ぼーっとした青春。

<メッセージビデオin 渋谷の巻>

さみぃぃぃぃぃぃ。
なんじゃこりゃあ。マジで。勘弁してくらさいよ〜。
雨も降ってるし〜。
ってゆーかマジ気づいたら10月じゃあないっすかあ。
やばいやばい。
2001年もあと3ヶ月で終わっちゃいますんですよー。
早いなあ。マジで。
まいっちゃう。
オクトーバー娘。の私としては、
今月は勝負だね。
何の?
いや、わかんないけど、とりあえず勝負でしょ。こりゃ。
命がけだよ。何にでも。
体張りますよ。女の度胸見せますよ。

それにしてもねー、うちの大学の「芸祭」まで、
あと一ヶ月ですわあ。
学校全体はまだ「芸祭ムード」とは言えませんが、
水面下では我々芸祭委員がゴリゴリがんばってんのよ〜!!!
楽しみっだんな〜。
今年も母校の文化祭とかぶっちゃって、
遊びに行けなくてちょっぴり悲しいんだけどね・・・。
こうやって巣立って行くのだね。

先週の土曜日はうちら「なるたけビッキーズ」のメンバー
みかんちゃんのハタティの誕生日だったんだわよ。
今回の場合、
主役のみかんちゃんは
サークルの仲間たちと週末軽井沢に行って誕生日を過ごす
という情報を裏ルートからゲットしてさ。
じゃあ、うちらは当日祝えないから、
ビデオレターでも送ろうって事になったのよ。
んで、軽井沢から帰ってきたら、ビデオが届いてて
ぴゃあ!びっくり!うれぴい!!!
みたいな方向でいこう、って事になったの。

当日学校が終わってから、
ザカちゃんと代官山で待ち合わせて
プレゼントを買おうとしたんだけど、
いかんせん待ち合わせが19時だったから
ゆっくり選んでる時間なくて、
プレゼントは次の日ゆっくり次の日買うって事になってさ。
チー坊合流まで時間あったから、
二人で渋谷に歩いて移動していったのよ。

ふと、モヤイ像の前を歩いてたら、
変なおじさんが、アフロのズラかぶって、
サンバ!みたいな格好して一人で踊ってるの。
「みなさんもご一緒に!!踊りましょう!!」
「ワンツースリーフォー!!!!」
って。
勿論みんな無視して、素通りしてんだけど。
で、その人にみかんちゃんへのメッセージをもらおうって
事になって、その人のもとへ行こうしてたら
知り合いかなんかが、ぼそっと話しかけてて、
そのサンバ!おじさんが踊りをやめたのよ。
しかも、ズラ取って、
「はー疲れた」って顔して、
いかにもやらされてるビジネスの匂いが
ぷんぷんで。
「なんだよー。素かと思ったら、仕込みかよー。
つまんないのー」
そのサンバ!おじさんに取材するのをやめて、
次はハチ公前に行ったらば
すんごいいいおばあさんがいたのさ。
んで勇気をしぼって、そのおばあさんに言いいました!!
「すみませーん。わたしたち
 今、友達に送るビデオレターを撮ってるんですけど、
 一言いただけませんか?」
「むにゃ?はいはい」
「その子、みかんちゃんっていうんですけど、
 今日お誕生日なんですよ。
 だから、お誕生日おめでとーって言っていただけますか?」
「3・2・1、どーぞ!」
「みかんちゃん、お誕生日おめでとぅお〜〜」
「オッケーです!ありがとうございましたー」
ってな具合にね。
いいおばあちゃんだったー。魔女っぽい感じで。

次は、外人さん二人組。
留学経験のあるザカちゃんが切り込み隊長で、
英語で話しかけて。
「ミカンチャン、オメデットーーーーー!!」
なぜか日本語でメッセージいただきました。

うちらもノリノリになってきて、
どんどんいこー!!!って気持になってきてさ。
楽しい楽しい。

次、ツタヤ前で若い女の子の集団撮ってね、
そしたら横にすんごいいい外人さんがいて!(また外人)
うんこみたいなのが乗ってるんだよね、頭に。
たぶんドレッドなんだけど。
「あれは、いただくっきゃない!!!」って
いこうと思ったんだけど、友達の外人さんと話してるし、
なーんかねらいすぎてるかなーって感じで、
なかなかいけなくて。
ここがニューヨークだったら
全然いけちゃうところだったんだけど、
ここは日本ですからねえ。
でも、いただかない手はない!と、がんばって
行ったら超いい人で!!!
快くオーケイしてくれてさ。
「スリー・トゥー・ワン、ゴー!」
「ハッピーバスデイ トゥー ユ〜〜〜〜〜×2
 ハッピバースデイ ディアー みかんーーーーーー
 ハッピーバスデイ トゥー ユ〜〜〜」
って、たぶんマリリン・モンローのつもりだったんだと
思うけど、すっごいお色気むんむんっぽく歌ってくれて。
しかも声がすんごい大きいんだわ!
しかもしかも、歌いながら 
上に羽織ってたベストのジャケット脱いでたからね。
熱いわー情熱だねー。すてきだっ〜。
やっぱり、外人さんはノリがいいやね!さいっこう!!!

で、うちらもどんどんのってきて、
センター街行って、飲み会後のおじさん、おばさんたちの集団
20人くらいに一斉に言ってもらったり、
カップルに言ってもらったり。
コテコテのスカウトマンみたいな人とか、
ギャル男にも言って欲しかったんだけど、
ちょっとこわくって言えなかったー。
あと、偽造テレカ売ってるような人にも頼みたかったけど、
流石にね・・・。
あと、道でマンガ雑誌売ってるおじさんとか。
なんかうちら狙いすぎてて、
普通の人のメッセージがほとんどないの。
ほとんどないって言うか、皆無くらいの勢い。
あと、スケボーやってたお兄さんたちとか、
その横でお仕事中の工事現場の人たち。
「本当に、無理だったら全然いいんですけどー」
って切り出してさ。
「あー言えばいいの?いいよー」
って。
「じゃあ、仕事しながらでいいんで、お願いします!!」
もうね、顔とかすすだらけになってて、
すっごいいい味なんだよねー。
みなさん、ホントご協力してくださって、
感謝だよ。
こんなうちらが突然話しかけてきてさあ。
うちらもかなり人選したとは言え、
一回も断られなかったもんねー。
すばらしい!

んで、チー坊が合流して、
自分たちの撮って。
昼間のうちにザカちゃんが、みかんちゃん家行って、
みかんちゃんの部屋の映像を撮って来てくれたから、
その映像にうちらの声を乗せて。
任務完了!
ほんっっっっっとに楽しかった〜。
「またやろうね。色んな人にやろう!」
とか言って意気込んで、趣味になってんの。
これは病みつきですよ。ひっひっひぃ。

2001-10-01-MON

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