KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の伍百拾九・・・旬

小林 「すっかり秋やな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「秋の旬、
 何が好きなんや?」
北小岩 「サンマでございますね」
小林 「そうか。
 むっ、あそこにおるやつ、
 いちもつがサンマになっとる」
北小岩 「丸出しでございます。
 確かにサンマでございます。
 海水につけているようですね」

じゃ〜〜〜

北小岩 「海水をこぼしました。
 ぴちぴちし始めました」
通り
すがりの
艶っぽい
お姉さま
「あらっ、あのサンマ、
 とっても元気で長いわね」

しかし、時間がたつにつれ。

通り
すがりの
艶っぽい
お姉さま
「ぐったりしてきたわね」
サンマの
持ち主
「だっ、誰か海水を!」
小林 「突然海水をと言われてもな。
 さっき自分で捨てたやろ」
サンマの
持ち主
「早くしないと死んでしまう!」

ぐた〜 ぽこっ

小林 「他界してしまったやないか!」
北小岩 「ということは」
小林 「あいつのポコチンが
 死んでしまったということや」
北小岩 「なんと!」
サンマの
持ち主
「うお〜〜〜〜〜!」


お慰めの言葉もない。

小林 「むっ、
 あそこの草むらで
 乳繰りあってるやつらがいるで」
北小岩 「確かに」

ちくっ!

乳繰り
あって
いる女
「痛いわね!」
北小岩 「男の方が
 強引なのでございましょうか」
小林 「いや、違うな。
 目ん玉おっぴろげて
 本気で見てみい」
北小岩 「金玉が、
 いがいがになっております」
小林 「そうや!
 いが栗になっとるんや。
 旬というわけや」
北小岩 「それはよいことなのでしょうか」
乳繰り
合って
いる女
「怪我したじゃないの!
 こんなもん!!」


ぼくっ!

コロコロ

思いっきり蹴り上げられ、
いがが落ちてしまった。

お慰めの言葉もない。

私たちの舌を楽しませてくれる
海の幸、山の幸。
しかし、肉体の一部が旬になった場合、
悲劇につながることもあるので、
くれぐれもご注意ください。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2014-09-14-SUN

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