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新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル!
〜その266〜


土曜日はさまざまな「まつがい」を
これでもかこれでもかとばかりに
連続してお届けいたします。
人は「まつがう」動物であるということが
たいへんよくわかる読み物になっております。
ベタな「まつがい」から、
ひねりすぎと思えるような「まつがい」まで。
どうぞのんびりおたのしみください。

母が出かけ間際に玄関で
「あっ、メガネ忘れた!
 ○○〜(私の名前)、
 メガネ取って〜」
と言ってきたので居間にいた私は
一生懸命探すが見当たらない。
「ないよ〜?」と返事をし、
台所の机の上を探していたその時、
「それそれ!
 そこにあるのメガネじゃない?」
‥‥チョット待てよ、
なんでここにある物が見えるんだ?
すかさず玄関の母を見ると、
顔にはしっかりと
メガネが掛けられていました。

(かずくんのママ)

目覚まし時計を買いに行ったときのこと。
目覚し時計の音を聞くために、
時計の針を合わせようとしたのですが、
なかなか鳴りません。
「あれ、合ってるはずなのにおかしいな、
 ちょっとだけずれてるのかな‥‥」
と、私は自分の腕時計を見ながら
目覚し時計の針を、
現在時刻に必死に合わせていたのでした。
‥‥勿論、目覚し時計の設定した時刻に
針を合わせなければ時計は鳴りません。
隣で先輩は大爆笑してましたが、
それが気にならないくらい
必死だったんです‥‥。
5分くらいやってました。
(みな)

携帯電話のアドレス帳を見ながら、
家の電話でかけようとしていました。
そして受話器をもたず、
携帯を自分の耳に‥‥。
(最近電話番号が覚えられない)

先ほど、「コーヒーを飲もう!」と
お湯を沸かし始めたのですが、
気が付いたら、紅茶を飲んでいました。
いつの間に気が変わったのだろう‥‥?
(コーヒー娘)

ご飯を食べ終わって、
「さあ片付けよう」と思い
茶碗を持って席を立ったのですが、
私は何を思ったのか
トイレに入っていってしまいました。
(kou)
ある晩、アルバイトを終え、
さて、帰宅しようと自転車に乗って
走り出して数十メートル‥‥
どうも乗り心地が悪いので
様子をみようと
街灯に近づいてよく見ると
全く別の自転車でした‥‥。
危うく自転車泥棒になるところでした。
(みえだ)
私の後輩のお父さんは、朝、奥さんに
「ウインナーコーヒー入れてくれる?」
と頼まれ、コーヒーを沸かし、
コップに注ぎ、ためらいもなく
ウインナーソーセージを
突っ込んで出したそうです。

どんな味だったのでしょう‥‥。
(YUHI)
パーキングで駐車していた時のこと。
イキナリ自分の乗っている車が
バックしだしたので、
仰天してサイドブレーキを
折れるほどひっぱったのですが‥‥
隣に駐車していた車が
前進して出て行っただけでした。

サイド折れなくて良かった。
(Yukiko)
ランドセルを忘れた弟‥‥の話を読んで
自分の過去を思い出しました。
小学生高学年だった僕が
家に帰って勉強していると母に
「ランドセルは?」ときかれました。
忘れた、と直感した僕は母に正直に話し、
家族総出で学校からバス停から
探し回っていましたが
いっこうに見つかりません。
しばらくして沈痛な心持で部屋に戻ると
勉強机の前の椅子の上
ぺちゃんこになっていたランドセルが
さびしそうにこっちをみていました。
それ以来母は僕のことをあまり
信用してくれていないようです。
(とほほ‥‥な大学生)
「ランドセルの中が空っぽ」
で思い出した話です。
以前配達業務に就いていた私。
午前の配達から戻ったらすぐに、
午後分の荷物を
トラックに積み込んでおき、
事務所でゆっくりと昼ご飯を
食べてから出発。そして配達先に着き、
いつもどおり「配達で〜す♪」と
マイクで放送し、トラックを降りて
荷下ろしのために幌を上げると、
「か、空っぽ‥‥」
なんと、トラックヤードに
たまたまあった空のトラックに
乗ってきてしまったのです!
一瞬頭が真っ白になりながらも
「やばい! 配達先の人が出てきたら
 思いっきり笑いものだ!」と思い
そのままダッシュで事務所へ走り戻り、
何事もなかったように再出発。
2往復一時間もロス‥‥。
もちろんこの事は職場のみんなには内緒。
どうやら私の昼ご飯の間に、
出やすい位置に誰かが
トラックを動かしてくれてたようです。
言ってよー! っていうか、運転中
いつもと感覚が違うことに気づけよ私。
(もう時効)

自動車教習所に通っていたとき。
教習所内のコースにある
信号が赤だったので停車し、
青に変わるのを待っていた。
しばーーらくしてから、
助手席の気の弱そうな教官が
「あのー、なんで止まってんの?」
と聞いてきたので、ハッと気づくと、
真っ赤な夕日を赤信号だと思って
眺め続けていたのだ。

慌てて発進し、わけを話すと、教官は
「それじゃあ日が暮れっちゃうよ〜」
と笑って許してくれた。うまい!
(しゅんたまこ)

親戚の子が東京の大学を受験するため
上京してきたときの話。
一緒に山手線に乗って
受験会場の下見に行きました。
結構混んでいて座れなかったので、
ドアのところに立って
おしゃべりしていた私達。
途中の駅では我々のいた側の
ドアが開いたので、
「自分も一度降りて、出る方を
 通してあげるのがマナーよ」
と教えながら一度ホームに降りて
乗りなおしました。ドアが閉まり、
そこに寄りかかっておしゃべり再開。
その時、彼女が叫びました。
「あっ、すごいっ!
 逆方向に走ってる!!」
そりゃ、自分が立つ向きが
変わっただけだってば。
山手線はスイッチバックかい。
(もりの)
たまに、シャーペンの
上下を逆にしてノックしてしまいます。
しかも思いっきり。
想像を絶する痛さです。
(yuuta)
右足の親指が非常に痛い日がありました。
「ああそうだ、昨日
  深爪しちゃったからなあ」
そう納得し、職場のひとにも
「今日、右足痛くてたまんないんスよ。
 深爪しちゃって」
と話していたのですが、
帰宅して靴下を脱いで驚愕しました。
深爪していたのは左足だったのです。
そちらには何の痛みもありませんでした。
右足に何があったのか。謎です。
(27歳会社員)
私は若い頃からよく
赤の他人と間違われてきました。
あるとき、エレベーターを待っていると
私より少し若い女性が
駆け寄ってきたのです。
「まぁ お久しぶりです!
 お元気でしたか?」

と抱きつかんばかり。
元々記憶力がなくて人の顔と名前が
一致しないのですが、
そのときは、あぁまた人違いかなぁ、
とは思ったのです。
「御免なさい、失礼ですが、
 どちら様ですか」と私。
「えーっひどーい、
 私ですよワタシ、忘れたのですか?
 ○×ですよぉ、10年くらい
 お会いしていないけど‥‥」

一方的にまくし立てられて
だんだん不安になってきます。
でも、彼女が言った一言
「私を忘れるなんてヒドーイ、先生」
でやっとはっきりしました。
私は過去「先生」と呼ばれる
職業についたことはありません。
名前を名乗ってその旨伝えると、
彼女はとても恐縮して、それでも、
「ご親戚でもないのですか?」
と食い下がられました。
ヒト間違いもそこまでのは
さすがに一回きりです。
(ばぁば)
皮膚科から何種類もの軟膏が出たとき、
表記のない容器には私がわかるように
先生がマジックで
一文字ずつ書いてくださいました。
「保」は保湿用、「痒」はかゆみ止め。
あるとき遊びに来た彼氏が
「痒」と書かれている薬を見て、
気の毒そうに言ってくれました。
「おまえ、痔なんだ‥‥」
(寺じゃなくて羊だよ)
普段からかなり天然な友人の話です。
出張が多い彼女、
先日のホテルはふたり部屋で
同室の人が遅れてくることに
なっていたそうです。
先にホテルに着いて、
仲間たちとの楽しい夕食が終わり、
部屋の前まで戻って来て
鍵をガチャガチャ。
ドアが開いて中を見ると、
そこには自分のものではない荷物が。
ふたり部屋だということを
すっかり忘れてしまっていた彼女は
見慣れぬ荷物にあわてまくり、
「す、すいません!
 部屋を間違えました」

って、部屋間違いなら
鍵は開かないから‥‥。
(keiko)
私は今、アメリカに留学中です。
彼氏(日本人)と車で
ドライブしていたある日の事。
信号待ちで車を止めたら、いきなり
後ろの車からクラクションの連続。
そして、白人の女の子が運転席から
何やら身を乗り出して叫んでます。
しかもかなり興奮しているらしく、
F-wordsの連続。何事かと思って、
運転していた彼氏も窓を開けて
「WHAT!?」と叫び返しました。
そしたら、ハッと我に返った女の子。
「Sorry, wrong person‥‥」
と小さな声で言って青信号になった
途端に走り去って行きました。
彼女が叫んでいた内容から察するに、
どうやら自分の彼氏が他の女と
デートしているように見えて、
後を追いかけて赤信号で止まった所で
罵声を浴びせた、という感じ。
相当恥ずかしかっただろうなと思います。
(メイ)
28才女性がやってしまいました。
今日はなんだかパンティーが
片方によってしまうなー、
と思っていましたが、
ひっぱってごまかしていました。
帰宅してお風呂に入ろうとしてびっくり。
本来左足がでるところから
両足を通して着てしまっていました。
私の右足は本来ウエストが
くるところから出ているのです。
120度ほどまわして着ていたわけですね。
28年間ではじめての経験でした。
(Coco)
昨年の紅白を観ていた時、
父が突然、怪訝な顔をした後、
ものすごくビックリした顔をしたので、
どうしたのかと尋ねたら
「オレは、今の今まで、
 この浜崎あゆみってのを
 ずっとCGの人だと思っていた。
 生身の人間だったのか‥‥」

パパ、なんとなく気持ちはわかるよ‥‥。
(よーちゃん)

最後の、「浜崎あゆみCG説」は
ほぼ日乗組員のあいだでも
かなり話題になりました。
とくにdarlingこと糸井重里は、
「『まつがい』も新時代に入ったよなあ」
と感心しきりでした。
みなさまからのさまざまな「まつがい」、
どしどしお送りください。待ってます。


手持ち無沙汰な時間よ、さようなら!
バックナンバーは携帯電話からも
おたのしみいただけますよ。
よかったら、お友達にもすすめてくださいね!

ついつい言いまつがいをしてしまったり、
耳にしたときは、
タイトルを「言いまつがい」として
postman@1101.com まで
すかさずメールをお送りくださいね。
どんどん紹介させていただきますよ!

2004-11-06-SAT
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