ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<年の瀬に、下の親知らずを抜く。>

メリーーーークリスマスイヴ〜〜〜!
雨は夜更けすぅぎぃに
雪へとかわるだろう ウォウウォウぉウ♪

あっ!

という間に、もうクリスマスだし、
2007年が終わりますよ。
早っ!
寒っ!
今年やり残したことの、上位にランクインしている
歯医者。
行ってきましたよ。
もうね、本当に歯医者さんに、
どのツラさげて行ったらいいのやら!
ってくらいに、ごぶさたしちゃっててさ。
時間が経てば経つほど、
行きずらくなるのは、わかっているけど、
どんどんどんどん腰が重くなるのですねー。
しかし時間は流れるもので、
歯はやばくなっていく一方。
という、反比例?
お口の反比例。
な、わけよね。
今回は、前々からゆっくりと生えてきてた
親知らずが、とうとう腫れてきたので、
こりゃあまずい!と、
このツラさげて行ったわけですよ。

そしたら先生、診てそっこう、
「こりゃあ、大学病院だな」
って、おっしゃるわけですよ。
えええ!先生、抜いてくれないのぉ??
今までも、上の親知らず2本を
抜いてくださったじゃない!
「ほら見て。(レントゲンを見ながら)
 すごくまっすぐ生えてるんだけど、上にかぶってる
 肉を切らなきゃいけないからね」
はぁ・・・。
ってことで、レントゲンを持たされてさ。
わたし、何フェチなのかがわからないんだけど、
自分のレントゲンって大好きなのよ。
撮る度に、その自分の体の
内部の骨を見ると、うれしくなっちゃうの!
だって、かっちょよくない???
そういうの、ない?
「あ、わたしの中にも立派な骨があるのね」
と。
歴史も感じつつ、すみずみまで見たくなっちゃう。
でも、病院ではそんなに見せてくれないじゃない。
だから、自分の歯のレントゲンを
ゲットしてしまった今、とてもうれしいわけよ!
すみずみまで見てやろう!とか意気込んじゃってさ。
写真も撮っちゃったりして。

透けるトーーーン!

今回の主役は、コイツ!


やだわ。なんか妙にちょっと恥ずかしいっ!
恥ずかしいから、くれぐれもご内密にね。コレ。
いやー、この右端の親知らずがね、
まっすぐなくせして、くせ者なわけですよ。

んで、レントゲンと紹介状を持って、
いざ、大学病院へ!
もう、緊張緊張。
抜く前に、腫れますとか、しびれますとか、
血が出ますとか、さまざまなちょっと脅しの入った
説明を受けて
「ま、さんざんおどしたけど、だいじょうぶですから!」
は、はぁ。
とりあえずタオルを握りしめて、心を落ち着かせる!

麻酔をかけて、いよいよメス入刀!
まったく何が行われているかわからないけど、
まあ順調かしらね。と安心して、
ゆっくりまぶたを閉じて、
見れないなりに、心で静かに見守ってたわけですよ。
そしたらさ、
「あれ?」
と、先生が不安な声を・・・。
「おかしいなぁ?」
なに?なにが???
「こんなにまっすぐ生えてるのに、
 なんで取れないんだろう」
え???
うんしょうんしょと、がんばって抜いてくれてる先生。
わたしの体にも、揺れが。
看護婦さんが応援に来て、よだれを吸う
チューブみたいなやつで、アシスト。
「ここに、こうして、そこで支えてて、そう。そうだ」
「ううん、ちがうぞ、もうちょっと右だね。
 ここだぞ。そうだ、そう」
わたしの上で行き交う会話が、
ちょっとプレイっぽいのよ、なんか。
「コーチプレイ」っていうかさ。
それにちょっと、おかしみを感じて、
つい、咽がゴゴッとかいっちゃって、
「だいじょうぶ?」
って心配されちゃったりして。
敏腕先生も、少し苦労しててさ。
もう、心配してもしょうがないから、
静かに無心になろう。と思い、ふんばったよ。
そうとうふんばった。
そしたら、
「うっわーーっ!釣り針みたいだなぁ」
って言うわけ。先生が。
なにそれ?って感じじゃん。歯だよ?
釣り針って、どういうこっちゃ・・・。
は、いかんいかん。無心にならねば。ならねば。

ふんばること、約1時間。
おなじみの黒い糸で、縫い、終了。
そして、ちょっと呆然。麻酔もきいてるしね。
呆然しながらも、トレイの上にある歯を
見たくないけど、好奇心で見たら、
血まみれの歯に、赤いかたまりがついてるの。
「見てこの歯。割れてるんだけど、
 きれいにはまるでしょう。パズルみたいだ」
と言いながら、ウェットティッシュで
歯を拭く先生。
「は、はぁ・・・」
「しかも、釣り針みたいに、ここが、ほら、戻ってる。
 すごいねー。これで手こずったんだよね」
「へ、へぇ・・・」
「どう、記念に持って帰る?」
「あ、ぜひ。
 先生、ちなみにその赤いのって・・・
 肉?れすか??」
(麻酔きいてるから、しゃべりずらいのよね)
「あ、ううん。ちがうよ。これね、影」
へ?レントゲンに映ってた影らしいんだけど、
よくわからない!
どう見ても、肉のカタマリですけど!
「影」って言いながら、先生はその「影」を
むしり取るのでした。
ふつうにグロテスク!
でも、肉と思うとキモいから、
「影」ってことにしておこう。
ああ、なんなんだ・・・。わからない・・・。
医学は、ふつうの人のわたしには、
とうていわからないことだらけ。
こわいねーっ!
話のネタに。と思って、もらってきた歯も、
ちょっとキモくて、だれにも見せてないし・・・。
まあ、そんなこともありますわな。
歯の方は、おかげさまでもうすぐ抜糸!
年内に、行ってよかった歯医者さん。
ちょっとでも、歯のこと気になっている
そこのあなた!
ぜひ、行ってきてください。
はい、今すぐにでも!いってらっしゃ〜〜〜〜い。

それにしても、こんな話、
聖なるイヴにするのも、どうだろう。
と、自分へ問いかけてみる。

ハバナイスクリスマス!エブリバディ!!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2007-12-24-MON

BACK
戻る