しびれる。しびれます。
中学生の恋。
現在高校生と中学生。
そうだよね。
ずっと好きだったんだぜ。
いま、告白しちゃだめ？
いや、いや、ふたりにまかせたい。
ずっと好きだったんだぜ。
あああああ、青春！！

わー、青春！
なんというういういしさ！
そりゃあ斉藤和義さんだよねー。
よみがえる１６歳だよねー。
これがもっとオトナになったら
このシチュエーションでの恋歌は
中島みゆきさん（工藤静香さん）の
「慟哭」になるところだけど！

こっそり保護しているメールかー。
手紙ジェネレーションはブツが残るけど
デジタルデータは突然消えるから
コピーしとくといいですよ！

以前、恋の定義について
「床をのたうちまわるくらい
　好きだったら、恋。」
というのがありましたけど、
この瑞々しい投稿では、
「人生で初めて
　ご飯が食べられなくなりました。」と。
ああ、それは、恋ですね。
初恋認定です。

そして、大人にとっての１歳、２歳は
ないも同然の年齢差ですが、
「中学生」と「高校生」のあいだの数年は
恋する当事者にとって
果てしないとも思えるほど
広い溝であるということも、
このコンテンツを通して知りました。

よい恋をしていて、
変な言い方ですけど、
うらやましいと思いました。

恋歌くちずさみ委員会は最初、
「40代の40代による40代のためのコンテンツ」
と銘うってスタートしました。
ぼくら４人、
同世代からの投稿じゃないときちんと共感して、
正直なことを書けない気がしたからです。

ところが、ねぇ、
世代の壁なんか軽くこえて、
こんなにみずみすしい投稿が届いています。
すばらしい。
若い人からの恋のお話を読んでいると、
「メール」とか「CD」とか、
われわれの時代になかったアイテムが登場しますが、
同じく、変わらず、まんなかにあるものを感じます。

「かけがえのないたからものの思い出」

この感想は何度も繰り返しましたが‥‥ほんとうにそう。

ディティールとともに記憶は残り、
そのディティールは
読む人の頭のなかにすてきな映像をむすぶ。
そういうたからものをずいぶん見せていただきました。

（カピバラ）さんはこれからもすこしずつ、
たからものを加えていくのでしょうね。
いいぞいいぞ、と思います。
「あとで笑える」って、最高ですよ！

それでは、また。
投稿は締め切りましたが、
ご紹介したいお話はまだまだあります。
次は水曜日に。