御代田の友人宅に泊めてもらい
今日は、しなの鉄道でくるりと浅間山の西側の
屋代(やしろ)駅へ向かいます。










 
今日もいいお天気です。
空気もからっとしていて気持ちいいー。

ここは御代田(みよた)駅です。
赤い電車がやってきました!

しゅっぱーーつ!

しゅっぱーーつ!
 
ちなみに、
みこちゃんの電車賃は無料!


 
おにぎり
今日は友人と二人古墳部です。

なんと!お弁当を作ってくれていたのでした!
うれしい~。
さっそくいただきましょうー。

ウキウキ
 
電車って、たのしい。
きょうはもしかしたら、
古墳が観られるのかなぁ〜。




 
屋代駅に着きました
屋代駅は現在千曲市大字にありますが、
駅の周辺は、
もとは埴生(はにゅう)村と呼ばれていたそうです。
埴輪を作っていたのかもしれませんね。

駅を出て歩いていると,
面白そうなお店を発見!

「強き事鬼の如く
 染め色の堅き事鉄棒の如し
 『オニタビ』」

うーん、すごいキャッチフレーズ!
鬼を佳い物として扱っているのは
珍しい気がします。
だいたいが悪者扱いですよね。

例えば、
「鬼のように赤いスカートですね」
って言ったら
怒られそうです。

鬼のように!
 
みこちゃんはそう言われても怒らないわ。
だって、鬼はかっこいいから。

それはそれとして、
埴輪が生まれるから埴生村!?
それって、ほんとにそうなのかも!!






 
神社
道の突き当たりに神社がありました。
すすきみずじんじゃ?
気になる名前です。


 
由緒
「創立は悠久の古代」
そうかー、わからないほど古いってことですね。
とにかく水の神様が元であることは
間違いないようです。












 
境内には
651年に創建の
祝神社(はふりじんじゃ)や
大きな石、烏帽子岩、
磐座などが置かれていて
どれも古い時代のもののようです。

じっくり見たり、考えたりしていると
ここで今日の古墳部は
終わってしまいそうです!

えーーー。
 
やだやだ、まだ終わっちゃやだ。
ね、スソさん、
神社のまわりも、
もうちょっと歩いてみましょうよー。




 
先へ
神社を出て、踏切を渡っているときに
右手上の小山が目に留まりました。

うーん、なんだかあやしいぞー。

あ、電車だ!

その小山へ!!
 
電車には乗らないで!
その小山へ、その小山へ登るの!
古墳があるかもしれないから〜。












 
登ってみましょう
細い舌状の台地です。

これは古墳とか
何か遺跡がありそうな場所なんだけど。。。

庚申塔と神社がある他は
特に何もなさそうです。

でもすごく見晴らしがいいーー!

やっぱりここには何かあるに違いありません。

でも手がかりがないので、小山を降りて
目的地に向かいましょう!

そう!
 
みこちゃんもそう思うの!
ここには何かある!!
茶色と灰色と緑色の、
「古墳部三原色」。
そして、ながめのいい場所‥‥。
古墳があった条件がそろっているの。


 
田んぼです。
機械ではなくて、手で刈っているのでしょうかね?

ともかく、ここは稲作の土地なんですね。
御代田にはこんな風景はなかったです。

屋代は縄文より弥生に栄えた土地なのかな~
水も豊富にあるみたいだし。




 
到着
長野県立歴史館に到着しました!

縄文土器展を開催しています。
前期編の「八ヶ岳山麓の名作」を観ます。

サイトのご紹介
 
長野県立歴史館の
サイトはこちらからどうぞー。


 
常設展へ
企画展では写真がNGなので
残念ですがすばらしい土偶の写真を
お見せすることができません。

でも常設展は大丈夫です。
ここでも縄文の食生活を
注目して見ていくことにしましょう。

なんと出土した骨の数から
狩猟獲物の比率を出しているのです!

鹿が減ってイノシシが多くなったんですね。


 
ほら、また!
縄文の三種の神器、調理セットです。
私も欲しいなーこのセット。


 
山地の北村人?
長野の北村遺跡の人を北村人、
千葉の古作貝塚の人を
古作人と名付けたみたいです。

ともかく北村人は古作人と比べて
どんぐり摂取比率が高いのです!
3倍以上も食べていることになります。

千葉より長野のほうが、
イノシシをいっぱい捕獲できそうなのになあ~。
千葉が肉食系で長野が草食系とは!

北村遺跡
 
長野県安曇市にある
縄文時代中期末から後期前半の遺跡よ。
300体の人骨が発掘されて、
その人骨から食生分析が行われたの。
詳しくはこちらを読んでね。


 
北村人の作品
「仮面土偶」と呼ばれているものです。
幅は8.8㎝なので小さいですが
丁寧に作られています。

神を演じる巫女を
表現しているという説もあるようです。

あ、みこちゃんの先輩ですね!

先輩!
 
お‥‥お疲れさまです‥‥。






 
食料や服について
なるほどー
どんぐりはこうやって穴に保存してたんですね。

落ち葉や石を上に載っけて、
虫や動物に取られないように
工夫をしていたようです。
貴重な食料源ですから。

灰汁の抜き方なんかも参考になるなー。

縄文人って、「ギャートルズ」の影響で
毛皮の印象を持っている人が多いけど
あれは旧石器時代なんですよ。

ほら、
こんなに繊細な服を作っていたんです。

3ヶ月もかかって織っていたなんて
すばらしい手仕事ですよねー。


 
古墳時代
ほら、みこちゃん!
仲間がいますよ!
しかも船に乗っていますー。

いよいよ古墳時代です。

いよいよ!!
 
さて、ようやく外に出て、
古墳を見る時間になりました!
古墳が!
次回、古墳が登場するのです!!

つづきまーーーーす!

 
2014-08-31-SUN
 
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