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アーカイブ 2015/05/03
 
レシピその243
白アスパラのリゾットとアスパラのチーズ焼き
〜ミラノ・サローネ国際家具見本市〜


この原稿を書いている4月21日のミラノは
まるで嵐が去った後のようです。
というのも、
「ミラノ・サローネ国際家具見本市」が
先週まで開催されていたからでした。
「ミラノ・サローネ国際家具見本市」で
友人たちが催している
「Tutumu Exhibition 〜和紙で包む展〜」は、
今年で3回目でした。
そのときの様子をごらんください。


▲パッチワークや
 デコレーションした和紙のクッションと、
 一人座禅を組むスペース「CUBE庵」。



▲日本酒のパッケージと
 和紙キューブ。



▲和紙でつくった箱。


▲ダンボールの茶室と版画。
 和紙を使ってちいさな屏風や
 ランプを作るデモンストレーションも行い、
 イタリアの人たちに、
 和紙が持つ独特なよさを
 身近に感じてもらえたようでした。



▲私は料理で協力しました。
 悦びを味わいます。
 おもてなしのメンバーは、
 サーラ(イバンの妻)とパオラです。



▲強い味方の裏方達。
 版画工房の一角をお借りして
 準備を進めます。



▲サービス係をしてくれたダニエッラとミリアム。
 右端がこのスペースと版画工房のオーナーのイバンです。



▲参加者たちとおつかれさまパーティ。
 イバンの手づくりのラザーニャ2種を食べました。
 個展会場の一室で集います。
 右手前からイバン、ベアトリーチェ、
 島さん、安藤さん、加藤富美代さん
 加藤さん、小林さん、酒井さん、
 そして夫と私です。



今年は「前世は日本人だった」
と断言するイバンが加わったことで
また新たな展開がありました。
「和紙ミュージアム」がここに誕生しました。
しなやかで強い和紙のような魅力で、
国籍をはるかに通り越してする
人間同士のお付き合い。
絆で結ばれたメンバーです。
それがイタリアで和の発信をするときの
重要な支柱だと思いました。
来年も乞うご期待のメンバーですね。

さて、今回のメニューは
白アスパラを使いました。
季節の味を楽しんで下さいね。

白アスパラのリゾットと
アスパラのチーズ焼き


■材料(3人分)

白アスパラ:200g
ベーコン:6枚
バター:リゾット用40g、炒め用10g
米:3握り分
グラノパダーノ:大さじ4(パルミジャーノでも可)
卵:3個
ニンニク:1欠片
EVオリーブオイル:大さじ3
塩:適量
※写真にはニンニクが抜けています。




☆下準備

・白アスパラのねもとのかたい部分を
数センチ切り落とし、
下の部分の皮をはぐ。



・アスパラの半分は、
切り落とした部分と一緒に数分ゆでる。
ゆであがった後、
ゆで汁はリゾットに使うのでとっておく。



・フライパンにバターをとかし、
さっと炒める。



・粉チーズをかけておく。



・ベーコンをカリカリに焼く。



・小さい容器に水を少し入れ、
そこに卵を入れて黄身を楊枝を刺し、
穴を開けておく。



・電子レンジで2分前後、温める。



・ゆでなかった残りのアスパラを
斜め切りにする。




■作り方

(1)ニンニクとオリーブオイルを入れて温め、
ニンニクの香りが出たら
ニンニクを取り除き、
米を入れて炒める。



(2)斜め切りしたアスパラを入れて炒める。
レシピ220の方法でリゾットを作る。
(レシピ220では白ワインを入れましたが、
 今回は入れませんでした。お好みでどうぞ)



(3)ゆでたほうのアスパラを数分焼く。



リゾットと焼きアスパラ、
小さく割ったベーコン、卵をおき、
出来上がりです。
お楽しみ下さいませ。


 
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