2、塩竈神社へ

塩竈へやって来た古墳部3名は、
陸奥国一宮の塩竃神社へと向かっています。

古くからの神社で、しかも丘陵の上にある!
そこは古代へ繋がる場に違いない…と期待が膨らみます。




 
塩竃神社博物館
お! 神社の博物館!

入り口には、
鯨漁に使った銛や、鯨の頭蓋骨が並んでいます。

さあ、入ってみましょう。

わあ!
 
神社に博物館があるなんて!
スソさんの好きなものがふたついっしょに!
わくわくしますー。
‥‥あ、こんにちは。
スソさんのカバンの中からごきげんよう。
わたし、埴輪のみこちゃんです








 
大きさが!
普通の魚にみえるでしょ?

でも、Sさんと比べると
こんなに大きいのです。

だから、この亀も浦島太郎が乗れるぐらいの
大きさなんですよ。


 
続大きさが!
私の背丈(約160センチ)より高い、三角の柱?

これってマッコウクジラの◯◯◯なんだって!

にやにやしてごめんね、みこちゃん!

‥‥あ。
 
初めてかもしれません。
このコーナーで、
スソさんがわたしに話しかけてくれたこと。
初めてかもしれない‥‥
やったーーー! うれしーーーー!!
スソさんがみこちゃんに話しかけてくれたー!
‥‥でも、初めて話しかけてくれたときの
話題は、マッコウクジラの◯◯◯‥‥。






 
古代の漁業
時代別のパネルの絵で
漁業の歴史が
わかりやすく解説されています。

古墳部として、とても嬉しい!


 
カモ
松島と言えばカモ?

カモにもいろんな種類があるんですね。

あとでフェリーに乗る予定です。
生きてるカモに会えるかな?


 
神社の境内
博物館を出て、さらに登って
ようやく境内に出ました。

大きな鉄の皿が置かれています。
濃い塩水を煮て塩を撮るための皿。

石川県の能登で使われて
いたものだそうです。

塩竃って‥‥
 
塩水を釜で茹でていたから、
「しおがま」なのかしらどうなのかしら?






 
銭(ぜに)を作る釜
こっちは塩じゃなくて鋳銭釜(いせんがま)。
つまり、お金を作るために鉄や銅を溶かす釜だそうです。

甑(こしき)と書いてあるので
はっとしました。

甑(こしき)って、弥生時代のお米を蒸す釜のことです。
。。。岡山の博物館で見た甑を頭に浮かべる。

かたちが似ているんですよ!
3段に重なっているところとかも。

それで名前が「甑炉型」っていうのですね。

新表現!
 
「。。。」で、心の動きを表現!
スソさん、新しい!
みこちゃんもやってみようっと。

。。。出土される前のことを頭に浮かべる。

暗い! 狭い! 誰か掘り出して!!




 
見晴らしがいい!
境内から海が見えますー。
わー気持ちいい!

かつては「千賀ノ浦」と呼ばれていた塩竈湾。
ここは古代の岬ですね。

絶好の場所に神社ありです。
ふむふむ。








 
塩竃神社と志波彦神社
境内はちょっと不思議な構造をしています。

まず、塩竃神社は
左宮・右宮と別宮のそれぞれに本殿があるのです。

そして、そこからちょっと離れたところに
志波彦神社があるのです。

予習してきましたが、
どうも由緒は謎が多いのです。

志波彦神社については、
岩手県の紫波郡にシワという名前の入った地名が
多いことと何か関係があるのかも、
という説に惹かれます。

志波彦とは?
 
記紀にも登場しない志波彦とは、いったい??
こちらにすこし詳しく書かれていますよー。
塩竃神社のHPですー。

あと、左にあるスソさんのイラストも
ぜひよくご覧になってくださいね。
すばらしいのです。






 
狛犬たち
立ち姿はちょっと猫っぽいです。

それに歯ならびが!
ちょっと出っ歯というか〜〜。

ほんとだ!
 
あはははははははははは!
とくに3枚目!
歯が、歯が‥‥ばーーーっ!
わはははははははははははははは!!
ひー、だめー、お腹痛いーーー!






 
ご挨拶
神様達に
順番にごあいさつをいたしましょう。

まずは
別宮の鹽土老翁神(シオツチオヂ)に。

そして
左宮の武甕槌神(タケミカヅチ)と
右宮の経津主神(フツヌシ)に。

みんな強そうな感じがします。

その歴史
 
塩竃神社の歴史は、
こちらに詳しくございますー。


 
神紋
桜の紋が美しいですね。

境内に塩竈桜という
珍しい品種の桜の木があるそうです。

1つの花に35枚から50枚の花弁がつくとか!

強そうな神様たちと珍しい桜の組み合わせ、
なんだか面白いですね。


 
階段
正面のこの階段はなんと202段!

実際、急で怖いのですー。
手すりにつかまって慎重に降りましょう!

危な‥‥
 
スソさんがころんだら、
みこちゃんは木っ端微塵になっちゃう!
どうか、ぜひ、慎重に!




 
また狛犬
はー降りた、と思ったらこの顔が〜。

”もじゃお”と”もじゃこ”?
腕が細くて弱そうだけど、しっかり見張ってね!

またでたーー!
 
あはははははははははは!
顔がなんか、なんかキリッとして!
わはははははははははははははは!!
ひー、お腹痛いーーー!




 
東北鎮護
振り返ると、迫力あります。
ぜひぜひ、お守りください!

失礼しました。
 
今回は、妙に狛犬がツボに入ってしまいました。
取り乱してすみませんでした。

さて、
塩竈について、
スソさんが面白いサイトを見つけけましたので、
そちらを紹介しつつ、
今回はこのあたりで。

つづきまーす。

 
2012-12-23-SUN
 
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