思えば、お国自慢の祭典じゃないか! おらが夏の甲子園。
 

死闘、2回戦! 魔物大活躍!
どうでもいい情報も満載!


♪くーもーはーわーきー、ほにゃららほにゃにゃ〜。
『一塁牽制っ!
 ランナー、頭から戻ります。
 バッテリー、やはり足を警戒しています。
 ここでもう1球牽制。得点差は1点です。
 さあ、バッターはバントの構えです。
 足があがって、おっと、また牽制。
 サインが決まって、まだ投げない。
 カウントワンツー。 さあ、第4球、投げた!
 ああっと、ランナースタート!』

こんにちは、永田です。
いやあ、昨日はたいへんな一日でした。
どの試合もほんとすごかった!
おかげさまで全国からメールが
山のように届いています!
さあ、今日もいってみましょう。
まあ、まずはどうでもいい情報から
はじめましょうや。


甲子園、どうでも情報

ほぼ日読んでずっと気になっていた
「いったんもめん」の‥‥
桐光高校を今日ようやく見ることができました。
「魔物」VS「いったんもめん」の
甲子園版・妖怪大戦争、楽しかったです。
次も頑張れ「いったんもめん」!
「パチンコ大学」もこの後試合ですね。
地盤沈下に負けるな!!
我が南北海道代表・駒大苫小牧は
15日に「サンダーバード」と対戦します。
応援で流れてくるであろう
「ちょうちょ」が楽しみです。
(チョビ@最北端)
なんか、
いろいろと間違っているような‥‥。



甲子園の高校球児たち、
毎年、「石丸くん」って
どこかしらのチームにいませんか?
石丸って名前は「石丸電気」と
「石丸謙二郎」でしか馴染みがないのに、
不思議と甲子園ではよく聞く名前。
「6番レフト、石丸くん」なんて
ウグイス嬢の声に甲子園らしさを感じるのです。
(サチック)
おお、なるほど。
それは、つねづねぼくが提唱している
「バレーボール全日本女子チームには
 いつの時代も必ず杉山選手がいる」
という説に近いものがありますね。
ちなみに、この大会では
広島の高陽東高校に石丸大樹くんがいます。



このコーナーで話題になっている、
バックネット裏のラガーおじさん。
今日もいてはりました。
蛍光色のイエローグリーンみたいな帽子を被って、
今日は水色と白の横ストライプの
ラガーシャツをお召しになっています。
そして今(京都外大西校と関西校の対戦中)
雨が降ってきました。
傘もカッパも、今のところ何もなしで雨中の応援です。
あぁ! その手にはタイガース模様のタオルが!
虎党なんやわ〜と、すごく親近感沸きました。
(りょんりょん)
ラガーおじさん、ぼくも確認しました!
やはりあの人は魔物ではなかったのです!
(当たり前)
で、誰なんですか、あの人?



大学時代の後輩が宮崎にいるので、
17日〜19日にかけて旅行に行ってきます。
下調べもせずに向かうつもりです。
いまのところ「宮崎といえば」で
思い当たるのは聖心ウルスラだけ。
とりあえず、見てきます。
(シゲキックス)
「とりあえず」という理由で
聖心ウルスラをふらりと訪れる観光客が続出。
あなたもですか? おやあなたも?
現地で花が咲く高校野球話。
そんなことになればいいですけど、
「ここかぁー! ‥‥で?」
ってなことになりそうな気も。



昨日の第4試合、
中学まで野球部だった友人と二人で見てたんですけど
やはり昔の血が騒ぐのか試合中しきりに
「俺ならあの球見送った」だの
「俺ならあれ打ててた」だの
「俺でもあれは打てんよ」だの
言ってて面白かったです。
一緒にプロ野球見てる時はあんまり喋らないクセに。
きっと今こういう野球経験者が
日本中で出没してるんでしょうね。
ちなみに昨日だけで
「俺はエンドランでホームラン打った」話を
3回は聞かされたと思います。
(セブンスター)
これ、おかしいわ。目に浮かぶようだわ。
「ていうかさ、もう、
 ぜんぜんタイミング合ってなくて、
 まったく打てる気しなくてさぁ。
 ま、ランナー一塁にいるし、
 ツーアウトだからバントもねえし、
 せめて進塁打だけでも打とうと思って
 いちおうサイン確認したら、
 エンドランのサイン出たのよ。
 やべえ、と思ってさあ。
 だって空振りできねえじゃん。
 しゃあねえから開き直って、
 いちのさんで、ミートだけしようと思って
 ガツンと行ったらドンピシャ。
 こりゃ抜けたと思って全力疾走してたら
 一塁回ったところでワーワー声がしてさ、
 見たら、審判、手ぇ回してんの!
 ホームラン! エンドランでホームラン!」
「‥‥それ、さっきも聞いたよ」
「あれ? そだっけ?
 でも、ほんとにその日は、
 打てる気しなくてさぁ‥‥」
ってな話が何度も何度も。



今日、甲子園の土を
大事そうに袋に入れている選手たちを見ていて、
そう言えば、と思い出したことが。
小学校、ひょっとしたら中学生だったか、
とにかく学校に
「甲子園の土」があったんです。
見た記憶があるんです。
確かアレは体育の先生が浜商出身とかで、
って話じゃなかったっけ‥‥
でもよく覚えてないから、
母親に聞いてみました。
「小学校に『甲子園の土』ってあったよね?」
「校長室に?」
「違う違う、なんか廊下にガラスケースがあって、
 色々展示してある中に、ガラスの瓶に入ってたの」
「ふーん。あんたが子どもの頃のなんか、
 お母さん知らんよー。もう、なくなってるらー。
 あたしらン時にあったなァ、タマだけだでタマ」
「球??」
それは、ウイニングボールとかなのかな、
と思っていたら、
大きくうなずいた母親が笑顔でひとこと。
「黒船撃った玉」
はア?! 黒船ぇ? それはそれでスゴイんだけど、
肝心の「甲子園の土」については謎のまま。
ちなみにその「黒船を撃った玉」は、
母親が子どもの頃、
うちの小学校の校長室に飾ってあり、
博物館なんかにも貸しだされたそうです。
(静岡県・Kon)
く、黒船!
なんだかすごい話が、完全に話が変わってる。
まったくもって甲子園と関係ない。
本日も「どうでも情報」満載でお届けしています。



駒大苫小牧の次の対戦相手は、日本航空高校。
密に私は、選手宣誓対決! と呼んでいます。
春のセンバツは駒苫の林君でした。
そして夏は日本航空高校。
だからなんだ?と言われたら困りますけど。
甲子園入りして、駒苫は暑さに負けぬよう、
ゴハン三杯がノルマだそうです。
(監督がチェックしているそうです。)
外野手の青地君の親戚は、哀川翔さんです。
林君の弟が一年にいます。
以上、どうでもいい情報でした。
(北海道・みか)

いえいえ、これはなかなか
良質の「どうでも情報」ですよ。
注目の選手宣誓対決は15日の第2試合です。
選手宣誓のクジを引き当てるというだけで
二校ともそうとう運はいいわけですから、
あとはこの人がどっちに微笑むか、
というところですね。



あ、ちなみにこれ「勝利の女神」です。
おもしろチアガールじゃありません。




日本航空の生徒はみな将来
JALのパイロットになるのだと
思っていたのですが違うのですか。
(ケムマキ)
こらこらこらこら!
そんなこと言ってると
昨日紹介した日本航空出身の
ダンナさんに怒られるぞ。
いえ! 日本航空出身のみなさん、すいません!
そうです、わかってますとも!
日本航空高校は、JALとは無関係です!
みんな知ってますって!



野球に限らず、サッカーやバレーボールなどでも
過去に1度でも北海道の地区予選を勝ち抜いて
「全国大会」へ出場すると
ユニフォームに「北海道マーク」が入れられる、
と聞いた事があります。
そして、ユニフォームをリニューアルしても
「北海道マーク」は引き継がれていくそうです。
昔、バレーボールをやっていたので、
対戦相手のユニに「北海道マーク」がついていると
「強そおぉっ」と思いました。
(チョビ@最北端)
あ、なるほど。ってことは、
北海道の高校のユニフォームにある
「北海道マーク」は
全国大会出場のあかしなのですね。
でも、デザイン的に
入れたくない場合もあるんだろうなあ。
それでも全国大会に出ると、
強制的に入れられたりして。
たとえば、こんなふうに‥‥。
「や、やめろぉ! やめろー!」
「‥‥ふふふふふふ、
 第三北海道高校卓球部、
 全国大会、出場おめでとう‥‥」
「やめろー! やめろー!」
「‥‥それでは、
 全国大会出場の栄誉をたたえ、
 ユニフォームに北海道マークを入れよう‥‥」
「やめろーー! やめてくれー!
 デザイン的にバランスが悪くなるぅ!」
「‥‥ふふふふふ、それでは、
 右袖のあたりに、栄光の北海道マークを‥‥」
「ぎゃああああ!」
「‥‥ふふふふふ、それでは、つぎ。
 北国商業高校ハンドボール部、
 全国大会出場、おめでとう‥‥」
「や、やめろー! やめろー!」
夜中にオレはなにを書いてるんだ‥‥。



こんばんわー!!
微妙に酔っ払ってますが、
昼間っから缶ビール空けながら
奇跡的に暑さが続く
北海道は札幌から甲子園見ております。
やっとお盆休みも兼ねた休みが取れまして。
3連休です!!!
仕事持って帰ってきてますけど‥‥。
そんな仕事の休憩中、テレビを見れない私は
ほぼ日のこのコーナーで。こちらで!!
今まで毎年毎日欠かさず見ては
盛り上がっていた甲子園を楽しんでおります。
『熱闘甲子園』も終電だと間に合わないんですよー。
どうでも情報‥‥。これありそうで、なさそうですよね。
白い恋人打線は語呂が悪いので却下ですよね!!
あんま食べたことないんですけど。
地元の人って地元の名産品というか
お土産系食べなくないですか?
私間違いなく東京バナナのほうが
食べてる回数多いですよ〜!!
あ、話それました。
友達が地域大会の決勝いってたんですよー。
で、駒大苫小牧の、名前忘れたんですけど。
キャプテンの子かな?
なまらカッコいい!! と絶賛してました。
キャプテンの子じゃないにしても、
カッコいい子がいるのは間違いないです!!
子っていう時点で自分より年下なんですよね‥‥
昼間っからビール飲んでるようじゃ
そうですよね‥‥うわーん!!
いやーだって冷蔵庫に350mlが
1ケース分入ってるんですよ〜。
飲んじゃいますよねー。
東北高校のダルビッシュ君、
2年生のときから
甲子園で投げてるの見てたんですが、
今年は札幌ドームで見てますよー。ウフフフフ。
真壁君も大好きでした!!
北海道の選手は申し訳ないことに知りませんでした!!
いつだったか、その年ご勇退される監督さんが
いらっしゃった高校が優勝したときは
ホントうれしかったです!!
あ、そういえば去年は駒大の優勝が決まった瞬間、
マッハでコンビニ行って酒買ってきて、
それ飲みながらヒーローインタビュー見てました。
そんな甲子園。
今年は飲んだくれて三日間見守りますよ〜!!
‥‥夜は仕事をよっぱらいながらやりますよ!!
酔ってたほうが、
案外いいデザインとか組めそうじゃないですか…
んなわけないですけどね!! キャハー。
もう一本飲んでがんばります
北海道 御嬢がお送りしましたー
(北海道・御嬢)
これはまた、見事な酔っぱらいメールです。
ある意味、完璧です。
ふつう、人は、酔っぱらいながらメールを打ってても
文面はここまでは酔っぱらわないものなのです。
唐突に去年の東北高校の話とかしてますからね。
自分の職業の紹介なしに
いきなりデザインの話とか出てきますし。
「ウフフフフ」とか言ってますし、
「わーん」とか「キャハー」とか言ってます。
おそらく、この人、掲載されたメールを見て
「あちゃあー!」と頭を抱えるはずです。
反省してください。



「せいせいこうぎょうこうこう」問題

「せいせいこうぎょうこうこう」問題。
岐阜県には「大中小学校」があります。
「おおなかしょうがっこう」とよみます。
(ペンネーム、ぎゃんぷ)
もはや完全に甲子園と関係ありません。
だって、これ、小学校の話だもん。
ようするに「大中小」があるってことですね。
ええ、ええ、お約束ですから
いちおうまとめてみますよ。
静岡には「せいせいこうぎょうこうこう」がある。
熊本には「せいせいこうこうこう」がある。
山梨には「こうこうこうこう」がある。
愛知には「こうこうこう」がある。
大分には「ちゅうちゅう」がある。
群馬には「たかたか」がある。
山形には「なかなか」がある。
で、なんだっけ?
岐阜には「大中小」がある、と。



「せいせいこうぎょうこうこう」問題です。
高校ではないのですが、千葉県船橋市には
海神中学校(かいじんちゅうがっこう)、
略して「かいちゅう」と、
行田中学校(ぎょうだちゅうがっこう)、
略して「ぎょうちゅう」があります。
(Jamy)
‥‥‥‥。
はいはい、やりますよ。
やればいいんでしょ。
静岡には「せいせいこうぎょうこうこう」がある。
熊本には「せいせいこうこうこう」がある。
山梨には「こうこうこうこう」がある。
愛知には「こうこうこう」がある。
大分には「ちゅうちゅう」がある。
群馬には「たかたか」がある。
山形には「なかなか」がある。
岐阜には「大中小」がある。
で、なんだっけ?
千葉には「かいちゅう」と「ぎょうちゅう」がある。
‥‥もう好きにしてくれ。
試合いこう、試合!
昨日はものすごい試合が続きました!



東北(宮城県)4−3遊学館(石川県)

宮城県民です。第一試合を見ています。
ドキドキの展開です。
1回、東北が先制したのにすぐ逆転されて、
6回にようやく再逆転!
でも7回、8回と遊学館も簡単には凡退せず
ピンチが続いて、もう心臓が‥‥。
落ち着かなくて新聞の切り抜きを
はじめてみましたが、はさみが震えるので
やめてメールを送ることにしました。
今8回の裏、東北の攻撃中です。
あ、1アウトからヒット! 送って2アウト。
ここで追加点ほしいなあ。あ、残念凡退。
さあ、9回の表、遊学館は4番の鈴木くんから!
がんばれ東北!
ピッチャーは3人目の坂本くんに交代。
鈴木くんがいい当たり! きゃー。
あ、でも加藤政義くんのいい守備で1アウト!
2人目のフライも加藤政義くんが捕って2アウト!
3人目、ゴロでこれも加藤政義くんがさばいた!
さすがキャプテン! 今日はいい守備連発!!
みんないい顔して校歌を歌ってるなあ。
それにしても紙一重のいい試合だった!
はあ、土曜日の朝からもうぐったり。
もうこれで今日一日の任務は果たした感じです。
おやすみなさい。
(なす)
このメール、試合が観てられなくて、
思わず新聞の切り抜きをはじめるところが最高です。
両県のみなさん、朝から観戦、おつかれさまでした。
ところで、東北高校で注目されたのは五十嵐監督。
なんと29歳です! 若っ!



東北高校勝ちましたね!
試合終了後のインタビューを見ていて
「えらいしっかりしゃべる高校生だなあ」って
感心してたら監督でした。笑顔がステキ。
さすが29歳、若っ!!
(なほこ)
若っ! 同様の報告多数!



東北−遊学館の試合を見ていて
「この選手老けてるよねー」と言っていたら、
その次に映ったときに気づきました。
監督さんでした。
「監督だとしたら若〜!!」
私より若いじゃん‥‥。
(ポマー)
「老けてる」から「若〜!!」への
手のひら返しが印象的。



うちの母は、
東北高校の五十嵐監督を見て、
「この子は補欠なのに
 偉そうに指示を出しよるねぇ」
と言ってました。
確かに帽子をかぶってたら
高校生に見えるかも‥‥。
(ぱぴ子)
わはははははははは。
いいぞ、母!



遊学館のマークは
毛利元就の「三本の矢」がモチーフと伺いましたが、
こちら東北高校の校章は
「方重なりて円を成す」でございます。
正方形を二つずらして重ねたマークでして、
このように多くの力が少しずつ重なってゆくことで
円、すなわち和を形成することが出来る
‥‥だったかな。うろ覚えです。
何が言いたいかといいますと、
遊学館マークの精神に似てませんかと。
(宮城県・あきらわん)
目指す精神的方向も似通った両校の対決は
得点差も安打数もひとつ違いの名勝負でした。
そして両校ともにノーエラー。立派です。



桐光学園(神奈川県)3−2聖光学院(福島県)

私の気持ちの中で
準決勝とも言える桐光VS聖光!
実家の聖光を応援すべきか、
現所在地の桐光を応援すべきか、
迷いどころですがちょっと様子見て応援します。
がんばって、どっちも!
(バニラ)
迷う理由はよくわかりましたが、
疑問に思うのはなぜ
「気持ちの中の準決勝」なのかということです。
決勝はどこなのでしょうか?
さて、つぎの方も、
どっちを応援しようか迷っているようです。



聖光学院と桐光学園の試合を見ています。
本籍地が福島、現住所が川崎なので、
どっちにも勝ってほしい‥‥。
ですが、まぁ、どっちでもいいです。
(まいまい)
どっちでもいいんかい!



福島県民です。
聖光学院vs桐光学園の試合、始まってます。
せいこうがくいん。とうこうがくえん。
まぎらわしいです。
アナウンサーが
「せいこうがくえん」とか
「とうこうがくいん」とか
言いまつがえるのではないかと
ひそかに期待中!
(しょうちゃん)
「大会第8日目、第2試合は、
 せいこうがくいん対とうこうがくいんです。
 先攻はせいこうがくいん、
 後攻はとうこうがくいん‥‥いえ、
 とうこうがくえんです。
 せいこうがくいんは神奈川県‥‥いえ、
 神奈川県代表はとうこうがくいん‥‥いえいえ、
 とうこうがくえんで‥‥ええと」
「放送席、放送席、
 こちらは三塁側アルプススタンド、
 とうこうがくえん‥‥いえ、
 せいこうがくえん‥‥いえいえ、
 とうこうがくえんの応援席です。
 せいこうがくえんの応援メッセージを‥‥
 いや、とうこう、せいこう‥‥あの」
「放送席、放送席! 
 こちらは一塁側アルプススタンド、
 とうこうせい‥‥いやいや、
 せいこうがくせい‥‥失礼、あの、
 とういんせいがくえんいん‥‥」
などということにはならなかったようです。
さすがNHK。



福島県代表というと、
ここ10年間は初戦勝ちが1回しかなかったり、
ちょっと昔には神奈川県代表に
20対0で負けたこともあるのです。
だから、なんとなくローテンションなのです、福島。
でもいま、その神奈川県代表と戦っています。
がんばれ聖光学院。
とか言う私は怖くてテレビが見れなくて
メールを書いてます。
どうしようどうしよう。おろおろ。
(みこぴん)
聖光学院が1回戦で快勝したとき、
「どうした福島、
 こんないいピッチャーがいるのに
 テンション低いぞー」ってあおったぼくですが、
そのような過去があったようなのです。
不勉強ですいませんでした。
そういえば、昔、愛工大名電の工藤投手に
ノーヒットノーランを喰らったことも、
長崎の人たちの「苦い記憶」になってましたよね。
そういう、大げさにいうと
「県民の甲子園トラウマ」みたいなものが
いろいろとあるのですね。
しかし、長崎の例をみてもわかるように、
辛酸をバネに強くなる高校があるのが
高校野球のおもしろいところ。
参加校数195の激戦を勝ち抜いた
桐光学園を相手に、堂々たる試合をくり広げます!



大変です! 8回で同点!
おもしろくなってきちゃいました!
聖も桐もがんば!
後半桐が追い込んできてるので目がそらせません。
(バニラ)
あっさり「聖」「桐」と
便利な略称を編み出して呼び分ける
その柔軟性がすばらしい。
ともあれ、試合は終盤、同点!
両県の悲鳴にも似たメールが届きます。



我が地元、福島の聖光学院がついに
8回裏で逆転されました!
もーだめ、見てられないので、
ほぼ日とテレビを半々に見ます!!
(ねじ)
こらこら、テレビはともかく、
「ほぼ日」には即時性はありません。
「せいせいこうぎょうこうこう」問題とか
読んでる場合じゃないですよ!
どっちに転がってもおかしくない、この試合、
試合を決めたのは意外な選手でした。



や、やりました!!!!! 逆転の桐光!!!
今回、初スタメン宮川くんが打ってくれました!
信じてたよ〜!!!!
後1回、魔物がよく働く9回を残すのみ。
まだ、油断はできません。みんながんばって!!
(保)
ああ、それは魔物だったのか、女神だったのか。
ともかく熱戦の決めたのは、
背番号17、初スタメン、
宮川くんのひと振りでした。
その初安打がなんとホームラン。
資料を調べてみると、宮川くん、
地方大会で出場したのは2試合のみ。
1安打しかしてません。
しかしながら、少ない出場機会で
四死球を3つも選び、
犠打をふたつも決めているあたり、
センスのある選手だったのでしょう。
桐光学園、この試合7本めのヒットは
宮川くんのホームランでした。



あああもう9回だよ聖光1アウトだよ!
中盤までは常に聖光が攻めてる感じだったのに、
いつの間にやら1点を追いかける展開に!!
8回の桐光のソロホームラン、
甲子園初スタメン、初ヒットがこのホームランだという
背番号17番の選手、
ホームベース踏んだときもベンチ帰ったあとも、
溢れる喜びを抑えられないって感じで眩しかった!
(ここで当然涙腺スイッチON!)
ちなみに彼、今日の打席は、
相手エラー、死球、四球、本塁打という成績。
なんかある意味すごく充実してるなぁ。
おおお! とか言ってる間に桐光勝利だあ!!
神奈川大会から6試合連続で逆転勝ちだって!!
(静岡県・モカ)
6試合連続の逆転勝ち!
それはちょっとすごいなあ。
あ、あまりの白熱ぶりに、
すっかり言うのを忘れてましたけど、
桐光学園というのは、
いわゆるひとつの「いったんもめん」です。
なんか、ここでは、そう言わないと
話が通じないかもしれないと思って。



‥‥負けちゃいました、聖光学院。
でも、よくがんばったね。
これからも東北新幹線で
グラウンドのそばを通る時には、
ささやかにエールを送ります。
たとえ、応援してる高校が勝っても、
熱闘甲子園で負けたほうのチームの
エピソードを聞くと、せつなくなる。
甲子園には負けて嬉しい高校などないのです。
(ねじ)
言えてるわ。名言だわ。
「甲子園には、負けてうれしい高校などない」



ほぼにちわ。
福島の夏が終わりました。
聖光学院のある伊達町は果物の産地です。
以前の投稿どおり
桃(あかつき)の収穫が最盛期を迎えています。
今年はとても甘くおいしいです。
お届けできないのが残念です。
聖光学院の普通科の校舎はログハウスです。
しかも丸いです。球状です。
田んぼの真ん中にあります。
東北新幹線の窓から見えます。
伊達町は市町村合併により来春からは
「伊達市伊達町」になります。
伊達郡伊達町からの進歩です。
思い返せば2001年夏の甲子園、
聖光学院が初出場したときは、大分・明豊に
20−0で大敗という
「paint it black」したくなるようなことがありました。
あの頃に比べれば大進歩です。
あの山田や里中や岩鬼や殿馬を排出した
神奈川代表にここまで、たったの4年で
ここまで立ち向えることができたのですから‥‥。
昨年は二塁手で出場、
ホームランまでかっ飛ばした舟田投手、
よく頑張ったよ。
ほんと残念だったよ。福島弁全開だよ。
ぐだぐだです。申し訳ありません。
(なみだめ)
しかもその20ー0で負けた高校が、
聖光学院だったとは‥‥。
すいません、試合後に知ったドラマでした。
大記録を逃した1回戦のあともそうでしたけど、
舟田投手、試合後もさわやかでした。
おつかれさまでした。いい試合でした。
さて、この試合も十分にものすごい試合でしたが、
続く第3試合、京都外大西対関西の一戦は、
さらにえらいことになったのです。
予告編代わりに、
こいつの絵を出しておきます。



京都外大西(京都県)12ー10関西(岡山県)

岡山代表関西。
ダース・ローマシュ・匡(たすく)くん。
二人目のピッチャーとしてマウンドへ。
そしてアナウンサー早速言いまつがい。
「ダース・ローマシュ・たくみくん」
ほぼ日読者はいっせいに突っ込んだでしょう。
「たすくだよっっっ!」
(なほこ)
そのような、軽いツッコミがありつつ、
試合は進んでいきました。
京都外大西が初回に2点を先制し、
関西がすかさず2回に逆転‥‥。



家族みんなで応接間で見ていたけど、
用があって2階の自分の部屋に行ったとたん
関西高校に点数が入ったので
「この部屋に居た方が縁起がいいのかも」と思い
そのままクーラーもない部屋でテレビを見ています。
暑いです。そして熱いです。
お互い点の取り合いでドキドキです。
口からランゲルハンス島が出てきそうです。
あぁもう早く終わってくれ。
それにしてもダース君カッコイイなぁ。
(ケムマキ)
観ながら、ついつい、げんをかつぎたくなる。
この気持ち、わかるなあ。
「早く終わってくれ」って思うよね。
ちなみにランゲルハンス島というのは
脊椎動物の膵臓内にある内分泌線組織です。
そんなものが口から出そうなほど
緊張しているということです。
さて、5ー3と関西がリードしたまま
迎えた5回裏、関西の攻撃とともに、
あいつが動きはじめます‥‥。



今、目の前で魔物を見ています。
関西vs京都外大西、5回裏、関西の攻撃です。
アナウンサーが
「このランナーは帰したくないところですね」
と言ったかと思うとランナーは戻ってきちゃうし、
その後は何てことない球だったのに、
1塁手とピッチャーとでお見合い‥‥
ベースカバーがいない!
かと思えば3塁線へのバントが
わきを抜かれてまた点を取られ、
次のバントもとてもいいところに
転がされて手も足も出ない!
見ててつらすぎる〜。
しかもまだアウトカウントひとつもないんです。
もうちょっとの辛抱だぞ、
あきらめるな〜京都外大西。
あ、またタッチアップで1点取られちゃった〜。
(ぞ)
もう、とにかく、京都外大西にとって、
なにもかもが最悪の展開。
関西にとってみると、バントするだけで
どんどんチャンスが広がる状態。
バントで出たランナーをバントで送ると、
それが相手のミスにつながって、
またその走者を送るべくバント、
またその処理が悪送球、という展開。
ヒットらしいヒットは最初の1本だけ。
なのにみるみるうちに4得点。
ええ、もちろんこいつのしわざです。



甲子園の魔物を見ました!!
京外と関西のゲーム、関西の攻撃でした。
確か1回目は送りバント、
2回目は‥‥よくわかりませんでしたが、
とにかく、2度にわたって
バント処理の悪送球があったのです。
そして3回目のバント‥‥。
球をとった後そのまま投げられなかったんです。
「甲子園の魔物を見た!」
と私は叫んでしまいました。
いっしょにスイカを食べていた母に
甲子園の魔物の説明をしましたが、
よくわからなかったようです。
「お母さんは魔物は見えなかった」と言われました。
(じろ)
わははははは、お母さん、最高。
それはともかく、あまり野球に詳しくない人にさえ
「これは魔物だ」とはっきり認識できるほど、
5回裏のこいつはすごかったのです。




フナヒキくん、
こともなげに深いところへ
2打席連続となるホームラン、
でもって守備についたときの鼻がかわいすぎ。
(ふく)
かわいい鼻の話はともかく、
6回裏、船引選手のホームランは効いた。
京都外大西が1点返した直後だっただけに、
ダメ押しの10点目、という感じだった。
ここでちょっと、
個人的な話をすることをお許しください。
連日、この「おらが夏の甲子園」を
編集している私、永田は、
毎日、11時の更新ぎりぎりまで原稿を書いています。
(みなさんからのメールが届いてから書くため)
すると、当然、昼間は眠いのです。
睡眠時間の短さをアピールする新社会人のようで
ひじょうに恐縮ですが、
この1週間、1日2〜3時間といったところです。
で、この6回裏のホームランを観たあと、
ぼくは観戦をあきらめて寝に行ったのです。
つまり、「ああ、こりゃ決まった」と思ったわけです。
京都外大西は魔物に食われたと思ったのです。
つぎの試合に備えて少し眠ろう、と思ったのです。
曲がりなりにもぼくは長く野球を観てますので、
試合の流れはつかんでるつもりでいました。
完全に関西に傾いた流れ。終盤で6点差。
自分の選択がまちがっていたとも思いません。
そして、埋没するように眠りました。
‥‥20分ばかり、眠ったでしょうか。
ぼろ雑巾のように眠っていたぼくを妻が起こしました。
ふだん「ちゃんと睡眠をとれ!」と
口やかましく言っている妻が、
熟睡しているぼくを揺り起こしたのです。
わけがわからず混乱するぼくに向かって、
妻はこう言いました。
「京都が追いつきそうなんだけど、どうする?」と。
‥‥なんだって?!




また、また魔物が活躍しています。
ここ一番、今、今だよってところで
京都外大西がいい感じでヒットを続けています。
二塁ランナーを残して戻ってくれば同点!!!
あ!!!!!!! タイムリーだ!
うわっ! 同点だ! すげー!!!!
3番4番5番がみんなタイムリー。
こんなことって、
こんなことがあるってことは知ってるけど、
やっぱりあるんだーーー! すげー試合だ!!!
どうなる????
(ぞ)



うぁぁぁぁ同点!! 動転!!
恐い!! 恐いすぎる!!
チャンネル変えたい!!!
ハンス島が出る!!!!
(ケムマキ)



昨日から大阪に遊びに来ているのですが
勢いあまって甲子園に来てしまいました。
関西勢だらけの試合とあって超満員!
っていうか
今京都と関西が同点にーッ!
うーわーこれがうわさの魔物!?
すごいすごい鳥肌ぶわーです!
(ゆき)



外大おいついた〜!
ぎゃ〜! 見てられへ〜ん!
大西さん助けて〜!!!
(tani)



関西ー京都外大西、地元岡山のテレビ局は、
応援の中継のとき、対戦相手である
京外大西のアルプス席の
可愛い娘ばかり映しているような気がする‥‥。
関西、男子校だから気持ちはわかるけどさあ。
ってなことを書いてたら、
いつのまにか同点に‥‥!!
ぎゃああああ!!
ダース、がんばれ!!
(魔子)



今日の魔物は本当に大忙しです。
お盆だというのに。
関西vs京都外大西。今9回表。
5回裏に6点ビハインドだった
京都外大西がついに2点の勝ち越しです。
5回裏の京都外大西の守備の失策と
同じようなことが9回表の今、関西におきています。
ついにダース君降板。がんばった。
まだまだ最後までわからないぞ。
今度は、あきらめるな! 関西高校!
(ぞ)



やりました!! 京都外大西、逆転です!!
8回で6点差、これはもうダメかな〜と思ってしまい、
部屋の片付けなど始めてしまってたのですが、
それどころではなかった!!
まさかの同点でぞわぞわぞわ〜と
鳥肌を立てているところ。
奇跡起こったよ!! 魔物が、魔物が出たよ!!
思わず涙。
あ、更に2点追加!! 勝ち越した!!
やったーーーーーー。
ああ、関西の投手が泣いてる!!
泣かないでーーー(また涙)。
もうどっちを応援したらいいのか、
わからなくなってきました。
あ、そうこうしてるうちに終わっちゃった。
京都外大西も関西も、いい試合をありがとう。
(大阪在住のぽんぽん)
もう、なにしろ驚きました。
びっくりしました。
眠気、吹っ飛びました。
いえ、甲子園ファンとして、
大逆転は何度も観てるんですよ。
でも、そういうときって、なにかしら、
「逆転の予感」みたいなものがあるんです。
今回、完全に関西の流れは死んでるように見えた。
いただいたメールのなかに、
「こんなことって、
 こんなことがあるってことは知ってるけど、
 やっぱりあるんだ!」という、
まるで『となりのトトロ』のメイとさつきの、
「夢だけど、夢じゃなかった!」を
思い起こさせるような、
すばらしいフレーズがありましたが、
ほんと、こういうことってあるんだなあ。
野球ファンとして、まだまだ未熟でした。
あらためていま宣言させてもらいます。
「甲子園には、
 棲んでる棲んでると思ってたけど、
 やっぱり魔物が棲んでいる」!
両校の選手には、
すごい試合をありがとうと言いたいです。



京都のものです。
京都外大西×関西の試合、すごかったですねえ!
もう関西がすごいすごい。外大西がすごいすごい。
全く目がそらせませんでした。
我が家はマンションです。
窓をあけて観戦しています。
8回表、「ぎゃーーーーーーーーやったーーー」
と叫ぶ私の声にかぶせて、
隣近所の皆様の大歓声。びっくりしました。
外大西の校歌が流れる今、まわりからも
すすり泣きが聞こえています。
「よくやったなぁ‥‥」というおじいちゃんの声も。
それを聞いて、また涙した私。
住人が一つになった瞬間でした。
(まーちゃん)
ふだん、あまり物事に動じない、
京都の人たちもこの熱狂。



6点差がついていながらも
集中打でゲームをひっくり返した京都外大西、
鳥肌が立ちました。
監督さんがしきりに「素晴らしい」という
言葉を使っていらっしゃいましたが、
ほんとに「素晴らしい」ゲームで、
見ごたえがありました。
監督さんはこの夏で勇退することが
決まっているということですが、
一試合でも長く
選手と一緒に過ごしてほしいと思います。
(sun)
三原監督の勝利監督インタビュー、
感動的でした。



1年生投手と交代するダース君。
マウンドを降りるまでは
見たところ普通の表情でしたが、
ベンチ脇でキャッチボールを始めた途端
何か糸が切れたかのように表情が崩れ、
あとはずーっと号泣。
あの場面は相当胸に突き刺さりました。
聞けば2回からのロングリリーフだったようで。
試合終了の号令がかかり、
両校選手が中央に集まる時も
ダース君は嗚咽のあまり動けず、
関西のキャッチャーが
ダース君の体を支えるようにして整列していました。
勝った京都外大西の素晴らしい攻撃も
ダース君のあの涙も
とても甲子園を象徴してるように思えました。
(セブンスター)
あそこはNHKの放送スタッフに拍手です。
冷静にキャッチボールでクールダウンしていた
ダースくんが、自分の拳で、
自分の頬に軽く一発、パンチ。
「なにをやってんだオレは!」というように。
そこから、みるみる表情を崩すダースくん。
駆け寄ってくるキャッチャー‥‥。
もちろん、負けたダースくんの姿を追うことは
残酷だという意見もあるのでしょうけど、
2年生の彼があそこからどう変わっていくのか、
ぼくはとてもたのしみになりました。



京都外大西対関西の試合を
一塁ベンチ裏で観戦しました。
ゴローちゃん、ほんとうによく頑張りました。
打たれたり、エラーが続いたり、
魔物がちらちら見え隠れしていましたが、
毎回、ニコニコと一塁ベンチへ戻ってくる
ゴローちゃんの笑顔と、
主将の西下くんの常に明るい声掛けで、
魔物を消し去り、
苦しい場面をみんなで乗り切りました。
そして、勝利の女神を引き寄せました。
京都大会ではチーム打率が低かったのに、
今日はなんと19安打。
ショートの薮内くんは、
京都大会では1割なかったのに、
甲子園に来てからは、2試合で8割。ミラクルです。
これぞ「三原マジック」。
試合後、ウィニングボールを
三原監督にプレゼントしているとのこと、
一つでも多く、プレゼントしてあげて下さい。
追伸、
京都外大西の応援曲は、すべてオリジナルです。
(京都・ひょん)
甲子園球場からのレポート、
ありがとうございます。
大逆転の京都外大西、つぎの相手はなんと、
6試合連続逆転勝ちの
「いったんもめん」こと桐光学院と
ベスト8をかけて対戦します。
いまから、すごい試合になりそうな予感がします。
この人は、どちらの高校に微笑むのでしょうか?



さあ、続く第4試合も好カード。
あの藤代高校と、大阪桐蔭の対戦です!
頭を切り換えて、振り返ってみましょう!。



大阪桐蔭(大阪府)8−1藤代(茨城県)

大阪生まれ、大阪育ちのコテコテです。
なんで大阪桐蔭の情報が少ないんやっ!?
今日はビシバシ応援すんでー。
でも相手がほぼ日アイドルの藤代‥‥。
あ、あかん、なんか全国を敵に回してる感じや。
(大阪府・やーと)
わははははは。
大阪の人からのメールはこう、
必要以上ににぎやかに登場して、
たいした情報もなくしゃべって、
へなへなと去っていくという
見事な芸風があるようです。



生まれて初めて
自分の地元の高校を100%応援しきれません。
ほぼ日のせいです。
こんな大阪人が一体何人いるんでしょう‥‥。
(大阪府・ぽんぽん)
優勝候補だけど、1回戦は
スキッと勝てなかった大阪桐蔭。
一方、あまり期待されてなかった初出場校だけど、
1回戦で名門柳川を延長戦で破った藤代。
おそらく全国の多くの甲子園ファンが
番狂わせを期待していたのでしょうけれど、
大阪桐蔭が見事に実力を発揮した試合となりました。



大阪府民の者です。
2003年、阪神が優勝してから
めっきり野球好きになってしまいました。
2005年は「おらが夏」で
高校野球にまでハマッてしまいそうです。
ということで。今日の第4試合はすごかったー!!
我が大阪府代表の大阪桐蔭が、
「おらが夏」のアイドル藤代との対決!
地元か、それともパチンコ大学(もとい藤代)か‥‥。
迷いながらもここは大阪府民として大阪桐蔭を応援。
するとイキナリ1回に先制点!
さらに3回に連打で3点追加! やった!
そして4番平田君にも待望のホームラン!
しかも3ラン!!
‥‥ん? つまり7対0?
え、ちょっと頑張りすぎじゃないの?
もう少し楽にさ‥‥って、
あ、やった! 藤代、満塁だ! 打て――――!
何とか1点でもとってくれ!!
「‥‥ダメかぁ」
そこで母が、
「あんたどっち応援してんの?」と。
やっぱり片方だけなんて無理ですって。
両方応援してしまう気持ちがよくわかりました。
最後は3者連続三振。
8対1で大阪桐蔭が勝ちました。
辻内君の19奪三振はすごい!
(こみえ)
これまた見事なボケと見事な母ツッコミ。
大阪桐蔭、強い!
と思わせる試合でしたが、
藤代ものびのびとプレイしていたように見えました。



ああ、藤代負けちゃいましたね‥‥。
ここで藤代の話題を読むたび、
胸キュンになっていたのですが。
大差だったけど、試合中に選手たちが
ニコニコ試合をしてくれてたので、救われました。
彼らにありがとうって言いたいです。
(たま)
ありがとう、藤代。
「おらが夏」のアイドル校、
2回戦で散りました。



大阪桐蔭の辻内くん。
初戦は荒れてしまいましたが、
今回は本領発揮のすばらしいピッチングでした。
‥‥と言いたい所ですが、
初戦のあの荒れっぷりも彼の本領でもあります。
なにせ昨年秋の近畿大会では
コールド負けも経験しちゃってますしね‥‥。
地元大阪でも
「1年の中田の方が安定しとるしえぇで」
という声もありますが、
やはりエースは辻内くん!
『なにわの四天王』『超高校級』などと
大げさに言われるわりに制球に難ありで
いざ投げてみると
「あれ? うそ?
 めっちゃ点取られまくってるやーん!!」と
意外性を発揮してくれるエース。
そして、そんな精神面がちょっと弱くて
四球が止まらなくなっちゃったあげく
「こんなんで大丈夫やろか」
と落ち込んでしまうエースを、
「荒れるのも持ち味」
「四球はいつものことやろ」と
クールなんだか暖かいんだか分からない態度で
支える監督&チームメイト。
次も、荒れることは気にせず、
思いっきり投げてほしいです!
もし派手にやらかしちゃっても、
きっと中田くんが何とかしてくれるし!
(Kai)
このメール、すばらしいですね!
やっと大阪桐蔭がどういうチームだか
わかったような気がしました。
とかく、新聞報道などを見ると、
「江夏の再来辻内、156キロ!
 通算本塁打記録66本!
 清原を超えた男、平田!」
というものばかりで、
短絡的にKK時代のPL学園のような
チームを想像してしまいがちだったんですけど、
ちょっと違うんですね。
どんな記事よりも大阪桐蔭の本質を
わかりやすく表しているレポート、
どうもありがとうございます!



藤代高校の卒業生です。
藤代、見事な負けっぷりでした。
奪三振タイ記録にも貢献!
でもそんなところが
藤代高校っぽくて憎めないです。
甲子園の魔物は、第3試合で力尽きたとみた。
でもほぼ日で
応援していただけただけでもうれしいです。
ところでさんざん話題になっていた
パチンコ大学ですが
何年か前にビックマーチ藤代店に
変わってしまっていたそうです。
私も知りませんでしたが、
今日地元の友人の家に
テレビ観戦に言って知らされました。
負けたことよりこっちのほうが
ショックだったりします。
今の藤高生の進路は、パチンコ大学ではないのです!
ウソの情報送ってしまいすみませんでした。
ちなみに私の住む松戸市には、
ラーメン大学があります。
食べたことないのでおいしいかどうかは知りません。
それから、つるべ寿司は、サビ抜きで頼むと
わさびたっぷりで出てくるそうです。
わさび好きの方はぜひサビ抜きで注文してください。
甲子園はまだまだ盛り上がりそうですね。
まだまだ目が離せません。
(ひよっこ)
ああ、いちばん最初に
藤代情報を投稿してくださった方ですね。
たしかに、見事な負けっぷりでした。
甲子園での2試合、どちらも記憶に残るものでした。
そして、見逃してはいけないと思うのですが、
湯本五十六投手、強豪、大阪桐蔭相手に
堂々の奪三振10です!
両チーム合わせて29個の奪三振ショーは、
おそらく今後ずっと甲子園を観続けたとしても
二度と観られるか観られないかといくらいの
すごい記録だと思います。
パチンコ大学がなくなっていたのは、
ぼくもちょっとショックです‥‥。



その他の高校情報

静清工業のショート、杉山将選手のお父さんは、
隣町焼津でちょっと名の通った
「カンパーニュ」というパン屋さんを経営していて、
静清工業にもパンを届けています。
そのパンの中でも野球部に届けられているのは
「激練パン」。
激しい練習に負けないように
こんな名前がつけられています。
地方大会で優勝を決めたとき静清工業の応援席から
選手たちに掛けられた声の多くは、
「おめでとう」ではなく「ありがとう」でした。
杉山選手のお父さんも杉山選手に
「ありがとう」と声を掛けたところ、
返ってきた言葉は
「ぼくを野球に導いてくれてありがとう」
だったそうです。
頑張れ杉山選手! 頑張れ静清工業!!
(はる)
「激練パン」!
前半の「激練」という強い造語と、
後半の「パン」という
なんとも牧歌的なカタカナ二文字との
ギャップが印象的です。
そして、父と子の、いい話もありがとう。



愛媛県大会予選開会式の県知事の挨拶によると、
「愛媛県勢の甲子園での勝率は全国1位」だそうです。
その言葉に、スタンドも、
整列していた選手たちもどよめきました.
すごいぞ愛媛、ファイトだ済美!
(愛媛県・コジヤン)
おお、さすが野球伝承者、正岡子規の出生地。
たしかにどこが出てきても強い印象があります。
続いては、もうひとつの四国勝ち残り校、
徳島県代表、鳴門工の情報。



鳴門市民です。
四国勢、鳴門工業対丸亀城西だと
なんか(共食い)のようで
もったいない気がしました。
そして祝・二回戦突破!
少ないですがなけなしのネタを送ります。
・学校の周りはいも畑(ちなみに鳴門金時)。
・敷地内にワシントン椰子がたくさん植わっている。
 校門脇の1・2本が茶色く立枯れてしまい
 なんとも不吉だったが、最近撤去されたもよう。
・OBに現在ロッテでバリバリ活躍中の里崎捕手。
・長崎代表・清峰の監督さんがチーム強化の為、
 練習を見学に来た。そのハードな内容に驚き、
 選手達にも合同練習をさせたらしい。
・チャリで3分くらいのところにある
 総合運動公園では、
 今期J2入りした「ヴォルティス徳島」と
 四国独立リーグの「徳島インディゴソックス」の
 ゲームが行われている。
 今回の甲子園出場も相まって
 急にスポーツが盛んな雰囲気に。
(satty)
まわりはイモ畑だが、
敷地内にはヤシの木が‥‥。
なんとも無国籍なイメージです、鳴門工。



花巻東と樟南の試合の情報が
まったく寄せられていなかったなんて、
ちょっとショック!
あわててメールしているけど、遅すぎたかなぁ?
岩手県出身なので、花巻東を応援していたけど、
がんばっていましたよ。
最初からリードされていたけど、
なんとか食らい付いていって、
ナインもいい表情でプレーをしていました。
岩手県の代表はなかなか勝てません。
優勝まで望んでいるわけではないけど、
一勝、一勝が、相当にうれしいです!
来年は「きゃ〜っ!」と叫んで喜びたいな。
岩手県の高校球児、がんばれ〜!
(ピロミ菌)
昨日、花巻東と樟南の試合に
情報が寄せられなかったことを気にして、
たくさんの方がメールをくださいました。
なかには「すいません!」と
謝られる方もいたりして‥‥。



樟南(鹿児島)の試合に
な〜んにも寄せられなかったとは残念‥‥と思い、
遅ればせながら、情報?を。
テレ朝系列地方局はそれぞれ、
応援実況ってするんですよね。
鹿児島はその応援実況で超有名な
「これえだ」さんというオジさんがいます。
地元の人でもたまにわからないくらいの鹿児島弁で
絶叫して解説というか応援してます。
そのオジさんの解説で甲子園を見るのが、
毎年非常に楽しみなんです。
鹿児島弁の面白さだけじゃなく、
まるでテレビの前で親戚のおじちゃんが
ビール飲みながらうなってるような
親しみやすさが、とっても良いです。
しかし、熱すぎる郷土愛と力の入ったテンションは、
対戦相手の局より苦情が来て、
お休みしていた年もありました。
その年の寂しかったこと。
今年の夏もこれえださんの実況を長く聞きたいです。
(かごんまっこ)
愉快な実況の情報もさることながら、
個人的な知り合いに、
「鹿児島出身のこれえだ」がいるので、
こりゃひょっとして親戚?
と思っちゃいました。
きっと「是枝」って書くんですよね?
そのほか、あわてて
樟南ー花巻東のレポートを
送ってくださったたくさんのみなさん、
どうもありがとうございました。



私の甲子園

今年の甲子園の開会式で
歌っていたのは大阪の高校生です。
3校合同演奏で前の投稿でもあったとおり
今でも報酬としてカレーライスが食べられ、
ジュースも貰えます。
また合唱隊のユニフォームである
ポロシャツと帽子ももらえます。
開会式当日はその格好のままウロウロしているので、
よくプラカードの子と間違われて声を掛けられます。
前日のリハーサルにも出れて、
開会式では選手がすぐ近くという
特典(?)がたくさんあります。
閉会式でも歌うので良かったら
注目してみてくださいね!
(大阪府・エリカ)
へええええ、
いまでもカレーライスがもらえるんですね!
コーラス隊のごほうびはカレーライス。
なんだか素敵な伝統だなあ。
貴重な情報をありがとうございました。。



いつのことかわかりませんが、
ずいぶん前
(20年くらい前かもしれません)の話です。
対戦していたのは、たしか、
浜松商業(静岡)と瀬田工業(滋賀)。
浜松商業は、これまでほぼ1人で投げてきたエースが
途中でケガで投げられなくなってしまい、
2番手投手も調子があがらず、
試合は瀬田工業が大きくリードしていました。
浜松商業の守備の時間がずっと続き、
グラウンドの選手も
集中力を欠いているように見えました。
そのとき、主審がタイムをかけて、
グラウンドの浜松商業の選手を集めて、
少し時間をかけて何か話をしました。
その後、試合そのものはそのまま終わりましたが、
浜松商業の選手は普段の動きを取り戻し、
試合が引き締まったように思われました。
審判は、浜松商業の選手たちを
激励することはできなかったと思います。
でも、「ちゃんと試合をしよう」くらいのことは
言ったのかもしれません。
プロ野球などと違う高校野球のよさが
見えたような気がした試合で、印象に残っています。
ちなみに、そのときに瀬田工業の投手で、
顔がセンターのカメラに写るほど
体をひねって投げていたピッチャーが、
今、セ・リーグで審判をしている
橘高さんだったと記憶しています。
(はるひこ)
わあ、これ、しみじみと、
すごい話ですねえ。
主審が選手を集めて話をする‥‥。
いまだとたぶんありえないことなのかな?
どうなんでしょう。
いいお話を、どうもありがとうございました。
さ、ぬばたまのさんの甲子園レポートです。
昨日の土曜日は、ぬばたまのさん、
とうとう球場に足を運んだみたいです。
大阪桐蔭の人文字応援や
藤代のブラスバンド情報など、
生の情報をおたのしみください。



みなさんからの投稿を
お待ちしております!
投稿はこちらからどうぞ!

甲子園球場へいらっしゃるなら。
byぬばたまの

古くから続くコーナー
「今日のダンナ」の常連投稿者として
一般の読者にもファンの多い「ぬばたまの」さん。
なんでも、甲子園球場のすぐそばに
住んでいらっしゃるということで、
甲子園球場周辺のレポートをお願いしちゃいました。

第16回「8月13日の第4試合を観て」

永田様、みなさま、こんにちは。
永田様の予言どおり、8月13日(土)の試合もまた
すばらしいものでした。

8月13日(土)午後。
第3試合の終了を待っていたかのように
大粒の雨が降り出しました。

国道43号線高架下には
長い列ができていました。
第4試合を中央特別自由席や一・三塁特別自由席で
観戦しようとする観客の列です。
入り口に一度に殺到して事故が起こったりしないよう、
多くの警察官の方が
その近辺で警護に当たっていました。
球場外壁に沿って一塁側へ回っていくと
一塁側のアルプススタンド入り口にはすでに
満席と赤い字で書かれた札がかかっていました。

一塁側外野席入り口前を通り過ぎ
三塁側外野席入り口から
球場内へと入りました。
入り口通路の突き当りには
緑と白の制服を着た係員の方が
球場に背中を向けて
観客の誘導に当たっていました。
これだけグラウンドに近いところにいながら
試合の様子を見ることなく
観客を見守る係員の方々。
熱戦を陰で支える方々です。

スタンドへ上がってみると
上から人が降ってくるのではないかと思うくらい
ぎっしり観客で埋まっていました。
雨は幸いもう止んでいました。

大阪桐蔭の人文字については
おそらく多くの報告があると思います。
すばらしい人文字でした。
5回が終わってグラウンド整備が行なわれている間も、
大いに目を楽しませてくれました。
7回裏、藤代が自校に向けエールをきっているときには
「フレー」という文字。
さらに藤代からのエールを受け
漢字で「藤代」という文字が浮き出したときには
3塁側アルプススタンドからも外野席からも
拍手が沸き起こりました。

そして藤代。
点差がどれだけ開いていても
応援団は最後まで背筋を伸ばして
懸命に応援を続けていました。
ブラバンは曲によっては
踊りながら演奏をしていましたが
終盤になってもリズムが乱れることなく
厚みのある美しいハーモニーを響かせていました。
藤代のリズムセクションは
確かアンサンブルコンテストで
県代表になったほどの実力派集団。
リズムセクションのみならず部全体としても
県吹奏楽コンクールで
何度も金賞を受賞しているようです。
甲子園球場でもその実力を発揮していました。
踊るブラバン、もっとみていたかった。
きいていたかった。

試合が終了し大阪桐蔭の校歌が流れている間
1塁側アルプススタンドからは大きな歌声がきこえ
3塁側アルプススタンドからは
その歌声に合わせ大きな手拍子がきこえました。
校歌の後、両校応援団は
アルプス席の撤収作業及び
清掃作業に取り掛かっていました。

スタンドを降り建物の外に出ました。
ごったがえす人の波にもまれながら
売店を見てまわり
国道43号線の高架下にたどり着きました。
バスが4台停車しています。
応援バスは基本的には団体専用のバス駐車場発着ですが
どうやら楽器運搬等に関与するバスについては
特例として高架下での発着可の様子。
バスを遠巻きにして沢山の人が高架下に集まっています。

4台のバスのうち先に出発したのは藤代高校の2台。
バスの中から手を振る藤代高校。
バスの外から手を振る大阪桐蔭高校。
高架下を出たバスは向きを変え側道に入り
拍手に送られて出発していきました。
すばらしい応援を見せた両校応援団は
最後まで爽やかにお互いの健闘を
たたえあっているように見えました。

お盆で道路は渋滞しているようです。
事故などありませんように。
無事に来場し無事に帰着できますように。ではまた。
(ぬばたまの)
Illustration:澤田 圭
2005-08-14-SUN
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