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アーカイブ 2012/10/21
 
レシピその180
秋ナスとパプリカのスープ〜リミニミーティング開催〜


今回は「レシピその178」でご紹介した、
「リミニミーティング」の幕開けの様子を
ご紹介いたしますね。


▲準備中の様子。
 日本語学科を卒業したレティツィアとマルタ。
 彼女らは日本語でのアテンドボランティアですが、
 内装作業も手伝っていました。


「ドン・ジュサーニが愛した高野山との友情〜高野山展」
の様子です。


▲会場の入り口から奥にかけて、
 参道のような広がりを見せてました。
 崇高で神秘的な高野山の展示場です。
 会場案内ボランティアがグループに分かれて説明をします。



▲説明担当のボランティアにマニュアルはなく、
 個々の経験から感じたことを織り込んで語っていました。
 斬新な試みであったこともあり、
 見学者に直球でその気持ちが伝わったと思います。



▲リミニミーティングの中でも
 異色な光りを放っていた
 興味深い「高野山」の展覧会になりました。



ところで、今回の展覧会の総合企画実行委員長の
斉藤和佳子さんをご紹介しましょう。
ミラノのカソリック大学で勉強され、
その後、日本の大学などで教鞭をとっています。
彼女と彼女のお父様が25年前に
この展覧会の柱となっている人、
ドン・ジュサーニと高野山の結びつけました。
彼女は毎年数回イタリアを訪問しながら、
日伊文化交流を育んできました。
最初は点々としたものだった活動が、
ついに今回、全てが繋がり太い一本の線になり、
大輪の花が咲いたようだと、
この展覧会の成功を見て感じた次第です。


▲斉藤和佳子さんと米寿のお父様。
 1ヵ月間滞在して開催準備にあたりました。
 「この父にして、この子あり」とは、
 みんなの同一の所見です。
 エネルギー溢れる親子です。



彼女の人間関係や、
人と人の架け橋をする姿をみて、
「民間文化交流大使・和佳子」と命名したり、
またみんなに触れ合うときの慈悲の深さに
「聖ワカコ」と呼んでいます。
彼女は国籍の枠を超えた
人間同士のお付き合いを
「文化の交流」にまで高めていく努力をしています。
これからも、彼女が作って行く土壌に
どんな花が咲いていくのかがとても楽しみです。

さて、今回、ご紹介する料理は
ナスとパプリカのスープです。
ナスはあくが強くなってきましたが、
秋ナスはおいしいですね。
どうぞお楽しみください。

秋ナスとパプリカのスープ

■材料(3〜4人分)

ナス:450g
ペペローネ(唐辛子):1個
鶏胸肉:70g
ニンニク:1欠片
トマト:中1個(好みで半分)
野菜コンソメ:500cc
オリーブオイル:大さじ3
塩・コショウ:適量
エキストラバージンオリーブオイル:適量




☆下準備

・パプリカをオーブントースターで焼く。
アルミホイルの上に皮側を上にして開いて焼く。
表面が黒くなったら
オーブントースターから出し、
アルミホイルで包み10分くらい休ませる。



・パプリカの皮を取り除く。



・ナスは大きいさいの目切りにする。



・水に10分くらいさらし、あく抜きをする。



・トマトはさいの目切り。
・鶏肉は細かく切る。
・バジリコはよく洗って葉のみにする。
・パプリカは荒微塵切り。




■作り方

(1)鍋にニンニクとオリーブオイルを入れて、
中火にかける。



(2)ナスを入れて数分炒めます。



(3)鶏肉を入れてさっと炒める。



(4)パプリカとトマト入れてさっと炒める。



(5)塩・コショウをする。



(6)全体をなじませる。



(7)野菜コンソメを入れ、フタをして10分煮る。



(8)煮えた野菜とバジリコをミキサーに入れ、
クリーム状にする。




はい、出来上がりです。
焼いたパンにつけて、
エキストラバージンオリーブオイルをかけていただきましょう。
おいしい秋ナスの味をお楽しみ下さいね。

BUON APPETITO!


 
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