風邪を引きます。
 鼻で息をすると、風邪ウイルスが
 鼻(鼻の粘膜)でひっかかるので、
 風邪ウイルスの侵入を防ぐことができ、
 風邪を引きません。

 喉は、冷たく乾燥した空気に
 弱いですが、鼻で息をした空気は、
 鼻を通過することに
 より、鼻の粘膜で
 暖かくしっとりした空気、
 喉にやさしい空気になります。

 風邪ウイルスは、
 冷たく乾燥した空気を好むので、
 冬は鼻で息をするに限りますが、
 あまりにも寒くて乾燥した空気だと、
 鼻が痛くて涙がでます。
 そして、混み合った電車等の
 空気の悪い(臭い)場所では、
 鼻で息をするのはツライです。
 が、ここで空気の臭さに負けて
 口で息をしてしまうと、
 この臭い空気こそが
 風邪ウイルスの宝庫なので、
 一気に風邪を引くことになります。
 (ま)



・私が子どものころ、
 父が「まむし焼酎」を作っていました。
 「何にでも効く薬」と豪語してましたが、
 気持ち悪くて使ったことはありません。
 ただ、父がマムシを偶然見つけ、
 焼酎づけにすべく
 捕まえようとして逆に噛まれた時。
 私が「お父さん死んじゃうよ!」と
 大騒ぎするのに対し、落ち着き払って
 「毒は毒で」と言いながら
 「まむし焼酎」を患部に塗っていました。

 まむし焼酎は、
 黒や緑色のスモークがかった
 お酒の空き瓶に入れられてあったものの、
 ばっちりその姿は見えてました。
 いつも、何匹も。
 (さとか)



・最近のナゾ療法は、
 失せ物の見つけ方が多いみたいですね。
 うちの家は、やたらと物を失くす
 おっちょこちょいがいっぱいいる
 家なんですが、誰かが物を失くすと
 「お釜に荒縄を結ぶ」
 というおまじないをします。
 今は「お釜」がないので、
 米を炊く電気釜を
 荒縄で縛ってやります。
 たぶん、かまどの神さまに
 何かしてもらうために
 こんなおまじないができたのかな?
 と勝手に思っているのですが、
 どこが発祥かは不明です。
 ちなみに率先してやっている母は
 大分出身です。
 でも、祖母(大阪出身)が
 先にやっていたような‥‥。
 (千尋)



・タオルを椅子の
 背もたれに巻きつける「儀式」を
 さっそく実践してみたことを
 先日メールした者です。
 なくしていた仕事用の眼鏡を
 一週間も探していたのに、お祈りした
 その6時間後にあっさり見つかりました。
 恐るべし、ナゾ療法。
 これから失せ物をした時には
 ねじり鉢巻をした椅子が
 部屋に鎮座ましますことでしょう。
 (しん)



・母が天ぷらをしていて
 跳ねた油でやけどをしたとき、
 親戚の人が「これがやけどにいい」と
 持って来たのは、ヘビの皮の黒焼きでした。
 私は「えっー?」と思ったんですが、
 母は毎日やけどにすり込んで、
 本当にあとも残らずきれいに直りました。
 (ためごろう)



・小さい頃、蜂にさされると、すかさず
 祖母があさがおの葉っぱをもんで
 傷口に押しつけてくれました。
 たしか、痛みが治まるまで
 傷口に絆創膏で固定していたと思います。
 あまりに普通に行っていた療法で、
 謎だとは思っていませんでしたが
 ダンナがそんな話し聞いたことない、
 というので投稿します。

 あと、我が家には毎月
 「ソバを食べる日」
 (この日に食べるとお金が貯まる)
 などが祖母により決められていました。
 年に一度の「しらあえを食べる日」には
 しらあえを食べた後、家族が順番に
 西を向いて座り、頭にしらあえを作った
 すり鉢をかぶって、その上に
 お灸を据えられる儀式がありました。
 祖母曰く、これで風邪をひかないとか。
 小さい頃は、お灸の火が消えるまでの間、
 すり鉢が重くて支える手が
 だんだんしびれてくるのが苦痛でした。
 我が家では当たり前に
 行われていたのですが、
 これも我が家だけ?
 (うめあや)



・姑が、腋臭の人は、熱い握り飯を
 腋の下に押しあてて後ろむきに投げて、
 カラスがそれを食べたら治る、
 と言いました。
 そんな‥‥と思いましたが
 黙って聞いていた気の弱い嫁でした。
 (まこ)



・目にゴミが入ると
 舌で取ってくれるというお話が
 ありましたよね。
 私にも、その体験があります。
 私の祖母は明治生まれで、
 80歳の天寿をまっとうしました。
 私の目にゴミが入って痛がっていると、
 大きく目を開けさせて、
 あっという間の早業でした。
 ゴミが取れたうれしさよりも、
 その、生暖かい舌の感触が
 忘れられなくって。
 皆さんもいちど是非、
 目で味わってみてください。
 (cova)



・ほぼにちは。
 熱いおにぎりを腋にはさんで投げて、
 それをカラスが食べると
 腋臭がなおるという話、小さい頃
 祖母(大正生まれ)に私も聞きました。
 しかも、そのおにぎりは、かなり
 熱々でないとダメだと言ってました。
 「食べたカラスが死ぬ」とも言ってました。
 意味もわからないけど
 それぐらいしないと腋のにおいって
 すごいんかなと治しかたよりも
 腋臭に感心がいきました。
 (かしわこ)



・現在、アメリカから日本に
 帰ってきている私なのですが、
 アメリカでは、風邪をひいたら
 チキンスープを飲む人が多いんです。
 でも、私の親友のアメリカ人に
 このまえ聞いたら、
 風邪には味噌汁がいいと言ってました。
 確かに同じスープだから、
 体があったまって
 いいかもしれないけれど、
 ちょっと違うんじゃないの???
 (Goofy)



・はじめまして。
 わたしが知っている
 しゃっくりの治しかたは
 ほんとうに効き目アリです。
 逆立ちをして水を飲む、
 というもので実験済みです。

 ラジオで聞いてから、
 いつか絶対にやってみよう、
 と心待ちにしていました。
 子供にしゃっくりがついたので、
 早速実行してみました。
 具体的には、コップに水を入れて
 飲みやすいように曲がるストローを使って、
 壁づたいに逆立ちをさせて水を飲ませる、
 という方法です。
 みごとに完全に止まりましたよ。
 なぜ、止まるのか?というのは
 人間の体がそうなっているからだそうです。
 (やまのん)



・首の骨が一本多いだとか少ないだとか、
 そういう話を聞いて思い出したのですが
 かわいがっていた猫の話です。

 うちで飼っていた猫は
 背骨が普通より一本少なかったんです。
 くろは生まれたときからまぬけな顔の上
 猫とは思えない身のこなしかたで
 動くため、池に落ちたりする
 のろさをもった猫でした。
 そして、そこがかわいい子でした。
 あるとき病気をして
 医者に連れて行ったら
 背骨が足りない事実を知らされました。

 そして医者が言うには
 「背骨の少ない猫は他にもいます。
  そしてそれらの特徴として
  挙げられるのが動きがのろくて
  顔がまぬけなこと」
 だというのです。 

 病気だから行ったのに
 そんなことが判明して
 ふきだしてしまいました。
 体のサイズも小さく、
 よく病気もしたけれど
 低空飛行で15年生きました。
 (まっちゃん)



・私もおねしょを
 小学校高学年までやっていました。
 ほとんど毎日。
 すっかり他人事のように
 デリバリ版を読んでいて、
 ハッと思い出した次第です。
 おねしょって、自宅では仕方ないですけど、
 よそのお家ではちょっとヤバイですよね。
 6、7才の頃、地区の子供会で行った
 キャンプでのこと‥‥。
 母も一緒だったのですが、
 おねしょしないように
 夜中に母と二人でトイレに行ったんです。
 私は半分以上寝ている状態でした。
 先に入った私は外で母を
 待っていたわけですが、
 寝ぼけまくった私はあまりの眠さに
 一人でテントに戻ろうとしたのです。
 一人で夜中にトボトボ歩いて、
 あるテントに入って眠りにつきました。

 トイレから出てきた母は驚いて
 私を探しまくりました。
 子供会以外の知らない人の
 テントも一枚一枚めくっては
 私を探してくれました。
 私は、知らない女の人の
 腕の中で眠っていたのです。

 断片的にですが、私にも記憶があり、
 たまに思い出す笑い話です。
 その後おねしょは、
 母が「猫のくそ」という
 薬草を煎じて飲ませてくれ治りました。
 ネーミングな今ひとつな上、
 非常に苦かったので飲んだふりをしていて、
 だから、高学年まで治らなかったのかもね。
 (む)



・うちの実家の母は、私が小さい頃眠れなくて
 「寝れへん」というと、決まって、
 「泣かしたろか?」といいました。
 泣いたら目が疲れて寝れるのかしら、
 と幼心に思っていました。
 試して貰ったことはないですが、
 みなさん試してみてください(!)。
 (まきぞう)



・うちのおばあちゃんには、
 乗り物酔いにはこれ!!!
 と言って譲らないものがあります。
 それは、「おへそに梅干を張り付ける」です。
 やり方は、乗り物に乗る30分くらい前に、
 おへそを覆うくらいのサイズの梅干を
 バンドエイドで張るだけ。
 これが不思議なくらい効くんです!!
 おへそが赤く染まっても、
 へっちゃらのすけ〜という方には
 おすすめです。
 ちなみに、梅干は硬くて
 しょっぱいものでなければいけないと。
 (風車)



・私が子供の頃の話です。
 石油ストーブにベタ〜ッと
 手のひらをついてしまい
 やけどしてしまいました。
 その時おばあちゃんは、
 私の手のひらに
 "味噌とキュウリ"をのせて
 包帯を巻いてくれました。
 次の日なぜかやけどは
 すっかりよくなってました。
 まさに‥‥ナゾ。
 (れいこ)



・デリバリー版に載っていた
 「ものもらいには涙腺に髪の毛」
 ですが、試したことありますよ。
 職場の先輩がものもらいになって、
 「やってくれ」っと頼まれたのでした。
 初めて聞いたのでかなりびっくりしました。
 バイキンが入りそうな気がしますが、
 ぺろっとなめてからやっていました
 涙腺の穴に突っ込むのは苦労しました。
 コツというか、慣れも必要のようです。
 ものもらいはすうっと引いていきましたよ。
 (か)



・ほぼにちわ。
 クエン酸を聞いたことがありますか?
 外見は白い粉で飲んでいるところは
 かなりあやしいんですけど。
 飲むと不思議と疲れが早くなくなるんです。
 うちのハムスターが弱りかけて、
 なんか変な腫瘍が出来たとき、
 クエン酸をはちみつにまぜて
 飲ませてやったら、治ってしまいました。
 クエン酸。どーぞ、お試しください。
 (匿名希望)



・三年生の次男が風邪薬の箱を見つめつつ
 「パブロンゴールド‥‥びみょう?」
 いやいやそれは微粒。
 ビミョウに効く風邪薬じゃぁ、ねぇ。
 (とよんとよん)



・おねしょや頻尿には、
 「ぎんなん」が良いらしいです。
 身体の冷えを取り、精をつけてくれるので
 「むくみ」にも効くとか。
 「焼きぎんなん」が良いのですが、
 お子さまには香りが障ることもあるし、
 殻付買ってきて炒るのは面倒なので、
 「缶詰ぎんなんを煮物にポイ!」
 から初めても良いのでは?

 私は「明日は冬の野外で立ち仕事」とか、
 「寒い会議室でカンヅメ」等の
 予定があるときは
 「茶碗蒸し」「お吸い物」に
 ぎんなん3個〜5個くらい入れて食べます。

 食べてない時より
 「冷えてトイレが近いぜ」
 って困る確率が減ってるように思います。
 しかし、食べ過ぎると精が付きすぎて
 鼻血を吹くので、ご注意を。
 (k)



・中国内蒙古へ留学していた時のことです。
 モンゴル族の友達が
 いとこを連れて遊びに来て
 夏休みに自分たちの田舎へ
 遊びにおいでと誘ってくれました。
 すご〜く心が揺れましたが
 歯が痛んでいたので、
 夏休みに日本へ帰って
 治療してくると断りました。
 すると彼らはニコニコと、
 「それなら草原の薬草をいぶした煙を
  耳から入れると
  反対の耳から虫歯の虫が出てきて治る、
  だからおいで」と、また誘います。
 虫歯の虫って…?
 彼らの日本語が間違っているに違いないと
 何度も聞き返しましたが
 白くて小さな虫歯の虫が
 出てくるんだそうです。
 好奇心いっぱいの私
 魑魅は興味をそそられましたが、
 自分の身体から
 虫が出てくるなんて恐ろしく、
 やっぱり止めときました。

 今となっては、断るなんて
 全く私らしくなかったと反省しています。
 今度歯が痛くなったら、歯医者ではなく
 モンゴルの大草原に行きたいです。
 (ふいふい)



・先日のナゾ療法に出てきた、
 「探し物は、椅子の
  背もたれに縄をくくると出てくる」
 というのをさっき実行しました!
 妹が去年もらった年賀状が
 見当たらないとだいぶ探してるので、
 さっそく背もたれに、
 縄がないのでベルトをしました。
 するとあれだけ探してもなかったのに、
 棚を確認するとそこには箱があり、
 その中に入ってました!
 ベルトをして、ものの一分!
 かなりびっくりしました!!
 ありがとうナゾ療法!! 
 (す)



・以前に、どなたかが指摘していましたが、
 私も、くしゃみは
 鼻のつけ根をつまんで止めます。
 片手でも止まりますよ。
 ナゾといえば私がこの方法を
 どうして知ったかが謎。

 母によると4才で心臓の手術をした私は
 入院中くしゃみをすると縫ったところを
 痛がっていたそうです。
 しかしある時から必ず自分で鼻をつまみ
 くしゃみを止めるようになったらしい。

 そして両親お医者様看護婦さん
 誰も教えた訳ではなく…
 いまだに不思議です。
 (あ)



・こんにちは。はじめまして。
 以前のデリバリー版の
 「目をなめるお母さん」
 をよんで急に思い出しました。
 うちは、ばあちゃんが、なめます。
 小さい頃ばあちゃんと過ごす
 時間が多かった私は、
 ある時、目にゴミが入って
 痛くて泣いていると
 「どれどれ」とばあちゃんがきて
 目をベロンとなめて
 ごみをとってくれました。

 今思うと「えーっ?」ですが
 その頃は何の疑問も持たず
 ふつうに受け止めていたんだろうなぁ。
 その後も目にゴミが入ると
 ばあちゃんのところに
 タタターッと走っていって、
 「ばあちゃん 目にごみ入った」
 と訴えていました。
 そんなばあちゃんも今は95歳。
 このことおぼえてるかなぁ。
 (あお)






あなたのナゾ療法も、あったら教えてね!
それでは、次回のこのコーナーで、またお会いしましょう!

デリバリー版への激励や感想などは、
メールの表題に「ほぼ日デリバリー版」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2002-12-08-SUN

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