ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<7人の侍、長崎へ行く。(後編)>

は〜い!こんにゃくわ!
サザエさんと同じ歳のゆーないとでございます。
先週はいよいよ、「明日の神話」もお披露目されたし、
幸先のいい7月だ!

ではさっそく先週の「軍艦島」への
旅の続きをお届いたしま〜す。

夕方、港の公園で汗をかきまくったわたしたちは、
すぐさまホテルの部屋に戻り、
急いでホテルにある大浴場へかけこみ、
汗を長崎。
じゃなくって、汗を流した。

そこからチンチン電車初体験して、
うろうろして、腹も減ってきた頃に、
昼間はやってなかった「康楽(かんろ)」に
皿うどんを食べに行ったわけよ!
そしたらああた、満席で入れない!
人気なんだねー。
店の外にいても、
「ここ、有名なんだぜぇ」
なんて言ってる人が通ったりしてたもんね。
仕方なく、ちょっと気になった2軒先の
餃子屋さんに入って、時間つぶし!
そこで食べた餃子がまたおいしくてさ!
超小さい餃子で、7人で、2皿頼んで、
その後、おかわりでプラス2皿、
いただいちゃったよ。
これからちゃんぽん食べるって言うのに・・・。

で、念願の「康楽(かんろ)」!
席につき、
「歯茎を傷つけるくらいにバリバリの硬さで!」
とちゃんぽんを7皿注文して、
店の中をキョロキョロしていたらば・・・
発見!

糸井重里サイン色紙!
一同爆笑。
お店の人に声をかけて、
「ああ、糸井さんによろしくお伝えくださいね!」
と言われたんだけど、
よくよく話してみたら、
あたし、「康楽(かんろ)」行ったことあったのよ!
なんたるち〜や〜!
数年前に、永田照喜治先生と、奥さんのいとさんと一緒に
長崎の高島にあるトマトのハウスを見に行った時に、
行ったんだった!!!
その時に、高島から見えた軍艦島を見て、
「いつかここへ行こう」と心に決めていたのよ。
なんたる因縁!
てゆーか、なぜ覚えていないのだ、自分!
そんな自分にびっくりだよね。
中華料理屋さんに行って、
2階でご飯食べたのは覚えてるんだけど、
同じ店だったとはなぁ。
失敬いたしました!

にしても、皿うどんうめぇ〜!

まあ失態もさておき、夜遊びでもするべ!
ってことで、
ショーパブに行って浮きまくったり、
商店街の真ん中で「ピンポンパンゲーム」して、
間違えた人は罰ゲームで
近くにいる知らない人の、肩を触る。とか、
知らない人の手相を見る。
とか、
・しっぺ
・デコピン
・ビンタ
・うめぼし(グーで相手のコメカミをグリグリするやつ)
・ぞうきん
(一の腕をぞうきんをしぼるみたいに、
 スクリューさせるやつ)
・背中に思いっきり平手打ち。
という罰フルコースを全員から、やられる。
という激しすぎる、
別に長崎でやる必要のないゲームを
1時間くらいやってたりして、
一通り遊んだ後に、次の日に備えてサッカーを見ながら、
寝ましたよ。
ほんと、なんなんでしょうか、うちらって・・・。

で、朝港へ行き、まずはフェリーで高島へ。
軍艦島に一番近い場所にあるすごく小さい島。
例の、数年前にわたしが永田先生と行った島ですよ。
昔は、炭坑で栄えてたんだって。
いまは、「永田農法のトマト」で有名なのよんっ!
その高島から、小さい船で軍艦島周遊クルーズ!!!
いよいよメインイベントのあの島の近くまで、
行ける!
一同、大興奮で、揺れる船の上でよろけて、
大爆笑!
いつまでたっても、
「箸が転げてもおかしい年ごろ」な俺ら。
あまりにはしゃぎすぎて、本当に転げ落ちそうになったり、
オケツをぶつけちゃったりね。
痛くて、大爆笑。
幸せな人たちだわ、ほんと。

ああああ!
見えた!

見えた!

見えたよーーーー!

すうげーーー!
波も、たちまくってます。
すげえすげえ。
船長さんに、軍艦島についての解説を、
真剣に聞く。
島の下、海底何百メートル掘って、炭坑を掘ってた話とか、
「あの建物が、独身寮だよ」と、
全部の建物の説明をしてもらう。
病院の横に、隔離病棟があったんだけど、
そこはほとんど使われることなく、
お医者さんたちが囲碁をやったり、
娯楽施設として使ってた話。
建物の地下には、百貨店みたいに
たくさんのお店が密集してて、高島とか、
他の島からわざわざ買い物に人が来てて、
すごくにぎわった話とか。

今は、誰もいないその無人島を目の前にして、
昔の話を聞くっていうのは、
すごくイマジネーションをかきたてられて、
おもしろかった!
だって、もう、ただ、グレーな島なんだよ。今では。
そこが昔は、すっごい人が密集して、学校に行ったり、
映画見たりして暮らしたり、
そこに船で仕事をしに、通ったりしていた。
っていうのは、本当に嘘みたいってゆーか、
信じられないよね。
すごいよ。
やっぱり、あんなに人工的な島は、世界で探しても
絶対にあそこだけだし、
今流行りの屋上庭園とかも
その時代からあったっていうし、
最新の技術で、海底何メートルに下がる
エレベーターを作ったりとか、
大正時代に鉄筋コンクリートアパートが建って、
それは日本最古だ。ということ。
聞けば聞くほど、すごい!
老朽化がひどいだろうけど、どうにかして、
今の状態でずっと残してほしいものだ!

なんだかあまりの興奮に、
頭がぼーっとしちゃって、高島に戻り、
超暑い中、歩き回って、高島の石炭資料館で、
高島と軍艦島の歴史を学ぶ。
炭坑で実際に使ってた用具が、たくさん並んでたり、
炭坑現場のミニチュアがあって、
ますますイマジネーーーショーーーーーン!!
すっげえすっげえ!
海底のエレベーター乗りたいよーーー!
すごいわ、とにかく。
船長さんにも説明してもらったし、
資料館も見たし、中高時代にはあり得ないくらい
熱心に学ぶ俺ら!

お土産屋さんで
軍艦島マウスパッド&ストラップセットを全員で買って、
新しく出来たっぽい温泉施設で、お茶しながら、
軍艦島についての写真集を読みふけって勉強したりしてさ。

一通りお勉強も済み、
おっと、気づけば長崎に戻るフェリーまで
時間があんまりない!
まだ全然高島を満喫していないぞ!
大慌てでとりあえず、キレイな人口海水浴場に行って、
だーれもいない海を全員で洋服のまま泳いだ!
すっごい解放感で、
「うちら7人の天女じゃない!?」
なんて言いながら、勝手に天女気分で泳いで、
リフレッシュして、高島を後にしたのでした。

高島と長崎を往復するフェリーで発見したんだけど、
デッキに立って、ずっと跳躍みたいに
リズミカルにジャンプしてると、
波の波長と合った時が、ヒュイッ!ってなって
すっごい楽しいの!!
船は進んでるから、ジャンプして空中に浮いた時に、
体がちょっとだけ、取り残された感じが、
もうたまらん!!!TAMARANのよ!
INORAN(元LUNA SEA)もびっくりですよ。
7人で、ずっとぴょんぴょんしまくてったわ。
端から見たら、24,5の女子たちが、
ずっとデッキでぴょんぴょんしてるのって、
異様だね・・・。
公園で組み体操も相当だけどね。

で、帰りのフェリーで、
同じくデッキにいて風をあびてる少年たちに声をかけて、
「ずっとジャンプしてると、すごい楽しいからやってみな」
って教えてあげたよ。
「くれぐれも、気をつけてね」と一言添えて。
そしたら中学校くらいのお兄ちゃんは、
照れてやらなかったんだけど、小学生の男の子たちは
半信半疑にもやってみて、
「おお!」
と小さく言いながら、楽しんでやってくれてたよ。
まじで、最高だからみんなも、フェリーに乗る時には、
是非ともやってみてくんさいよ!!!

そんなこんなで、フェリーから降りて、
その足で長崎空港に向かい、東京羽田に戻ったのでした。
そこで!
気を抜いていたうちらに、最後のイベントが!!!
なんと、降り際にファーストクラスの所にいた
CAさんが!
なんと、同級生!!!!
最後の最後にやってくれましたよ、運命の女神さん。
さすが、うちら7人の侍(または七福神)あらため、
7人の天女!

なんたる充実した2日!
懲りずに、10月にまた7人で行こう!
と約束しましたとさ!
ナガサキ イイトコロダッタネ!イエーイ!オウケイ??
さあて、これからが夏本番ですよっ!
よーーーーーーっ ぽんっ! (つづみ)

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

postman@1101.comに送ろう。

2006-07-10-MON

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