KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百四拾九・・・ガター

小林 「今日も
 特に何もない1日やったな」
北小岩 「先生、まだ今日は
 始まったばかりでございます」
小林 「そうともいえるな」
北小岩 「澄んだ心で
 町を見まわしてみましょう。
 何かが始まるはずです」
小林 「お前、今日はやけに積極的やな」
北小岩 「一日一日を意義のあるものに
 したいと思っております」

ふわ〜

北小岩 「ちらしが空を舞っております。
 こういう出会いにこそ、
 ヒントが隠されているに
 違いございません」

ダダッ!

シュッ

北小岩 「確保いたしました」
小林 「むっ!
 お前、手元をよく見てみろ」
北小岩 「あっ!」

べちゃ

ちらしは犬の散歩をしていた人が
フンを始末する際に使い、
それが舞ってしまったものらしい。

小林 「これを運の尽きととらえるか、
 運がついたととらえるかで、
 その先が決まってくるわな」
北小岩 「かしこまりました」


どこかで拾ってきたような先生の言葉に、
うなずく必要などない。

北小岩 「先生、
 隣の隣の隣の町に、
 女性専用ボウリング場が
 できたそうです」
小林 「女性専用というところが、
 俺たちの琴線に触れるな」
北小岩 「スペクタクル体験募集と
 書かれております。
 行ってみましょう」

ボウリングに関しては昨年一月、
二人はちんちんの危機に遭遇しているのだが、
なぜかそういうことにはめげない。
価値があるとも思えない不屈の魂だけは、
評価してもよいのかもしれない。

小林 「やっとるな」

想像通りというべきか、
レーンには人型の穴があり、
イケメンが数人全裸で入っている。

とんで
もなく
ミニ
スカの
「じゃあ、タマ転がすわよ」

ごろ〜ん

とんで
もなく
ミニ
スカの
「あっ、
 スカートがめくれちゃった!」

どうやらノーパンらしい。
男たちのピンが起立し、
ボールがイケメンのポールにぶつかった。

とんで
もなく
ミニ
スカの
「やった!」

とんでもなくミニスカの女は、
ボールを当てたイケメンと外に消えていった。

小林 「なるほどな!」
北小岩 「わたくしたちのためにあるような
 システムでございますね」
小林 「次は俺たちの番やな!」

先生と北小岩くんは
穴に仰向けに入っているイケメンたちを
追い払った。

こういう時に現れるのは
アマゾネス軍団の方々やマッチョな方たちだが、
参加している女性たちが「ガター!」と叫ぶと、
やはりマッチョな方たちが現れ、
二人を左右のガターの溝に配置した。
もちろん、下半身はむき出しにされている。

他の
ミニ
スカの
女A
「私たちのボウリングが
 けがれるわね」
他の
ミニ
スカの
女B
 「投げる必要ないわ。
 ただ落としましょう!」

ミニスカたちが次々とボールを持って
二人のそばに行き、
おそまつなピンをめがけて落としまくった。

小林&
北小岩
「うげげ〜〜〜!」

小便用のホース以外に使われることのない
二人のイチモツだが、
このような仕打ちばかりを受けても、
瀕死の重傷から這い上がってくる。
とてつもなく強靭であることだけは
間違いなさそうである。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2017-03-12-SUN

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