オガー
秋のプチ・ゴールデンウイーク、
いかがおすごしですか?
「じゆけん・リターンズ」です!

べっかむ3
4年後の2009年は、
ほんとうに
「秋のゴールデンウイーク」になるらしいよ。
祝日法のホニャララで5連休があるんだって!

モギコ
ホニャララって。
ハッピーマンデーのおかげだね。ハッピー♪
4年後をたのしみにしつつ、
今年の夏をふりかえる、この乙な日曜日。
さあ、今日も元気にいってみよう!

「‥‥で?」

ほぼにちわ。
「夏休みの自由研究相談所」いつも楽しく読んでました。
それで、宿題だったか授業の調べもの学習だったかは
おぼろげながら、ふと思い出した話を。

小学6年の時、友人と一緒に駅前の交差点の
信号の秒数‥‥3色の「赤」「黄」「青」が何秒か、
2色の点滅時間は何秒か、など、
いろいろとストップウォッチで
測ってみたことがあります。

計測自体はやっててとても楽しかったのですが、
明確な発見とか結論が出なくて
担任の先生に「?‥‥で?」みたいな反応をされたのが
イタかった‥‥。

皆様の投稿を見ていても、
大事なのは、はったりでも図とかグラフ、
強引にでも結論、なのですよね。
それを(今更ながら)ここで学びましたよ。
(空似満月)


モギコ
毎度、わたしは先生には厳しいよ。
こういうときは、生徒をほめてやんなきゃ!
もう、最終的には、
「身近なものに目を向けるのはいいことです」、
とかな。いくらでも言いようがあると思うんだ。
ところで、たしか、信号機のライトの秒数は、
交通量とかできめられてるんじゃないっけか?
以上、豆知識でした。

オガー
へえ。‥‥って、その豆知識、ちょっと遅かったねえ。
(空似満月)さんが小学校6年生のときに
モギコと出会っていればなあ。

べっかむ3
そういえば、大阪の方には、
「青にかわるまであと何秒です」って出る信号があるよ。
ここでやったらストップウオッチいらずだったねー。
自由研究のツボである、図とかグラフ、
強引にでも結論を出す、っていうことは、
大人になってからでも、結構必要なときがあるんですよね。
(しみじみ‥‥。)


自由研究LOVE!

こんにちは。
夏の自由研究企画、毎回楽しく拝読しておりました。
もう「リターンズ」の季節になってしまったのですね。
ええ、自由研究の思い出、宿題の思い出、ありますとも。
語らせてください。

我が家のこどもたちは
自由研究LOVE! です。
おかげさまで今年は兄弟揃って
市内の理科生活科作品展に
学校代表で出展となりました。
が。いろいろあったんです、これが。
ことに長男。
まあ、きいてやってください。

夏休みの時間とエネルギーの大半を
部活動と剣道に費やし
その残りのほとんどすべてを
自由研究につぎこんだ長男。
まずはテーマを決定しなくてはなりません。
これが、大変。

「花火を調べることにしたよ」
「どうやって?」
「花火をほぐして何が入っているのか調べるんだ」
(ちょっと偉そうに伝える長男)
「へえぇ。で?」
「え?『で?』って‥‥?」
(ハハの切り返しに不安げな表情を見せる長男)
「ほぐしてそのあとどうするの?」
「ええっと、ええっと‥‥」(言葉に詰まる長男)
「ほぐすだけ?」
「‥‥」(視線が宙を泳ぐ長男)
「それってさあ、花火ほぐしてみたいだけ、ちゃう?」
「‥‥ち、ちがう! ちがう! ちーがーう!!」
(妙に強く否定する長男)
「じゃ、どうするの?」
「‥‥ええっと、燃やして‥‥みよう‥‥かな‥‥」
(しどろもどろの長男)
「ふーん」
「‥‥ちぇっ、ちぇっ、くっそー。別の、考えてくる!!」
(足音どすんどすん)

こんな調子でチチやハハを楽しませてくれました。
アイデアは出てくるんですよ、長男。
斬新過ぎて使えないものが多いのが難点ですが、
めげないめげない。
大小とりまぜざっと30テーマぐらい出てきました。

ようやくテーマが決まり、実験を開始した長男。
台所からいろいろな調味料を持ち出し
なにやら楽しく実験していました。
が。
「あ、データ取り忘れた!」
で、もう一度最初からやり直し。
「あれ? 自分で書いた字が読めない!」
で、もう一度最初からやり直し。

ようやく自由研究に目処がついた頃。
長男は自由研究以外にも
宿題が山のようにあったことを思い出しました。

始業式直前は修羅場でしたよ。
「あ、英語のドリルがまだ!」
「あ、数学のドリルがまだ!」
「あ、国語のドリルがまだ!」
極めつけは夏休みの生活日記。
「あ、日記、どこにあるっけ!?」
ハハは知りません、そんなもの。
探し回った末に机の横に積み重ねてある
プリントやドリルの山の中から
ようやく発見された日記は、
当然のことながらまっしろ。

始業式前夜は本当に
徹夜して宿題していました、長男。

教訓その1:ドリルはさっさと終わらせよう。
教訓その2:日記は毎日つけよう。
(ぬばたまの)


べっかむ3
あっ、これは、「今日のダンナ」の常連さんにして、
夏の「おら甲」でも現地レポートをしていただいた、
ぬばたまのさんではないですか!
この好奇心いっぱいのこどもさんたち、
DNAはあなどれないなあって感じがします。

モギコ
ご長男、将来は大物だな。
アイデアでメシを食べていけるような、
そんな仕事をさがしましょう。

オガー
おっ、それなら「敏腕プロデューサー」だね!
母、ぬばたまのさんの切り返しが
ただの「プロデューサー」と
「敏腕プロデューサー」とを分けるんですな!


小学校3年生の平和学習

小学校3年生になる息子の
今年の夏休みの【宿題】の報告をさせてください。

終戦60周年にあたる今年は、
2学期に<平和学習>をすることを踏まえ
「戦争にまつわる何か資料(新聞など)を読むか
 あるいはおじいちゃんおばあちゃんに話を聞くなどして
 考えたことを、感想文にまとめる」
という宿題が出ました。

わが子のおばあちゃんはふたりとも田舎育ちのせいか
<戦争>へのリアリティはあまりないらしく、
疎開してきた人がいたなぁ、という程度の
記憶しかないといいます。
一方、たったひとりのおじいちゃんは
「話したくない!
 今はいくらでもイイ資料があるだろう」
といって、語りたがりません
(疎開先でお母さんを亡くされたから?
 だと思うのですが、詳しくはわかりません)。
そこで、わたしは息子に
「DVDで『火垂るの墓』を観て、感想文を書いたら?」
と、提案するに至りました。
そして以下が、その感想文です。

『火垂るの墓』を見て。
         3年3組 ●●●●
ぼくは、弟とおかあさんと
『火垂るの墓』というDVDのアニメを見ました。
見終わって、ぼくは悲しくなった。
おかあさんが
「夏休みの宿題があるから、
 早いうちに感想をメモしておきなさい」と
いったけど、何を書けばいいのか
わからない、といったら
「じゃぁ、もしキミがこの映画に出てくる
 “おにいちゃん”だったら、
 どんなキモチになる?
 弟とふたりきりで
 生きていかなくてはならなくなったら、
 どんなキモチになる?」といいました。
ぼくは、そんなこと考えるのもいやです。
戦争は、ぜっ対にいやです。

わたしはこれを読んで、
あらためて『火垂るの墓』のもつパワーに驚きました。
見終わった直後、こどもから質問されたんです、
「どうして日本はアメリカと戦争したの?
 どっちが先にやったの?
 なんで戦争なんかしたんだ!」と。
わたしはできるだけ歴史に忠実に、
易しく説明しようと努力したつもりでしたが
彼は、少なからずショックを受けたようでした。

こどもたちの<平和学習>は、
秋の運動会を終えた頃から本格的に始まるそうです。
わたしもこどもたちを通じ、あらためて勉強したい! と
ひさしぶりに向学心を刺激された、
【夏休みの宿題】でした。
(sista)



べっかむ3
夏のこの時期、学校の宿題のない大人も、
こどもたちといっしょになって勉強する
いい機会ですよね。
おじいさんやおばあさんから昔の話を聞くのも、
戦争に限らずとも、有意義な宿題ですね。

オガー
ある時期だけ、戦争や平和について考えることを
批判する向きもあるけれど、
きっかけはなんでもいいんだなと
素直に思える歳になりました
sistaさんのメールを読んで、
戦争について多くは語れずとも、
感じることは書き留めておきたいなと思いました。

モギコ
さて、秋にお届けした「じゆけん・リターンズ」、
いかがでしたか?
秋の夜長、宿題でなくても
のんびり読書感想文を書いてみたりして?
また機会があったらお会いしましょう〜。



3人
♪じ・ゆ・け・ん・サ〜ンバ〜 オレーイ♪