KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の参百九拾四・・・球根

キラキラ〜

北小岩 「よい天気でございますね」
小林 「そやな」

所持金が2円しかないため、
いつものように散歩をして、時間をつぶす二人。

北小岩 「ふわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
小林 「ふわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

弟子の大あくびが師に感染した。その刹那。

ビューッ!

突風とともに、異様な物体が飛んできた。

北小岩 「うげっ!」
小林 「ぐげっ!」

北小岩くんの口にはパンティが、
先生の口にはブリーフが、
強引にねじ込まれた形となった。

「私のパンティ返しなさいよ!」
「俺のブリーフ持ってくんじゃねえ!」

血相をかえて駆けつける男女。
走り方がやや内股になっている。

小林 「何言うとるんや!
 だいたい、
 なぜパンティとブリーフが飛ばされる?
 お前ら真昼間から外で」
「るせえ!」

ボクッ!

小林 「うぐっ!」

ブリーフのかわりに、パンチが口にねじこまれた。

北小岩 「先生に何をするのですか!
 わたくしだって、
 パンティは大好きですが、
 あなたのような」
「うるさいわね」

ビュッ!

北小岩 「うげっ!」

ブラーン!

歯にパンティが挟まった状態で
力まかせに引っ張られたので、
歯が抜けてしまったのだ。

両人とも激痛により、地に伏していると、
目の前に見慣れない植物が。

北小岩 「先生、何でございましょうか」

弟子が土を掘り。

北小岩 「球根でございます。
 通常ですと、
 チューリップやヒヤシンスを
 思い浮かべますが、
 ここに生えているのはどうみても
 おっぱいでございます」

小林 「お前、俺と同じ境遇やと
 思っとるかもしれんが、ついとるな。
 少なくともお前の口に入っていたものは
 パンティやったし、
 今も目の前にあるのはおっぱいや。
 俺の前には、
 球根から生えているちんちんがある」

おっぱいとちんちんの球根。
突然変異が起きたのであろうか。

それはともかく、弟子の方が
師匠より若干運がよいことだけは確かである。
日頃の行いは、危機的状況にあっても
如実にあらわれるので、注意されたし。

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2012-04-22-SUN

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