CAKE
マリーな部屋。

『な〜つ〜や〜す〜み〜』

早々と夏休みをとって、フランスに行ってきました。
ほんとは、もっと遅くとって、人々が
「あ〜、もう休み終わっちゃたぁ〜」
と言ってるのを聞きつつ、
「ヘッヘッ〜、私はまだまだ!」とホクソエむのが
快感なんですが、モロモロ事情もあり、
こんなに早くとってしまいました。
(・・・いまだ、未練・・・)。

で、ものスゴイ一念発起して、
パリに行ってきた! のです。
前人未到に出不精で、向かうトコロ敵無く、
計画性の無い私としては、天が空から降ってきそうな
コトです...。
まぁ、若干、行動力のある進藤晶子チャンという友人に
引っ張られ、もうパリ通になってるだろう雨宮塔子チャンを
訪ねるという目的がなければ、
日本でゴロゴロしてた事でしょう...。
会いたかったし、ね。

で、お菓子なんですけど、住もうかと思いました...。



いい国です。チョコレートが死ぬほど、うまい...。
(大袈裟と思ってもらっちゃ困ります。たまぁ〜にしか、
“死ぬほど”という表現は使わない...否、時々、かな)
しかも、当然のごとくラズベリーをそこココで
売っている...。
ラズベリーですよ。あの、匂いのたまらなくイイ、
見た目がカワイくて甘酸っぱい...。
紀ノ国屋で1箱\1200くらいで(!)売ってる...。
スーパーで1箱15フラン(=\300ってことかな)
で売ってるってコトは、必然的にフランボワーズの
ケーキ類も菓子屋にあふれてるってコトで...。

ありました!、相当。
ラズベリーのタルト、ラズベリーのムース、
ラズベリーのミルフィーユ、ラズベリーの
シュークリーム...。
これだけで、天国じゃあ、ないですか?
あんまりウレシかったんで、
スーパーの果物コーナーの写真を撮ってきてしまいました。



その、ラズベリーのお菓子ですが、どこにでもあります。
私らが立ち寄って、食べて、美味しかったのは
(たまたま歩き疲れて入ってみたら、当たり!
だったんですが)『LADUREE』という、
マドレーヌ寺院の近くにある老舗です。
(なんで“老舗”ってわかったかというと、
ナプキンにFrom 186? 
みたいなコトが書いてあったので。正確じゃないけど)

しかも、そこで、とてもチャーミングなお婆ちゃんを
見かけました。
私達が入って、注文して、食べて、出ていくまでの間、
ずっと一心不乱に食べ続けてました...。
あんまり、気持ち良く食べ続けていられるので、
食べる姿を写真におさめてきてしまいました。



(でも、そんなコトをしてたら、
自分たちを撮る分がなくなり...。
だから、パリに行った! 証拠写真は、
今回ナシです...)。

それから、チョコレートですけれどね、
もう地元のヒトと言っていい(...?)塔子チャンに
イイ店を2軒、教えてもらいました。

1つは、以前バレンタインデー前にココに書いた、
『LA MAISON DU CHOCOLAT -PARIS-』
(あのー、表参道にも支店が最近できちゃって、
ウレシいけど高い...高いけど、ウマい店なんですナ)。

もう1つは、
『JEAN-PAUL HEVIN CHOCOLATIER -PARIS-』
(コレはねー、さすがに日本に無いですよ。
なので、ココのをおみやげにしました、随所に)。

で、どっちがおいしくて、どっちがリーズナブルか
というと...。
う〜〜〜ん、困るな〜〜。
この困り加減はねぇ、モテてもいないのに
告白されたらどーしよー!
って想像したりする、下らない甘やかさに似てますねー。
どっちとも言えないんだよナー...
でも、MAISONの方が、高いかな。
おいしさは、好きずきですね、全く。
私は、両方、買っときます。決められないし。

エッフェル塔の形したチョコがあったんだよナ〜、
相当、欲しかったんですけど\3000くらいしたんで、
あきらめました。
アレひとりで食べたら、満たされるだろ〜ナ〜なんて
今も思い返してます。
まぁ、いいです。

みなさまも、よい夏休みを!
(いいナ、これからで...)。

わたなべ まり

1999-07-31-SAT

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