21世紀の
向田邦子をつくろう。

■「久世塾おぼゑがき」20号
 GWはやっぱり映画!


今日は5月5日のこどもの日。
ゴールデンウィーク真っただ中のいま、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
(たぶん)天気もいいことだし、
パソコンの前なんかに座ってないで、
元気に映画でも見に行きましょう!

えっ、なんで映画なんだって?
だってあなた、
ゴールデンウィークといったらやっぱり映画でしょう。
もともと「ゴールデンウィーク」は
映画業界から出た言葉。
といってもその昔、
映画がまだ娯楽の王様だった頃のお話。
近頃じゃすっかり大型連休の代名詞に
成り変わっていますが……。

しかしここ数年、
暗い・元気がない・つまんないと、
さんざん言われ続けてきた日本の映画界にも、
ようやっと明るい兆しが見え始めてきました。
例えば北野武や宮崎駿、周防正行といった、
黒澤・小津以降での世界に通用する監督たちの登場。
または決して“アングラ”じゃない
インディ系映画の元気の良さ。
はたまた大型シネコンの普及による
スクリーン数の増加……などなど。

そして一大ブームを巻き起こした
「踊る大捜査線」に始まる
一連のテレビドラマの映画化も、
ちょっとした流行といえるかもしれません。

確かに「踊る大捜査線」は面白かった。
実は僕は映画館ではなく、
今年の元日にテレビで放映したものを見たんですが、
見ている最中に親戚が年賀の挨拶に来るワ、
初詣に着ていく着物の着付けはするワと、
とにかく落ち着かない環境での鑑賞会だったんですが、
それでも見終わってから
「あぁ面白かった」と素直に思えました。

しかし、その後次々と制作されたドラマの映画版は、
必ずしも二匹目のドジョウには
ならなかったといえるでしょう。
それはたぶん
「踊る〜」がテレビドラマの設定を生かした
“映画”であったのに対して、
その他の作品が単なるテレビドラマの
“拡大版”にすぎなかったからでしょうか。

その違いは、おそらく脚本にあるのでしょう。
同じ脚本でも、テレビドラマ用に書かれたものと、
映画用に書かれたもの、
そして舞台用に書かれたものとでは、
それぞれに性質・テンポが全く異なります。

今回『久世塾』の講師陣には、
テレビドラマはもちろん、映画や演劇の脚本も
手掛けられている先生方が揃っています。
テレビを目指す人も。
映画を目指す人も。
百戦錬磨の達人が居並ぶ『久世塾』で、
しっかりとその違いを見極めてください。

それでは。

文責 さとう

★久世塾正式サイトへのアクセスは
 http://www.kanox.co.jp/へ。

2000-05-05-FRI

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