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アーカイブ 2017/02/26
 
レシピその288
野菜たっぷりのさっぱりしたパイ〜鉄の胃袋。〜


「貴方の胃は鉄製なの?」と、
こちらの友人によく言われます。
私は驚かれる胃の持ち主のようです。
好き嫌いはありませんし、
ほとんどの物を消化できます。

物を食す。
無意識のように繰り返される行為ですが、
目で見て、手が動き、口に運ぶという一連の動作の間に、
目や手、今までの思い出や経験、
そして、好奇心なども加味され、
これは食べてもよいものか、
我慢をしていただくものか、
全く食べられないものかを素早く分析し、
脳がStopかGoの司令をくだしてくれて食指に至ります。
今まで出合った食べ物で、
全く食べられなかった物はほとんどありません。
そんな私ですが、最近では、
「今までは平気だったのになあ」
と思う食べ物がでてきました。
それは加齢から?
そう思うと人生の歩みが長くなってきたのだと
感慨深いものがあります。
それはそれとして、
別の角度からの食の愉しみに繋がります。

この冬も日本の母の元に帰りますが、
いろいろと日本の食べ物を思い浮かべ、
今度の帰国ではなにを食べたいかを
いろいろと考える楽しさにひたっているこの頃です。

さて、今回は野菜のパイです。
さっぱりした味わいをお楽しみくださいね。


野菜たっぷりのさっぱりしたパイ

■材料(18cm型1個分)

・具

ジャガイモ:中3個
ポロネギ:中1本
アーティチョーク:2個
モッツァレッラ:30g
スカモルツァチーズ:50g
パルミジャーノ:大さじ3
ハム:100g
レモン:1個 ※写真にありません。

・練りパイ

小麦粉:225g
バター:165g
冷水:75cc
塩:少々
卵:1個 ※写真にありません。




■作り方

(1)パイ生地を作る。
バターに小麦粉をつけながら切る。



(2)小麦粉をつけながら、
さらにさいの目の大きさに切る。



(3)残りの小麦粉をボールに入れ、
(2)のバターを入れて、
ざっくりと混ぜ合わせる。



(4)冷水を入れてざっと混ぜ合わせる。



(5)手でこねて一つにする。



(6)ラップで包み、
冷蔵庫で1時間以上冷やす。



(7)野菜の下ごしらえをする。
ジャガイモは蒸して大きめのサイコロ状にする。
モッツァレッラとスカモルツァチーズとハムは
サイコロ状にする。
ポロネギは切って塩入りのお湯でゆでる。
アーティチョークは切って、
塩とレモン入りのお湯でゆでる。



(8)冷えたパイ生地をラップではさみ、
麺棒で伸ばす。



(9)半分に折ってのばす。
これを2回繰り返す。



(10)生地の端を切り、
生地の2分の1よりも多めの量で四角にする。



(11)型の直径+高さの大きさくらいにのばす。



(12)型にバターを薄く塗り、
生地の片面のラップをはがして
はがしたほうを型に置く。
生地を型のかたちに整えたら、
もう片面のラップをはがす。
型からはみだした生地を切り、
底にフォークで穴をあける。



(13)あまった生地を
ラップにはさんで伸ばして棒状に切る。



(14)型にジャガイモを入れる。



(15)その上に野菜を入れる。



(16)モッツァレッラ、スカモルツァチーズ、
ハムを入れる。



(17)パルミジャーノをかける。



(18)(13)の棒状にした生地を
交差させながら上にかぶせ、
はみだした生地を切る。



(19)溶き卵を表面に塗って、
180度にあたためたオーブンで20分くらい焼く。



(20)焼けました。
最後に残った生地はねじって一緒に焼きました。
飾りに使うのもいいですね。



はい、出来上がりです。



いろいろな野菜で試してみてくださいね。
Buon appetito!


 
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