KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百拾九・・・盆踊り

小林 「今日は隣の隣の隣の隣町の
 盆踊りやな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「招待状が届いたからな」
北小岩 「先生は我が町だけではなく、
 様々な町に
 その名が轟いておりますね」
小林 「俺が町内対抗アホ合戦で
 上位に食い込んだからやな」
北小岩 「先生はスケベなことに
 目がございません」
小林 「選ばれし者や」
北小岩 「スケベなものに
 一歩でも近づくために、
 懲りることなく
 糞が仕掛けられた落とし穴に
 はまり続けたアホぶりが
 評価されたのですね」
小林 「そやな」

そんなことまったく評価に値しないであろう。

小林 「とてつもなく
 名誉なことやから、
 参加せなあかんな」
北小岩 「もちろんでございますね」
小林 「隣の隣の隣の隣町のおなごは、
 美女のてんこ盛りと
 聞いとるしな」

師弟は鼻の下と股間の下を伸ばして、
盆踊り会場を訪れた。
北小岩 「噂通りに、
 小股の割れ上がった
 女性ばかりですね」
小林 「今晩の相手を早く探さんとな」

そんな女は永久にいない。

♪ すちゃらかちゃんちゃん すちゃらかちゃん

北小岩 「炭坑節でございますね」
小林 「むっ、
 歌詞が通常のものと異なるな」

どんな歌詞なのか。こんな歌詞なのだ。

♪ チンが〜 出た出た
  チンが〜 出た〜 よいよい!

小林 「見たか!」
北小岩 「はい。
 『チンが出た出た』で
 男はチンを出し、
 『よいよい』で女性たちが
 チンをさすっておりました」
小林 「これは『炭坑節』やない。
 『チン幸節
 (ちんこうぶし)』や!」
北小岩 「なんと!」

「あなた方もいかがですか」

ミニ浴衣から確実に
パンティが見えている女性が促す。

小林 「輪に加わってやるか」

♪ チンが〜 出た出た
  チンが〜 出た〜 よいよい!

先生と弟子はチンを出してサービスを待つ。
そこに、煙突状のものを持った女性が現れた。

♪ あんま〜り 煙突が高いので〜
  さぞやおチンさん 煙たかろう〜

小林&
北小岩
「うお〜〜〜!」

煙突状のものの先端から物凄い勢いで、
煙が二人のチンに。

♪ 二人のチンさ〜ん 燻製〜に さのよいよい
 

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2016-08-14-SUN

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