Ｍｙ恋歌ポイント

　私を許さないで　憎んでも覚えてて
　今でもあなただけが　青春のリグレット

パンクと洋楽しか聞かない！
と自他共に認めるサブカルナゴム少女でした。
ユーミン？
ナンパ野郎が聞く軟弱な音楽と
決め付けていたのですが、
ついうっかり好きになってしまった
体育会系テニスボーイが貸してくれた
カセットのこの曲にやられました。

その彼とは、あまりにも環境や常識が違いすぎて。
つきあいが長くなるにつれて、
二人だけの世界では生きられなくなってきて、
好きというだけでは
どうしようもできなくなってしまう。
最初からわかっていたことでした。
きっとこの歌のように思う日がくることを、
知っていました。

許されなくてもいい、憎まれててもいいから
覚えていて欲しいという気持と、
すべて何もなかった事にして
忘れていて欲しいという気持。
私が言ったあの日の「ごめんなさい」は、
彼の中にどういう形で残っているのかな。

普段は相変らずロックおばさんですが、
iPodの片隅にひっそりとこの曲が入っていることは、
主人と子供にはナイショです。

結婚するの私、系のうたは
ユーミン、ほんとすごいですよねえ。
「よそゆき顔で」もそうだよねー。

ところでこの曲は“麗美”への
提供曲じゃなかったっけ。
「ノーサイド」もそうだよねー。

いやー、ほんと、
この投稿は完璧です。すばらしい。

と、いうのも、
この投稿者の方の血の中に
「ユーミン」が流れているからだという
解釈はどうでしょうか。

つまり、我々40代が
青春時代にくちずさんだ歌は、
成長期に摂取した
かけがえのない栄養素として
ものすごく血肉になって‥‥
あ、そういうことを語る場ではないね。

「♪わたしを、ゆ・るさないでー」
この「ゆ・」が、いいんですよねー。