KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の四百六拾八・・・スポーツの秋

小林 「朝起きたら、
 冷えてノドがいがらっぽくなってしもた」
北小岩 「薄着で寝られたのでは」
小林 「まあな」
北小岩 「これからの季節、
 パンツ一丁では
 風邪をひかれることもあるかと
 思われます」
小林 「パンツ一丁やったら、
 冷えをやり過ごせたかもしれんが」
北小岩 「では先生は」
小林 「昨晩は前バリ一枚で寝たんや」
北小岩 「・・・」

なぜ自宅で就寝するのに、
前バリ姿の必要があるのか。
このような師に、何か意味を求めてもムダであろう。

小林 「ともかく、
 突然秋がやって来たな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「秋といえばなんや」
北小岩 「『性欲の秋』という言葉が
 ございますね」
小林 「そやな。
 夏に暑さでのびてしまった
 チンチンが復活し、
 勢いをもってノビるんやな。
 他にはどや」
北小岩 「『エロ本の秋』で
 ございましょうか」
小林 「夏とは集中力が違うからな」
北小岩 「スポーツをされる方も
 多いですよね。
 そういえば郵便箱に
 スポーツの秋フェスティバルの
 ちらしが入っておりました」
小林 「運動会みたいなもんやろ。
 俺たちの俊足があれば、
 賞品の食い物に
 ありつけるかもしれん」

二人が会場を訪れると、
パンティを履いていないと思われる女性が、
参加を促していた。

パンティ
を履いて
いないと
思われる
女性
「ようこそチン動会へ。
 もしも1位になったら、
 その時は私とうっふ〜ん、
 エロエロ〜」
北小岩 「チン動会?
 運動会ではないのでございますか」
小林 「まあええ、
 俺はあのうっふ〜ん、
 エロエロに弱いんや」
パンティ
を履いて
いないと
思われる
女性
「そこのあなた、
 これに履き替えて、
 最初の競技に出てね」
北小岩 「かしこまりました。
 むっ、このパンツ、
 イチモツだけが出るように
 なっております」

同じパンツを履かされた男たちが5人ほど、
アホ面さげて立っている。

パンティ
を履いて
いないと
思われる
女性
「では、大量の蚊を放ちます。
 チンチンの血を吸っている蚊を、
 女性黒帯空手家が
 正拳突きでつぶします!
 多い人が勝ち」

ブ〜ン ピタッ

トワァー! ボクッ!!

北小岩 「うお〜〜〜!」
女性黒帯
空手家
「やっと一匹ね」

ブ〜ン ピタッ

トワァー! ボクッ!!

北小岩 「・・・」

二匹目で弟子は気を失ってしまった。
小林先生はといえば、簀巻きで転がされている。
その部分だけ、もちろん出ている。

パンティ
を履いて
いないと
思われる
女性
「チン道中、スタート!」

「えっほ! えっほ!」

先生のチンチンの上で、
飛脚をかついだ女性が足踏みしている。

パンティ
を履いて
いないと
思われる
女性
「張り切って、
 42.195キロ行ってみよう!」

「えっほ! えっほ! えっほ! えっほ!」

小林 「うぎょわ〜〜〜!」

ぶにゅ〜

42.195キロどころではなく、
足踏み換算69メートルのところで、
チンチンが潰れたようだ。

それにしてもこのチン動会、
何のために催されているのかは謎である。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2013-09-22-SUN

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