＜鍼灸整体院で、後ろ姿美人に・・・？＞
あたし おどろきました。（ちょっと中島みゆき風）
ニュースで、全日本卓球選手権の結果がやっててさ。
愛ちゃんの試合をチラ見したんだけど、
おっどろいた。おったまげた。
なにあの、卓球台！見た？
いつからあんな、サイバーな感じになっちゃってんの？
なんか、蛍光緑色の、四角い画面みたいなあかりが
ぼんやりと、ともってたでしょ？
知ってる？？何あれ？
最近は、ああなのか？卓球台って。
あんなナウい感じの卓球台、知らないよ！
あたしの知ってるのは、
半分畳めて、台の下の脚部分は、
ふつうに鉄（？）の脚でしょう。で、人の足も見えてるよ。
あれは、びっくりしたわーほんまに。
すごい21世紀っぽいよねー。
あれで、台だけ宙に浮いてたら、完璧なんだけどねー。
さすがに、どう考えても無理だよね。
先日、友だちと遊んでいたら、
とつぜん「ぎっくり腰」になっちゃった。
友だちが。
ひとりで歩くのも、ままならなくて、
こりゃあまずいってことで、とにかく急いで、
「一発で治る！」という噂の、
鍼灸整体院に付き添って行ってみたのよ。
実は最近、あたしも腰が悪くてさ。
長時間ソファで、映画とかDVD観すぎが原因。
ということが、判明したんだけどね。
マッサージ屋さんは、よく行くし、
最近は鍼がけっこう好きで、時々行ってるから
あ、ついで行っちゃえ！って感じで、
足取りも軽やかに、半分「ノリ」で、便乗してみたの。
人間ドックみたいな服に着替えて、
待合室で待ってたら、
「鍼をさしたまま、
壁によりかかったりしないでください」
という貼り紙発見。
痛っ！想像しただけで、痛い！
そんなこと、ありえるの？？いやだわー。
こわーっ。
なんだか、ちょっとドキドキ。
「ではまず、お写真撮りますんで」
と案内されたのは、レントゲン室みたいな部屋。
ふつうに、パンツ一丁の後ろ姿の写真撮られてさ。
ちょっと、えー！っと思ったんだけど、
なんか、おもしろくなってきちゃって、
興味津々。
背中の写真を見ながら先生に、
「肩甲骨が離れてるから、
このせいで、背中が広く見えて、
いかり肩に見えちゃうんですよねー」
「はぁ・・・」
「これを、もうちょっと近づけてあげれば、
元の体に戻って、キレイな体になりますよ」
ん？キレイな体？？
「は、はい・・・」
「姿勢が悪いから、姿勢をもっとよくすると、
お尻ももっとキュッとあがって、
自然にキレイな後ろ姿になりますよ」
キレイな後ろ姿？
ん、んー。
「５回くらい通ったら、
体、すごいキレイになりますよ」
あれ？ここどこだっけ？？
「とりあえず、体を整えるために、鍼打っていきますね」
「あ、はい。お願いします」
腰が痛くて行ったはずなのに、
なぜか「後ろ姿美人」になるための
アドバイスを受けまくる。
しかも、「キレイになる」って、内面の話じゃなくて、
モロ外見の話なのが、おかしいよね。
見た目の話だからさ。
ここはエステかい？みたいなアドバイスを
受けてる自分が、なんだか妙。
そして、いよいよ、待ちに待ってました鍼！
腰が悪いのが、よくなるため。というよりも、
「後ろ姿美人」になるための、鍼。
いやー鍼って、すごいよねーあれ。
「鍼のひびき」って知ってる？
やったことある方は、わかると思うけど、
ピンポイントのところに打たれると、
ビュウィィィィィィィィィィィィィィィィィ〜〜〜〜ン！
って、そこの部分に、
なんとも言えない小さい稲妻が走るの！
あれが、癖になっちゃうんだわよねぇ。うっとり。
とにかく、すっごい快感！体に合ってるのかしらね。
「そこ、ひびきますねえーーうえええええ〜っい
（ちょっと小島よしお風）」
とか、打たれる度に言ってたら、
「よく知ってますね。打たれ慣れてますな、もしや」
と先生に言われて、ほめられてるわけでもないのに、
「ええ、まあね」とか言っちゃって、いい気分。
マッサージ屋さんとか行っても、
何も言われないよりも、
「こりゃあ、すごいですね〜やばいですよ」
とか言ってもらった方が、いい気分でうれしいよね。
全然ほめられてないのに・・・。
あれって、不思議よね。
言われないと、ちょっと不満なんだよね。
結局、腰は、あんまり悪くなかったみたいで、
主には、「後ろ姿美人」についてだったけど、
おもしろかったなぁ〜。
しかし、あんなに言われたら、
ちょっと「後ろ姿美人」を目指してみようかしらん。
「前っていうのは、鏡で見ますけど、
後ろ姿って鏡であんまり、見れないですからね。
後ろ姿がステキな人は、いいですよね」
って、先生は熱弁していたよ。
たしかに、そこで撮られた写真の、
自分の後ろ姿って、ちょっとイメージとちがったもんなぁ。
おせちもいいけど、カレーもね。
前もいいけど、後ろもね！！
今年のテーマは、「後ろ姿美人」かっ！？
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