KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の参百伍拾壱・・・隠れん坊

こくり こくり

「ふわ〜、おだやかな日でございますね」

どんぶらこ どんぶらこ

「意識が遠のいていくこのひと時が、
 何物にもかえがたいのですね」

縁側でさかんに船を漕いでいるのは、
弟子の北小岩くんであった。

ドカ ドカ ドカ

「ハロー! ファック!!」

ドーン

北小岩 「うわ〜、
 漕いでいた船が難破してしまいました。
 誰でございますか、あなた方は!
 異国の青年さんたちですね!!」
異国の
青年A
「悪いナ、
 ココのティーチャーが
 グレートなエロ本を
 持ってるって聞いたから、
 ゲットしに来たんだよ」
異国の
青年B
「あったぞ、コッチだ。
 うわあ、オー・マン・ゴッド!」
異国の
青年C
「オレにも見せろ!」

ビリッ

異国の
青年C
「シィット! ヤブレちまったぜ!」

「なんや、蒙古の襲来か!
 むっ、命より大切な俺のエロ本が!!」

北小岩 「あっ、先生。
 突然、異国の青年たちが、
 先生のエロ本を奪いにやって来たのです」
小林 「こら!
 お前らごときに
 国宝級のエロ本を渡せるか!」
異国の
青年A
「じゃあオッサン、こうシヨウ。
 隠れん坊をして
 オレらが勝ったらコレをいただくよ」
小林 「俺が勝ったらどないするんや」
異国の
青年B
「オレたちの親の
 夜の秘め事ビデオをやるよ」
小林 「お前ら、自分の親を売るんやな。
 まあええ、勝負や!」

口では偉そうなことをいいながら、
見たい気持ちに背中を押され
勝負することとなった。

小林 「じゃあまず、お前らが隠れろ。
 その前に一人ひとり名前を教えろや」

「ロング・ポール・ジュニア」、
「アナコンダコック・サム」
「チンゴッド2世」

小林 「ふざけた名前の野郎どもだ。
 どこでもええから隠れろ!」

異国の青年たちは本棚の陰に移動し、
再び登場した時は下半身裸で、
股間のブツをこれでもかというほど
怒張させていた。

小林 「むっ、巨大なブツの後ろに隠れとる。
 誰が誰だかわからん!」


異国の青年たち声を揃え「早くこたえろよ、オッサン」

小林 「なめやがって!
 右からロング、チンゴッド、アナコンダ」
異国の
青年C
「ブー、全員不正解。
 今度はあんたらが隠れな」
小林 「北小岩、来い!」

二人は本棚の陰に隠れ、再び登場したのだが。

異国の
青年A
「う〜ん、
 左側の人はかなり隠れていて
 アイ・ドント・アンダースタンドだな。
 でも、右側のオッサン、
 隠れるどころか
 ぺットボトルのフタぐらいしか
 ないじゃないか。あははは」
異国の
青年B
「じゃあ、
 このエロ本はもらっていくからな」
小林 「ううう」

突然、異国の青年らに襲われた先生。
彼らに勝てる種目は皆無だと思うが、
特に下半身で張り合うことなどあり得ないであろう。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2011-06-26-SUN

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