KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百四拾参・・・夫婦喧嘩

コチコチコチ〜

小林 「今、不穏な音がしたな」
北小岩 「そうでございますね」

コチコチコチコチ〜

小林 「どう考えてもへんやな」
北小岩 「確かに、
 生命の危機に直結するような
 気がいたします」

コチコチコチコチコチ〜

小林 「お前の
 金玉のあたりからするで」
北小岩 「あっ!
 寒さのあまり、
 わたくしの玉が
 凍りかけております!」
小林 「待ってろ!
 あそこにカップラーメンを
 食おうとしているヤツがおる」

バッ

ジャバ〜ッ

北小岩 「熱過ぎるでございます!
 それに麺が
 長髪の陰毛のように
 なっております!」

小林 「凍って終焉を迎えるか。
 灼熱で閉幕を迎えるか。
 男には選ばねばならん時がある」

まったくの詭弁であろう。

小林 「お前の玉も救われたことだし、
 玉ほぐしのために歩くか」
北小岩 「かしこまりました」

ガシャ〜ン

小林 「窓ガラスが割れた音がしたな」
北小岩 「陰唇さまのお宅です。
 事件性がございますね」
小林 「これから現場に突入するが、
 油断するんやないで」
北小岩 「刃物を持った男が
 立てこもっているかもしれません」
小林 「そやな。
 一応窓からのぞいてからにするか」
北小岩 「はい。
 むっ!
 刃物を持った男ではなく、
 おちんちんを持った
 陰唇家のご主人が
 立っているようです」
小林 「奥さんに全裸状態で
 ちんちんを蹴られたようやな」
奥さん 「あんたが私に
 やさしかったことなんか、
 一度もないじゃない!」
ご主人 「そういうお前こそ、
 いつも俺を
 鼻で笑っていたじゃないか!」
奥さん 「鼻で笑われるだけ
 ましだと思いなさいよ!」
ご主人 「何言ってんだ、
 ケツ穴みたいな
 顔しやがって!」
奥さん 「何っ!
 き〜〜〜〜〜!」
小林 「なぜか二人とも全裸やな。
 夫婦喧嘩は
 犬も食わぬというやろ。
 いこか」
北小岩 「先生、お待ちください!」
小林 「んっ?
 おっ!
 夫婦喧嘩を
 お互いのケツの穴が
 食っとる!」
北小岩 「夫婦喧嘩は、
 犬は食いませんが、
 おケツの穴が
 食べるのですね!」

有史以来、
ほとんど唱えられたことのない説であろう。
しかし、激しく罵り合った夫と妻が
案外なかよくやれているのは、
おケツの穴が食べてくれているからなのかも
しれませんね。

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2017-01-29-SUN

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