ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<モンゴル女子4人旅。(中編)>

9月にちわですよー。なんだかすっかり秋めいておる、
ここ東京。
週末は、ミグノン写真展@TOBICHI2も好評で、
わたくしうれしい所存でございます。

さてさて、モンゴル旅の前回の続きダヨ〜!

モンゴル滞在3日目は、別のキャンプへ移動している途中、
まわりになーんにもない道で、
立ち往生している車と、おじさんとおばさんを発見・・・。
うわー、こういうことってあるんだろうなぁ。
絶望的に、地面に座っているおじさんと対照的に、
こっちの車に近づいてきて、
「バッテリーあがっちゃってさ!」みたいな話をしている。
助けてあげるのかなーと思いきや、すぐに話は済んで、
わたしたちも出発。
ちょっとしたら、バッテリーを持って歩いてる青年を発見。
あの人がバッテリーを届けてくれるんだね。
電話の電波もあるんだか、ないんだかみたいなところだし、
色々大変だなぁ。


▲途中のわりと国道っぽいところで見えた、ヤギの大群。


▲ヤギたちの横断。すごい数・・・。
 いったい何匹いるの。だれのヤギなの・・・。

そうこうしながら着いた2つめのキャンプは、
山がバックの、すごロケーション!


▲これで夜の20時くらい。明るいのね。

次の日は、ガイドのトックンたちがどこからか
「親戚の馬」ってやつを集めてきて、それに乗ることに。
「最初の馬よりも、馬慣れしてない観光客が乗ることには
 慣れてないヨ」
とのこと。
そ、そうなの?
わたしが一番若いから、
一番のじゃじゃ馬に乗ることになり、すっごい乗りづらい!
馬によって、こんなにもちがうとは!
ちょっと油断すると、走りだしそう!
「コイツはすごく走りたがっていて、
 このロープを離したら、帰ってこないだろうから、
 ロープは持っておくよ」
と、カズオ。
えー!そうなの!?お願いします、お願いします。
ここで迷子とか、勘弁だよね。
「でも、こわがらないで。馬に伝わるから」
えー!ムリだよームリ!こわいもん。
でも、自分をだまして、「こわくないよ〜」って気持ちで
乗ってみる・・・。これでいいのかな?


▲集められた馬たち。どうやって集めてこられたの?


▲日差しが強い!(これはスガノさん)

そんな馬に乗って、
「このへんは、ぼくたちの
 おじいさんの持っている土地だよ」
と案内してもらう。
すすすげーーーーーっ。


▲彼らのおじいさんの土地。


▲すごい・・・。


▲日差しが強い!(わたしです)

わりとおだやかに、お散歩。

途中、トックンたちのおじいさんの住んでいるところに
おじゃまさせていただく。
おじいさんはずーっと遊牧民をしていて、
15人こどもを、ゲルで育てたと。
その孫たちが、トックンと、カズオ。
彼らも、こどもの頃からこのあたりで
暮らしていたんだって。


▲そんなトックンによるニワトリつかみ。

それぞれの家庭で味がちがうという、
自家製の馬乳酒をいただいたり、
ヤギのミルクのチーズをいただいたり、
おじいさんのお話を少し聞いて、失礼する。
おじいちゃん、元気でねー。


▲おじいちゃん、まだまだ元気。ゲルにはテレビもある。

お昼は、新たな人物スマイリー
(笑顔がすてきだからそう呼んでいた)が登場して、
車で、ランチを持ってきてくれたので、
日陰を探して、ピクニック。


▲日陰はすずしい。

自分たちの乗っていた馬はそこに、つないでおき。


▲わたしたちの車と馬のうしろを、
 急に牛が下山。

こっちのひとがよく食べるという、松ぼっくり。



これは・・・!
うろこをむしると、こんなふうになっていて、
このひとつひとつの小さいのを、
歯でむくと、いわゆる松の実が登場するのよ!
おいしい!んだけど、このビジュアル・・・。
「歯」が苦手なわたしには、ちょっとこわい。
モンゴルチームは、おしゃべりもやめて、
ひたすらに、夢中になってムシャムシャ食べてる。

お昼休憩をしてからは、ひたすらに、移動。
この乗馬は、お作法とか何もなくて、ただ、
移動のための「足」だから、
どれだけ快適で、長時間乗っていられるか、が
勝負っぽい。
おしりが痛くなれば、ちょっとずらすし、
膝が痛くなれば、足をちょっと上に乗せるし、
立ち上がるし。


▲ずらしのカズオ。
 ずらして、振り向いて、みんなの様子をチェック。

モンゴルの馬の乗り方は、基本、
ママチャリの、ヤンキー乗りみたいな感じ。
それが、モンゴル流。と、勝手に解釈してるよ。
はじめは、それをするガイドさんを見て、
「ヤンキーの乗るママチャリみたいだなぁ」と
思っていたんだけど、
わたしも3日目には、その技をすっかり習得。
「コレ、楽だわ〜〜〜」
って言ってましたわよ。
順応性には、わりと自信があります。

あーもーーーー夢みたいっっ!!!夢!
こんな大平原を馬で走るなんて〜〜〜。
って、ヤンキー乗りしながら、
しみじみ静かに噛み締めたよ。
でさ、そんなところで、やっぱり人は、歌を歌うね。
これがまた気持ちいいんだわ。
で、どういう歌がいいか、色々歌ってみたんだけど、
やっぱり演歌っぽかったり、昭和の歌謡にかぎるね。
ガイドさんたちも、すっごく歌を歌うの。
わりと、演歌っぽい歌を歌うって言ってた。
わたしがけっこうよかったのは、中島みゆきさん系と、
「恋に落ちて-Fall in love-」が、けっこうよかったなぁ。
気持ちを込めて、歌いあげるやつが、やっぱりいいね。
あと、「The end of the world」も、よかったわよぉ。
みなさんも、いつか、モンゴルで馬に乗る機会があったら、
覚えておいてね!

山盛り旅だわ〜〜〜。
もう、次回、後編にしちゃお!
よろしければ、よろしくどうぞ!

季節の変わり目、ぎゃんばろうぜぇ〜〜。

お2匹さん、またお預けもさみしいので、
1枚だけ。


▲出番、もっとくれー!

スィーゆー!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2015-09-07-MON
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