最初は女性の方からの投稿だと勝手に思って
読み進めていました。
なんだか女性的なやさしい文面だったので。

ともあれ、すごいです、
その16歳の少年の「諦めなさ」は。
憧れの先輩がいる演劇部に追いかけ入部って！
なんというモーレツ・アプローチ。
でも、そのモーレツ作戦は効果的だったのかも。
いつもそばにいるって大きいですからねぇ。
ライバルは忙しい野球部のキャプテンですし。
そばにいる（てつくみ。）さんに、
そのころからすこしずつ
先輩の気持ちは傾いていたのかもしれませんね。

そして、です。
「諦めない」ことのすごさを知るのは、最後の４行。
うーーーん‥‥すごい‥‥。
おめでとうございます。

16歳の少年、努力したねえ！
元気よく、屈託なく、まっすぐに、
先輩に向かっていったんだねえ。
ほんとうは、もっともっと
伝えたいことがあったのを、
ぐっとこらえて、
いちばん接しやすい相手になれるように
努力したんだろうなあ。
２コ違いってことは、
同じ高校に行っても、
いっしょにいられる時間は１年に限られてる。
そんななかで、ねー。

きっと先輩にとっては、
かわいい、なんでも話せる後輩。
それが、再会したときに
すっかり大人の男になってるのを見て、
いまの状況につながっていったんじゃないかなと
想像してうれしくなっちゃいました。
その、大人の男になる過程には
ずっと先輩のことが心にあったはず。
そして再会してもあいかわらず
先輩も魅力的だったわけだよね。

山下さん、ぼくは投稿者、
男性だと思って読んでたよ。
ていうか、先輩ももしかして？　って、
一瞬、思ったんだけど、
さすがにそれはないよね、
野球部のキャプテンと演劇部‥‥
そこに横恋慕する２コ下の男の子。
少女マンガならありそうだけど。

事実っていうのは、
おおむねそんなにドラマティックには
できていないもんでさ‥‥
という文脈でしばしば私たちは語りますが、
スポーツなんかもそうなんだけど、
ときに、事実は、驚くほど、
理由なくハッピーエンドを
人々にもたらしたりして、
それこそが、おおげさにいうと、
生きていく希望になったりしますよね。

じつは、臆面もなくいうと、
我々４人はこのコンテンツが
たいへん好きなのですが、
その理由のすごく根っこのところは
私たちを取り巻くこの世界を
（仮に話がふられる話であろうと）
そんなに捨てたもんじゃないぞと
思えることなんじゃないかと思います。

そして、書きながら気づくけれども、
その理由って、かつてぼくらが
好きな歌を好きだった理由と同じなんだ。

ほんとうに、このコーナー、
ラストパラグラフを読むまで
わからないです！
今回も、すばらしい投稿を
ありがとうございます。
すごいなぁ。

エルトン・ジョンのYour Song、
わたしはCMで最初に聴きました。
いい曲すぎてぼうぜんとしましたよ。

で、（てつくみ。）さんの
ご投稿を拝見して思ったのですが‥‥
直球を正面からがんがん投げられて
鼻血が出て目が曇って
わからなくなって、
でもあんがいたのしかった、
気が合いました、ということ、
あるんじゃないでしょうか。
あると思います！

だから、あきらめずに
直球、投げていいんじゃないかなあ。
だって、投げるほうもたいへんだよね。

ところで、海外の曲、
もっとあってもいいと思ってます。
エイゴの歌詞のやつですね。
みんなほら、くちずさめますし‥‥
ビリー・ジョエルとかね、
ノーランズとかね、シンディ・ローパーとかね、
ご投稿、お待ちしていまーっす！