KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百四拾八・・・つけるもの

小林 「俺の遠い親戚に、
 かなり徹底した男がおる」
北小岩 「遠い親戚とは、
 どのような親戚なのでございますか」
小林 「その昔俺の父が、
 パンティが落ちているのを見つけ、
 近づいたらダッシュをかけて
 横取りした男がいた」
北小岩 「はい」
小林 「父は怒って
 そのパンティを取り上げたんやが、
 男は俺のものだと主張した」
北小岩 「はあ」
小林 「二人の男は野獣と化した」
北小岩 「どういうことでございますか」
小林 「二人でパンティを齧って
 ひっぱりあったんや」
北小岩 「えっ!」
小林 「それもな、どちらが
 大切な部分に当たるところを
 齧るかの駆け引きが
 凄まじかった」
北小岩 「想像できます」
小林 「そこまで来ると
 野犬同士の闘いやな」
北小岩 「どうなったのでございますか」
小林 「パンティが食いちぎられて、
 小さい布になってしまってな」
北小岩 「はい」
小林 「二人とも勢いあまって、
 パンティを
 飲み込んでしまったんや。
 それでお互いを認めあい、
 遠い親戚ということになった」
北小岩 「・・・」

どうでもいい話を、
無理やり聞かせられた気がする。

小林 「それから氏は、
 69年以上あらゆるちんちんを
 研究し、
 多くのものを開発したらしい」
北小岩 「よくわかりませんが、
 見させていただく価値が
 ございますね」

二人は枯れたすすきで己のちんちんをくすぐり、
そのくすぐったさをパワーに
遠い親戚の家に向った。

小林 「ここやな。
 大変ごぶさたしております。
 いつぞやは父が」
遠い
親戚
「同志の小せがれじゃな。
 ついにそろったぞ」
北小岩 「何がでございますか」
遠い
親戚
「つけちんちんじゃよ」

遠い親戚が指さした棚には、
いろいろな大きさ、形状の
つけちんちんが並んでる。

小林 「これは馬やな」
北小岩 「こちらは豚でございます」
小林 「これはサイや」
北小岩 「もしかすると
 あなた様は・・・」

遠い親戚が顔を赤らめた。

どうやらこのすけべじいさんは、
いろいろな動物のイチモツをつけ、
いろいろな動物と・・・。

やだな、この人。

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2017-03-05-SUN

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