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アーカイブ 2016/02/28
 
レシピその265
ゲルダのスープ
〜日本人としての自分の中のイノベーション〜


ここのところ、度々と日本に帰っています。
まめに帰国しているにも関わらず、
前回から変化していることがたくさんあって驚きます。
まず、物が豊富な上に、
必ず新しい物であふれています。
私のような主婦でも、
肌で感じることが多々あり、
毎日行く買い物でさえも、
その変化に驚いてとまどいを感じるほどです。

買い物の楽しみは、
食いしん坊の私にとってお菓子コーナーです。
なんといっても、日本のお菓子は
とても美味しいです。
その豊富さだけでも驚きますが、
毎回出会う新製品にひきつけられます。
季節感を大切にする文化を感じられる
季節限定の品々。
この時期だけの出会いですから、
これには特に挑発されます。

でも、逆に、昔食べていた
スタンダードな味を求めたいときもあり、
様々なフレーバー味付けの中から、
シンプルな物を、かき分けて探したりします。
ただの懐古趣味かもしれませんが、
「ロングセラーの商品にして欲しかったな」と、
正直、残念に思うこともありますし、
同時に取り残されたような気持ちを
感じることもあります。

それは、浦島太郎ではなく、
頻繁に日本に帰っているのに、
追従できない諸条件が、
私の中に少しずつ蓄積されていることを
自覚してしまう寂寥感なのかもしれません。
日本人としての自分の中のイノベーションとは?
‥‥なんて、考えるお年ごろの私です。
錆びた脳に活性剤を入れ込みたいものですね。

さて、今回、ご紹介する料理は、
ウイーンのゲルダに教わったスープです。
今まで出会ったことのない味で、
私にとって、とても新鮮な料理でした。
みなさまもどうぞお試し下さいね。


ゲルダのスープ

■材料(2〜3人分)

赤キャベツ:300g(千切りにした重量)
タマネギ:半分
リンゴ:半分
オレンジ:ジュースにしたときに200cc
赤ワイン:50cc
ベジタブルブイヨン:500cc(ない場合は水でも可)
ココナッツミルク:200cc
バター:15g
ベリー系のジャム:大さじ1
ビネガー:少々(今回はリンゴ酢を使用)
コショウ、シナモン、好みでパプリカ:適量
砂糖:適量
水:適量




☆下準備

・赤キャベツは千切りにする。
・リンゴはスライス切りにする。
・タマネギは荒みじん切りにする。
・オレンジは絞る。




■作り方

(1)鍋にバターを溶かし、
タマネギを弱火で炒める。



(2)タマネギがしんなりしたら
赤キャベツを入れる。



(3)リンゴも入れる。



(4)塩を少々入れて
弱火でゆっくり炒める。



(5)赤キャベツがしんなりしてきたら
水を入れる。



(6)赤ワインを入れて中火で煮込む。



(7)途中で水分が足りなくなったら
水を足しながら煮込む。



(8)オレンジジュースを加える。



(9)赤キャベツがしっかりと煮えたら、
ジャムを入れる。
甘さ加減をみて、
足りないときは砂糖を少々加える。



(10)火から一度おろして
バーミキサーでピューレ状にする。



(11)鍋を弱火にかける。
ココナッツミルクを加える。



(12)味見をしながら
ビネガーを少々入れる。



(13)シナモンを入れて、
お好みでパプリカを入れ、
好みの味に整えながら温める。



はい、出来上がりです。
クルトンを入れて熱々をどうぞ。
Buon appetito!


 
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