ITOI
ほぼ日・マーケティング局は
何をしているのか?

「ほぼ日永久紙ぶくろ」(2)

前回(元旦に)darlingから発表があったとおり、
ほぼ日オリジナルグッズ第2弾が決まりました。
「ほぼ日永久紙ぶくろ」です。
紙ぶくろといっても、素材は紙ではなく、
ナイロンをデニムのように編んだ
ナイロンオックスという生地を使います。
名前に“永久”とつくからには、丈夫を目指します。

で、こちらも前回、darlingから発表があったように、
このプロジェクトは師走から動き始めていました。
すでに、業者さんとの2回目の打ち合せが終わっています。

「永久紙ぶくろプロジェクト」で実際に商品を
つくってもらうことになった業者さんは、
表参道の交差点近くにある、
テキスタイルハウスの大島さんという方です。
大島さんは、数多くのグッズを作ってきた方で、
衣類関係にはめっぽう強い。

12月27日(月)2回目の打ち合せ。
場所は、表参道にある大島さんのオフィス。
とあるマンションの1室。
室内の壁という壁には、衣類が吊るされ、
棚には生地の見本や、服がきっちり詰まっています。
ほぼ日スタッフの金澤と西田部長、そして、
大島さんを紹介してくれたIさんが出席。



「ほぼ日永久紙ぶくろ」はここで作られる。
ちなみに、ふたりの女性は、
西田部長(左)とIさん(右)。
ともに紙ぶくろプロジェクトの一員です




テキスタイルハウスの大島さん。
なぜか上機嫌。酒、オッケー



スタッフがぜひ使いたいということで作ることになった
「ほぼ日永久紙ぶくろ」、3色作ります。
同じ大きさ、同じデザイン、プリントの色も同じで、
赤系、青系、黄系のセット
スタッフとしてはこういう袋がほしかった。

で、3種類の生地の色は、
赤、紺、が決定しています。
残る1色は、黄色を作りたいんだけど、
もしかしたら緑になるかもしれません。
なんで決まっていないかというと、
ロゴマークをプリントするインクの色のせいです。



大島さんが用意してくれた生地の色見本から、
赤、紺、黄、緑の生地をえらぶ。
紙ぶくろの把手の色は、プリントするロゴマークの色と
同じにすることにしました



インクの色は、3つの生地に対して1色。
つまり、プリントの色は1色ってことです。
グレー系かベージュ系を考えています。
赤や紺には、合いそうですよね。
でも、黄色にベージュ系やグレー系の薄い色を
プリントすると、ロゴマークが見えにくく
なってしまうんじゃないかという心配があります。
実際に黄色の生地にプリントしてもらわないと、
わからないのです。

大島さんにはテストプリントを頼みました。
アッキィ画伯がデザインしてくれたロゴマークの
版下を作る工程、生地にプリントする工程などで、
仕上がりは、1月半ばになるそうです。
それを見てから、黄色、緑、どちらの色にするか
決まりますが、黄色で問題なければ、黄色希望ですね。

テストプリントができあがったら、
スキャニングするか、もしくはデジカメで撮影して
このコーナーでお披露目するので、
みなさん見てください。

と、同時に、プリントのテストだけではなくて、
実物の試作品も1つ作ってもらっています。
試作品ができたら、すぐに発表しますからね。
そしたら、みなさんに質問したいことがあります。
質問はこれです。
あなたは「ほぼ日永久紙ぶくろ」を、
どんなことに使いますか?
また、
「自分じゃやらないけど、こういう使い方もあるよ」
ということも聞いてみたいと考えてます。
まだ使ってないみなさんに、
想像で使い心地を教えてもらうかもしれません。

では、1週間後くらいにお会いしましょう。
次回は、紙ぶくろの大きさ、
プリントするロゴマークのデザインも
見てもらえるようにしますね。

つづく
(スタッフ金澤)

2000-01-05-WED

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