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| 第132号 がんばっている最中に。 (※毎日消えていった、 ここ数ヶ月の「なごみとホロリ」の バックナンバーを、すこしずつおとどけしています。 なお、無料配信・無料登録のメルマガ 「ほぼ日デリバリー版」と「なごみとホロリ」は、 おたがいに、非常に内容が連動していますので、 「ほぼ日デリバリー版」に登録してみてくださいね。 2日に1度の配信で、生活が、更にたのしくなるよ!) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ![]() ●アメリカに着いて数ヶ月が経ちました。 到着直後に走り書きしたと思われる ノートの片隅には 「米国でやっていく自信がない」 とありました。 今では、自分の居場所なりができ、 結果もついてきてくれているので、 昔の自分を、他人ごとのように、 「おぉ、悩んでるなぁ、若人よ」 と振り返る余裕も出てきました。 留学前に気になっていた言葉がありました。 故淀川長治氏の 「困難よ、来い」という言葉です。 困難に立ち向かって乗り越えれば、 困難が大きい分、乗り越えた本人は成長する。 それくらいにしか考えていませんでした。 でも、留学を通じて、 この言葉が独り歩きし始めました。 この言葉の裏に隠されていたのは 「己に困難を呼び込む力」であり、 「呼び込んだ困難に打ち勝つ力」 ではないのか、と思うようになりました。 人間が人生を歩いていると、節目節目で 乗り越えなくてはならない壁が 存在すると思います。 それを意図的に避ける事も出来ます。 リスクを負わなければ 傷つく事もないかわりに、 大きな成長もありません。 しかし、意図的に 勝負を挑み勝つ事ができたら、 自分の勝ちパターンができますし、 負けても、次に勝てる可能性は 飛躍的に高まるのだと思います。 とにかく、自分のように経験がない時は、 「困難を呼び込む」ということから はじめなくてはなりません。 そして徐々に、 「呼び込んだ困難に勝つ力」 を身につけていきたいと思います。 (陽) ![]() ●主人の実家は、創業150年を越す、 種やさんです、野菜の種を作る会社です。 4年前に亡くなりましたが、 当時その会社の会長だった92歳の祖父は、 亡くなる4日前まで、 社屋の屋上のビニールハウスで ピンセットを手に、野菜の花の花粉と 奮闘していました。 そんな祖父を、 ロマンチストと叔父は言ってましたが、 野菜の種にかける情熱は、 最期まで途絶えることはありませんでした。 祖父の”偲ぶ会”では、 競合他社の方々が みなさん集まってくださり、 とても家族的な雰囲気でした。 外資系企業に身を置いていて、 ガツガツと仕事をしていた私からみると、 なぜ競合なのにここまで仲が良いのか 不思議だったのですが、叔父いわく、 「おてんとうさまは一つ、 いいときも悪いときもみな一緒」 そういう気持ちで 商売をしているのだというのです。 この言葉は、ガツンと私の胸に響きました。 自分の気持ちの余裕のなさにも 気付かされたように思います。 祖父から、もっと野菜の話を 聞いておけばよかったと悔やまれます。 それと、最近、少しずつ農業が 見直され始めているのを知ると、 とても嬉しく思います。 今、その会社は、叔父が社長、 その息子が祖父のように、 日々農場で悪戦苦闘しています。 農場焼けしています。 本来、その種やの後継者である主人の父は、 若い頃にアメリカへ渡り、 アメリカで種の研究をして、 結局アメリカの種やさんで仕事をし、 昨年一線を退いたばかりです。 ちなみに、私の主人は アメリカ生まれアメリカ育ちで、 日本へ来て10年と少し、 種とは無縁の業界に身を置いています。 ちょっと残念です。 (真由美) ![]() ●仕事中にがんばることがばからしくなった。 がんばる人とがんばらない人の差が激しく、 しかも適切な評価さえもらえないからだ。 がんばらない人がいても 会社という車は動く。 誰かががんばって動かしているのだ。 私もがんばらない人に なってみようかと思った。 さぞ楽だろうな、 くやしくて泣くこともなくなるだろう、 と思った。しかし、 怠けることを許せない気持ちが叫んだ。 「甘ったれるな」 私は知っていた。 まだ全力でぶつかっていない。 日々死ぬ気で取り組んで、 初めて道は開けるのだから。 そしてそれが他でもない私の仕事なのだ。 (愛) ![]() ●私、10才をすぎるまで インスタントのラーメン以外、 ラーメンというものを 口にしたことがありませんでした。 なので「オバケのQ太郎」で 小池さんがおいしそうに ラーメンを食べるシーンを見るたびに 「あぁ、お店で食べるラーメンは とてつもなくおいしいんだろうなぁ」 と夢見ておりました。 そしていつしか、口の中に 空想のラーメン味を創り上げていました。 そんなある日、ついに来たのです、 ラーメン屋に入る日が! とうとう、あの味が現実のものに!と 心の中では期待でいっぱいだったのですが 親にはそれを悟られないように 振る舞っていたのを覚えています。 が、現実はやはりというか、 想像していた味と全く違って 一口食べたとたん、 肩すかしをくらったような、 そしてとてつもなく がっかりした覚えがあります。 実は、あの頃空想で創り上げた味は 33才になった今でも 思い出すだけで再現できます。 が、文章では決して表現できず、 またそれに近づける調理もできません。 これはもう、一生モノの夢です・・・。 (naka) ![]() ●「がんばらない人になろうかな?」 っていうメールが掲載されていましたが、 私も、実行しかけて、いつもくじけます。 お役所という特殊な環境ゆえか、 がんばる人は、そうじゃない人から 煙たがられるばかりで、 利用されるか、陰口言われるのが関の山。 本気で取り組んだら、 毎日徹夜しても追いつかない内容の仕事。 そりゃ、やらずに済ませればミスも無く (だってしてないことはミスも有り得ない) 人を批判する気持ちも起こらず 安泰にみんなと仲良くお茶して 過ごせるのもわかってる・・・。 でも、そちら側の人に どうしてもなれないんです。 私が好きなあの人も、 やっぱりがんばっちゃう人だからかな? 嫌いな人と仲良くするより、 話するヒマがなくてもがんばってるあの人に ココロのなかでエールを 送っているのがいいのかも。 (ツ) ![]() ●わたし、高知の奥地の奥地の出身です。 うちのいなかは、四万十川の源流。 カルスト台地があります。 大学生の時、村民であることが 非常に誇らしかったんですよ。 みんなから、 「すげー、村民はじめて見た」 とか言われてたし。 でも、人口3,000人を切ったし 合併問題もあるし もう村じゃなくなるし 未来を思うと、なんだか悲しいです。 そういうわたしだって 結婚して、県外に居るんですけど。 いなかのことを思うと、 いとおしい気持ちになります。 (徳) ![]() ●本日、72歳を迎えました。 昨夜息子の嫁から誕生日のプレゼント 用意したとの電話があったので 車で家まで迎えに行き、 スーパーに行き、 喫茶店でケーキセットで ささやかなお祝いの真似事をしました。 思い返せば2年前70歳の誕生日 誰からも気に掛けて貰えず寂しさから ガンジーさんに愚痴りましたら、なんと 糸井さんガンジーさんからメールを頂き 感涙にむせび泣きしたのでした。 息子は親の反対を押し切り フイリッピンの女性と結婚し、 主人はショックで脳梗塞をおこし、 今もリハビリ中で嫁は出入り禁止です。 それなのに私の誕生日に帽子を 贈ってくれたのです。 その心遣いが嬉しくうるうるしました。 少し元気が出ました。 (の) ![]() ●「がんばらない人になろうかな?」 「好きな人もがんばってるからがんばる」 ってメールが「なごみとホロリ」に 掲載されていましたが、いいですね、 好きな人ががんばってるから がんばるって……。 以前は私もそうでした。 好きな人はいつも忙しく 連絡もなくドタキャン、メールをしても 返事は1週間後なんて当たり前。 もちろん、逆もありで なかなか会えませんでした。 でも先月ふられてしまい、 「がんばらない人」になりかけていました。 ところが今は大嫌いな人が 「がんばらない人」で、 SEなのにPCは使いこなせない、 責任転嫁は当たり前、見てるだけでも 腹立たしくて同じ扱いされたくない!と がんばってしまってます。 いいのかな。 どうせなら嫌いな人より 好きな人を理由にがんばりたいです。 (HARU) ![]() ●「がんばらない人になろうかな?」 ってメールが掲載されてましたが、 私から見て姉は、驚くほどがんばる人です。 今日は3連休の最後の日で、 姉の誕生日なのに朝から東京へ出張です。 きのうも会社には行っていたようです。 システム関係の仕事をしている方にとっては 普通のことかも知れませんが、 バイトのみの主婦である私は あきれ混じりの尊敬を抱きます。 サービス残業も当たり前だし、 帰れなくて会社付近の 友達のところに泊るのも普通です。 でも仕事で認められても 体を壊しちゃだめですよね。 今でこそ慣れたのか若返りましたが、 入社後、半年で たっぷり年とった姉の顔は忘れられないし、 ますます濃くなっていくクマ、 起き上がれないほどの腰痛、 ストレスによる胃腸炎、 数え出したらキリがないほどです。 仕事が落ち着いたら 誕生日プレゼントも兼ねて温泉にでも 誘ってみようかな。 息抜きも必要よ、って。 (K) ![]() ●仕事のことで父と話すのは、 そうとう行き詰まった時。 実際見てなくても、私の職場の 足りないところをいつも見抜いて、 いいアドバイスをくれていた父。 今日、退職を目前にして、 うちのボスが とんでもないことをしたんです。 悪気がないのは分かってたんですが、 常識ハズレのひどいことで、 私は被害を受けました。 今夜は気持ちが治まらず、 実家に電話をすると父が出ました。 泣く泣く話すと、 「それはボスが悪いな。 自分の気持ちを 正直に話したほうがいい。 でも、謝ってきたら、 気持ちよく許してやるんだよ」と。 今日の一言で、 「私はお父さんの子どもでよかった」 そう思いました。 (ともみ) (※バックナンバーのつづきは、明日、おとどけします) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ↓デリバリー版の登録フォームは、こちらです! |
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2003-05-25-SUN
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