KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の参百参拾・・・回収

小林 「俺たちの!」
北小岩 「わたくしたちの!」
小林 「ちんちんは!」
北小岩 「おちんちんは!」
小林 「真っ黒や!」
北小岩 「真っ黒でございます!」
小林 「なぜならば!」
北小岩 「なぜかと申しますと!」
小林 「女にモテモテで!」
北小岩 「女性にモテモテで!」
小林 「よく使い込んでいるからや!」
北小岩 「よく使い込んでいるからでございます!」
小林 「あまりに黒過ぎて!」
北小岩 「あまりに黒いものですから」
小林 「暗がりだと見えないんやで!」
北小岩 「暗がりだと見えませんからね!」
小林 「ふう!
 真実を大声で繰り返すと、
 気持ちええなあ」
北小岩 「そうでございますね」

そんなことがあるわけない。
北小岩くんはともかく、
先生のブツなど無用の長物であろう。

「大変だ〜〜〜!」

青梅のような顔色をして
先生宅に飛び込んできたのは、
先生の安酒飲み友だちの
正孔無男(せいこうなしお)氏であった。

正孔 「とにかく、これを見てくれ!!」

突然、ズボンとパンツをずり下げる。

小林 「こら!
 こんな爽やかな日に、
 けがれきったものを見せる・・・。
 むむっ!」
北小岩 「無いでございます!」

正孔氏のそこにはあるべきものが無く、
ただ小さな穴が開いているだけであった。

正孔 「回収が・・・」
小林 「回収?」

正孔 「あっても使わないおちんちんは
 無駄だからと、
 リサイクルにまわすために、
 国から委託された業者が
 回収してるんだ!
 俺はごぶさたの期間が
 あまりに長すぎて・・・」
小林 「なんやと!
 それで業者は、どんな方法で」
正孔 「空手着のような服を着て、
 金色の帯を締めた男が手刀で」
北小岩 「打つのでございますか!」
正孔 「いや。
 信じられないほどの速さで
 空の手刀を繰り出し、真空にし」
小林 「つまり、
 かまいたちのような状態にし、
 切り取るんやな!」

師弟の顔が見る見る青梅めいてきた。
二人は咄嗟にちんちんを自分の股で挟む
メスライオンの体勢をとったが、無駄であろう。

使わないちんちんを回収する謎の委託業者。
特に先生のブツが持っていかれることは
約束されたも同然だが、
あなたの息子は大丈夫だろうか。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2011-01-30-SUN

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