安土城考古博物館を出て
車は南へと走り、数分ぐらいで瓢箪山古墳に到着しました




 
山の中です。
ここは、きぬがさ山の西麓で
瓢箪山古墳はその丘陵の
先端に造られています。

滋賀県で最古級の前方後円墳!
しかも名前が推定されているのは
興味深いです。
さっきの展示には書いてなかったですね

「狭狭城山君」ささきやまぎみ‥‥。
狭い狭い城山の君? 
本当にそんな名前?

古墳のガイドには
初代「琵琶湖の王」の墳墓って
書いてあります。

ドキドキ
 
ついに、瓢箪山古墳へ!
滋賀県で最大級の古墳!
やっぱり「古墳部」は、古墳を見ないと!!

あ、みなさんこんにちは。
ハニワのみこちゃんです。
スソさんのバッグの中に入って、
一緒に古墳部活動しているハニワです。
巫女の埴輪だから、みこちゃん。
はじめましてのみなさん、
はじめましてー。






 
さあ、登りますよ
古墳の墳丘下にいます。

右、左を見てと。

大きそうですね。
全長136mあります。

高さはどうでしょう?

すてき!
 
出ました!
「ひとり古墳部」の三原色、
茶色と緑とねずみ色!
この3色に満たされるほど、
みこちゃんは盛り上がってくるの!






 
ちょっと大きめの石が落ちています。
なんだろう~。
石室の石だったりして。

グッと近づく
 
対象にグッと近づく写真の構成。
スソさんの、
高まる好奇心を感じます!
ああ‥‥ますます盛り上がってまいりました。




 
丸く
墳丘の一段目です。

歩道が小さな石で囲われています。
丸い!
つまり後円部にいるわけです。






 
さらに
さらに上へと登りますよ。
わりと傾斜が緩くて
階段がくの字になっていますね。




 
頂上です
平になっていて歩き回れます。

松の木が邪魔しているけど、
これがなければ琵琶湖が
眼下に一望できるはずです。

あーここから琵琶湖見たかったなー。

はあー
 
ここが頂上‥‥。
なんて大きな古墳でしょう。
すばらしい‥‥。
さぞや立派な方の、お墓なんでしょうね。

ああ‥‥こういう古墳に埋まりたい‥‥。






 
さて
きぬがさ山を降りて、北へ、
琵琶湖へと近づきました。

ここは元は「大中の湖(だいなかのこ)」 
という湖があって
干拓されて農地になっていますが
湖底から弥生遺跡が出てきたのです。

住居跡や貝塚、
それに大きな水田跡もあったそうです。

確かに。
これだけ大きな湖があれば、
稲作安心ですねー。

あ、博物館でシジミ見たのはここのだ!

シジミ
 
ああ! あのシジミはここから!
前回の大きなシジミは、
こちらのページからどうぞ。












 
住居
あんなところに家が!

ちょっと離れているけど‥‥
わたしと人間1名は
竪穴式住居に向かっていきます。

他の人と犬は道で様子をうかがっています。

わ~~~足元、ぬかるんでいる~~。

またもやググっと
 
興味の対象に向かって、
ググっと接近していくスソアキコさん!
ぬかるみなんか、おかまいなし。
靴がどろどろになったって、
スソさんは「古代」に向かって進むのよ!
その姿勢が写真にあらわれているわ!


 
中へ?
覗いてみようとさらに近づくと
草が顔の高さまで伸びていて
これ以上は進めません!

あきらめましょうー。

勇気ある撤退
 
場合によっては、
あきらめが早いのもスソさんの特徴。
怪我をしちゃうと、
次の古墳部活動ができなくなるから。
無理は禁物なのです!


 
次は森
車はふたたび南へ。

きぬがさ山の南麓から
数百メートル南に
老蘇の森(おいそのもり)があります。

2250年前って、
236年? 
3世紀!

古い!
弥生時代から
古墳時代に入るような頃の話です!

場所移動
 
みなさん、ちゃんとついてきてますか?
もう、場所がかわってますからね。
はぐれないで、ついてきてくださいよー。

なにやら、古ーい森にやってきました








 
いい感じ~
なんだか気持ちいい場所です。

大きな鎌紋の提灯がさがっている建物は
拝殿のようです。

鎌は立ち入り禁止! って感じがするけど
そうじゃないみたい。

奥石神社(おいそじんじゃ)はもとは
蒲生野宮(かまふのみや)と呼ばれていたことが
案内板に書いてありました。
それが鎌宮に変わったそうです。

この周辺はガマの草で
ぼうぼうだったんでしょうねー。










 
境内には
奥に進むと、
桃山時代に立てられた諏訪社本殿や
奥石神社本殿がありました。

それにしても古くて渋い!

桧皮葺き(ひわだぶき)なんて、
維持は大変ですね!

桧皮葺き
 
檜皮葺きとは、屋根葺きの手法の一種よ。
檜の樹皮で屋根を葺くの。
「茅葺き(かやぶき)」は世界中にあるけど、
桧皮葺き世界に類をみない
日本独自の工法なのだそうよ。




 
木と猫
神社を囲む森に入っていくと
猫がおりました。

よーく見てね
 
よーく見ると、いるのよ、猫。




 
夕暮れ
今日はそろそろ帰りましょう。
ということで
国道8号線を走っていると
野洲市小篠原(こしのはら)というところで
こんな場所に遭遇しました。

「銅鐸出土ノ地」

ここ大岩山銅鐸出土地から、
明治14年に14口、
昭和37年に少し離れたところから
10口発見されたそうです。


消えかかった案内板には
銅鐸が24口も出土したという場所
と書いてあります!

すごい!

島根以外にこんな場所があったなんて
知らなかった!

博物館があるそうですが、
もう閉館時間なので、
明日あらためて観にきましょう。

島根県雲南市の加茂岩倉遺跡は
39口の銅鐸が出土しています。
現在はここが日本最多の出土地です。


 
琵琶湖
石山に戻ってきました。

さて、
琵琶湖の旅は続きます。
お楽しみに!

たのしいーー!
 
もう、サイコー!
大きな古墳や大量銅鐸の出土場所。
これこそ、ザッツ・古墳部だわ!

盛り上がったまま、次回につづきまーす!

 
2014-09-21-SUN
 
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