2種類の酢めし
ふつうの酢めしに白ごまを加えた[A]、
お酢をひかえめにしてごま油を入れた[B]。
手巻きをするのに食卓に出しておくと、
乾きがちになるので、
どちらも「かため」ではなく、ふつうに炊飯します。

材 料
米‥‥‥‥‥
酒‥‥‥‥‥
昆布‥‥‥‥
水‥‥‥‥‥

[A]
 酢‥‥‥‥
 塩‥‥‥‥
 砂糖‥‥‥
 白ごま‥‥

[B]
 酢‥‥‥‥
 塩‥‥‥‥
 ごま油‥‥
5合(まとめて炊いてから半々に味つけします)
大さじ2
枚(5cm ×5cm)
適量


大さじ4
小さじ1弱
大さじ1/2
大さじ1/2


大さじ2
小さじ1弱
小さじ1

つくりかた
米を研ぎ、15分間浸水させ、
ざるにあげて20分おきます。
炊飯器に米、酒、昆布を入れて
通常の水加減で炊きます。
[A]の酢と塩と砂糖、
[B]の酢と塩をそれぞれ合わせておきます。
(白ごまやごま油は最後に入れます。)
大きめのボウルに炊き上がった
ごはんの半分を入れ、
[A]の酢と塩を混ぜたものを入れ、
うちわであおぎながら混ぜます。
白ごまを加えさっくり混ぜます。
2の酢めしを器に盛り、
先ほどの大きめのボウルに
残り半分のごはんを入れ、
[B]の酢と塩を混ぜたものを加え、
[A]と同様にうちわであおぎながら混ぜます。
ごま油を加えさっくりと混ぜます。


2種類の酢めし
青魚とみそと薬味をたたいてつくる「なめろう」を
いかでつくってみました。

材 料
いか‥‥‥
長ねぎ‥‥
みそ‥‥‥
酢‥‥‥‥
刺身用のもの1ぱい(450g・正味250g)
10cm
大さじ1(いかの大きさや、みその塩分によって調節する。)
少々

つくりかた
いかの胴体からゲソを引き抜き、
内臓、骨を取ります。
胴体、エンペラは皮をむきます。
ゲソは内臓を切り離し、
目玉と口を取り除きます。
ゲソの大きい吸盤を包丁で切り落とします。
長ねぎは、みじん切りにします。
まな板の上で胴体、エンペラ、ゲソを
粗くみじん切りにし、
ある程度細かくなってきたら、
包丁でたたくように切ります。
途中でみそ、長ねぎを加えて、
包丁でたたきながら混ぜ、
最後に酢少々を加えさっくりと和えます。



2種類の酢めし
脂身のすくない部位を、下味をつけずに焼きます。

材 料
牛肉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(ランプ、ももなどの赤身)
油‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
約450g(3cmの厚みのかたまり肉)

適量

つくりかた
肉を冷蔵庫から出し、常温に30分おきます。
フライパンを熱し油をうすくひき、
片面を30秒ずつ焼きます。
トングで肉をしっかりはさみ、
ふちも焼きます。
弱火にし、片面3分ずつ焼き、火を止め、
ふたをして10分おきます。
スライスし、
塩・こしょう(分量外)をふります。
別皿に、にんにく(すりおろし)、
塩、ごま油を用意してつけて食べても。


2012-06-04-MON

撮影:大江弘之