コーヒーミルでスパイスが挽けるという発見もあり、 |
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コーヒーミルは、すごかったね。 |
| ──── | びっくりしました。 |
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こんなにきれいに細かくなった。 |
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| ──── | さらっさらですね。 |
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そっちのタマネギ炒めも、 ぼくはそろそろ、オーケーにしたいんですが、 どう思います？ |
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| ──── | どんな具合でしょう‥‥。 ああー、はい、はい。 |
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もっと飴色にもできるんですが、 このくらいにしておきましょうかね。 |
| ──── | いいと思います。 では、こちらの寸胴（ずんどう）に 材料たちを移していきましょう。 |
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この寸胴で煮込むわけですね。 |
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| ──── | はい。 水は、どのくらい入れましょう？ |
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感覚で、だいたいで、適当にお願いします。 |
| ──── | わかりました。 |
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薄く切ったほうの肉を炒めてますね。 ぼくが引き受けましょう、 ちょっとフライパンを拝借。 |
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サッと焼いたら‥‥ このまま寸胴に入れちゃいます。 はーい、よっこいしょお！ ♪ジャンジャカジャカジャカジャーン。 |
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| ──── | ニンニクとショウガはどうしましょう。 |
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ニンニクは軽く炒めて、 ショウガは、すったやつをそのまま寸胴へ。 |
| ──── | 了解です。 |
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ニンジンとジャガイモも、そのまま入れちゃおう。 |
| ──── | はいーー。 |
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盛り上がってきたなぁ。 |
| ──── | キッチンの熱気がすごいです。 |
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お、こんなのミッケ。 入れちゃおうっと。 |
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| ──── | 鶏ガラスープの素。 |
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よし、じゃあ、 さっきのスパイスを炒めようか。 |
| ──── | いよいよ、たいせつなところですね。 |
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まずは、ギーを。 |
| ──── | ここでも、やはりギーを。 |
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そうです、ぜんぶギーで炒めます。 いきますよ‥‥。 |
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| ──── | おお‥‥。 |
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♪いえーーーい みんなのためにきょうは、 いっぱいスパイス入れるからねー♪ |
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♪手早く、炒めまーーす。 |
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| ──── | ‥‥すごい、香りがすごい。 |
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そしたらー、１分以内に火を止めまーす。 はい、止めたー。 |
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| ──── | １分以内。 |
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コゲちゃうと苦くなるので、 ぜったいに炒めすぎないように。 軽ーくで、十分。 |
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| ──── | ああーーー、いい匂ーーい。 |
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このフライパンを持ってさ、 みんなが働いてる部屋をひとまわりしてくれば？ |
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| ──── | ははははは。 |
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いやいや、ほんとに。 |
| ──── | え、ほんとにですか。 |
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人間という生き物が、 どういうふうに迷惑そうにするかを 観察すればいいと思うよ。 |
| ──── | ‥‥わかりました。 この匂いで食欲に火をつけてきます。 みんなの野生を目覚めさせてやる。 じゃあ、行ってきまーす！ |
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| ‥‥よーし、行くぞぉー。 | |
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| うちわを持って、と。 ‥‥まずはあのあたりから。 |
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| ぱたぱたぱた‥‥。 あ、よろこんでる。 |
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| ぱたぱたぱた‥‥。 | |
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| 逃げた（笑）、犬のように逃げた（笑）。 | |
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| お、ここは好感触。 | |
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| なに、その表情。 | |
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| うしろからぱたぱた‥‥気づいた。 | |
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| この人‥‥リアクション微妙だなぁ。 | |
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| 好反応‥‥と思ったら、 このあと思い切り咳き込んでました。 |
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| なんでそんな嫌そうな顔するのー。 ※スパイス社内巡回の様子をよろしければ動画で。 |
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| ──── | ただいま戻りました。 ばっちり一周してまいりましたー。 |
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どうだった？ |
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| ──── | えーと‥‥おおむね好評でした。 |
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そう、よかったじゃない。 （よかったです。 たのしく煮込む、次回へつづきまーす！） |
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