CAKE
マリーな部屋。

「クリスマスプリン」

えーと、クリスマスですね。
もうひと菓子くらい、クリスマス前に書きますね、
なんて前回言った気がするので、律儀に更新。
(エライ(^_^))
まぁ、お菓子側から言っても
多分この時期は晴れ舞台というか
カキ入れ時なワケだろうし、
素直にやっときましょう、この際。
(半分は、言わなきゃよかった・・・と思ってるけど。)

このストレートな流れで「クリスマスだ! 菓子だ!!」
というとまず『クリスマスプリン』。
ご存じの方も多いかもしれませんが私達の共通認識でいう、
あの“プリン”ではありません。
冷たくてなめらかで、
卵とミルクとカラメルの匂いの広がる・・・
と思うと失望します。
イギリス風を気取った菓子本なんかでは
“クリスマスプディング”とか書いてあります。
なんかねー、作るの1ヵ月くらいかけるそうですよ、
ご家庭では。
(って、どこの家庭だ? と自分でも思ったけど、
海外ね。おおまかに)

レーズンとかナッツとか果物の砂糖漬けとか、
持ちの良さそうなモノ満タンに
お酒をバカがけして作るんだとか。
で、クリスマスから新年越して1ヵ月くらい、
食べるほうもチビチビ楽しむんだとか。
(ウーム、
なんかマズそうな書き方になってしまった・・・)

「なんだ? ソレ」と思ってたんですよ、
小さい頃きいて。
で、ヘンなのーと偏見抱き続けて四半世紀、
食べてみる機会があったんです、今年。
あのね、おいしかったです。結論から言うと。
(何でもウマがる奴だと怒らず、まぁきいて。
確かにめったにマズがらないけどね。)
あんまり食べたことなかった味だったけど、
なかなかヤミつきます。
フワフワと柔らかいとかサクッと香ばしいとか、
お菓子に抱いてる概念をまず捨ててから挑んだほうが、
無難かも。
ドッシリ、ミッシリとした非常に存在感のある食い物です。
確かに1ヵ月くらいかけて少しずつじゃなきゃ、
辛い・・・かもしれません。

以前、ここにも登場した横浜の『喜久屋』という店が、
今年作りました。
この他にも“ミンスミート”という、
これもクリスマスならではのお菓子も並べてます。
“ミンスミート”はねぇ、
う〜ん、パイはパイなんですけどね、
なんて言ったらいいか、これも独特です・・・。
(すごい省略・・・ゴメン、
ちょっと疲れて飽きてきた...)
まぁ、「絶対おいしいからお薦め」
ってわけじゃないジャンルに挑戦できるのも、
そうそうあるコトじゃないし、
イチかバチかのクリスマスってのはいかがでしょう?

Have a very merry Christmas!!
今年も仕事だ!
                           わたなべ まり

 


問合先
『喜久屋』
電話:045-641-0545
住所:横浜市中区 元町2-86
営業時間:10:00〜20:00(19:00ラストオーダー)
定休日:月曜日

1998-12-25-FRI

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