「ウィルを待ちながら」 上演中です

ほぼ日の学校シェイクスピア講座で講師をしてくださっている
河合祥一郎さんの書き下ろし新作劇
「ウィルを待ちながら」を拝見してきました。

舞台稽古のレポートで
「ウィルはウィリアム・シェイクスピアのウィル」と書いてしまいましたが、このタイトルには別の意味も隠されていました!
ネタバレになるので、それが何かは書きませんが、わかった瞬間、なるほど、と腑に落ちました。

伝説のシェイクスピア・シアター
創立メンバーの一人である田代隆秀さんと、蜷川幸雄演出のシェイクスピア・シリーズに数多く出演してきた高山春夫さん。
この2人が、自らの役者人生を重ねながら、シェイクスピアの台詞ばかりで構成されたお芝居をやるのですから、二重三重に味わい深い舞台になっています。

今日の公演には、中井美穂さんも加わってのアフタートークもありました。

ここで明かされた裏話のなかで、おもしろかったのが、
「Gパンシェイクスピア」といわれたシェイクスピア・シアター出身の田代さんは、当時、小田島雄志訳で数多く演じたために、今回の練習で何度も、つい小田島訳が口をついて出てしまったというのです。
「そこ、違います」って何度も言いました、と河合さんも苦笑い。

80年代、小劇場渋谷ジャンジャンで繰り広げられた若者たちの等身大のシェイクスピア。
河合さんは当時学生で
「それを見てました」と言ったとたん、中井さんの鋭いひとことが。
「河合さん、のぼりつめましたねー」。
あこがれの俳優さんたちを演出する立場になったことを指しての発言でした。
これには会場大爆笑でした。

「ウィルを待ちながら」は、こまばアゴラ劇場で18日まで上演中です。

2018/07/12 20:36

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