KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百六拾参・・・におい

小林 「今日起きてから、何をした」
北小岩 「わたくし、
 おちんちんの向きが左なのですが」
小林 「ああ」
北小岩 「なぜか右に傾いておりまして」
小林 「ああ」
北小岩 「手を使って左に戻しても
 進歩がございません」
小林 「ほほう」
北小岩 「それでわたくし、
 卒倒するほど強い息を吹きかけ、
 右から左へ位置を変えようと
 思ったのでございます」
小林 「お前、
 見かけによらず真の男やな」
北小岩 「そうでございますか」
小林 「そやな。
 それで左に動かすことができたんか」
北小岩 「できませんでした」

話を聞くだけ無駄であった。

「いかがですか〜、
 『におい屋』開店で〜す。
 本日無料で〜す」

小林 「あそこを見てみい!」
北小岩 「うわ!
 あそこのあそこでございますね」

二人がびっくらこいたのもむべなるかな。

小林 「小股のぱっくり割れた
 ええ女のショートパンツから、
 確かに毛が出とるな」
北小岩 「におい屋さんというのも、
 下半身を連想させます。
 行ってみましょう」

阿呆面下げて、女性について行った二人。

毛見え
「ようこそ、
 私たちのお店へ」
小林 「におい屋いうのはなんや」
毛見え
「私はにおい鑑定士です。
 鑑定によって、
 さまざまな楽しみが待ってます」
小林 「こっちのもんやな」
毛見え
「ではいきますね。
 むっ!」
小林 「どや?」
毛見え
「あんたたち、
 股間を何日も洗ってないでしょ」
小林 「うっ」
毛見え
「それに栗の花のにおいが、
 たっぷりするわ。
 コブラ!!!」

突然現れた大男たちに二人は捕らえられ、
ズボンと一緒にパンツを脱がされた。
女性が持っている檻の中には、コブラがいる。

毛見え
「このコブラたちは、
 普段はおとなしいけれど、
 あまりに臭いにおいを嗅ぐと、
 猛り狂うのよ!」


危険なコブラが放たれた。
子弟のイチモツは、どうなってしまうのか。
冷静に考えると、どうなってもいいであろう。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2017-06-18-SUN

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