その1879

みなさん、こんにちは。
げんきですか。はい、げんきです。
きょうは、「こどもの言いまつがい」です。
こどもは、「言いまつがう」のが、
ふつうのことだから、ふつうなので、
ふつうは、あんまり、のりませんが、
こういうふうにまとめてのせます。
きっと、たのしいです。
さいごまで、よんでね。またあとでね。

テレビでマジックを見ていた時のこと。
鮮やかな手さばきに
感極まった息子が叫びました。
「これはちょうにょうろくだ!!」
それを言うなら超能力だろう。
(レンママ)
よく言いまつがいする小4の娘。
先日もやってくれました。
「あんな〜、
 きょうど、ちょう‥‥
娘よ。それを言うなら、
「ちょうど今日」だろう。
(訂正するのも疲れた母)
毎日入浴剤を入れてお風呂に入る。
シュワシュワと溶けていくのを
見るのが息子の楽しみ。
「ママ、タレ入れさせて!」
今日は味付き風呂かぁ。
(かもめ)
小学生の子供と一緒に
枕を買いに行った時のこと。
子供がひとつの枕を気に入って私を呼びました。
「これ面白いよ、この、えーと‥‥
 もうはんぱつまくら!
うん、低反発より楽しいかもね、猛反発枕。
(まるは)
3才の息子、
絵本のオットセイを見て自慢げに
「この動物教えてあげる。
 落花生!
それを聞いていた6歳の息子。
「違うよ落花生は、
 空から落ちてくる‥‥
「それは、落下傘だよ!!」
と思わず突っ込んでしまいました
(かいくん)
うちで宇宙基地ごっこをしていた
7歳の息子と5歳の娘。
遊びのなかで、なにかが起こったらしく、
娘がピピピピピーッと非常ベルの
音マネをしたかと思ったら、
大声で隊長(息子)に報告しました。
ひんにゅうしゃ、はっけん!
 ひんにゅうしゃ、はっけん!」
すかさず息子が
「ひんにゅうしゃ、じゃないよ
 しんじゅうしゃ、だよ」
おおおおおーーっ、どっちも違うよ。
母さんは、どっちにもドキッとしちゃったよ。
(侵入者って一体だれ?)
家族でコタツに入って団欒していたときに
母の問いかけに12歳の娘が
「へ? 別にいいじゃん」と冷たい返事。
それを見ていた10歳の妹が母に
「お姉ちゃん、すいはんきだね」と。
父、母とも「???」
次の瞬間ぴんと来た!
「それを言うなら、はんこうきだろうさ」
その妹も2年後にはすいはんき?
(Ito)
ある集まりに連れて来られた3歳の男の子。
「二次会に行く人〜」の声に
「誰か耳悪いの?」と。
‥‥それは耳鼻科だね!
(おやっさん)
私が小学生だったときのことです。
夕方、私は遊び疲れて家に帰って来ました。
勝手口から勢いよく家に入り、
台所にいた母に向かって一言。
「腹減って!」
母に大笑いされました‥‥。
(腹減った!小学生)
小学生の娘に、
「ママのねびき、すごかった」
と言われた。
いや面目ない。
ついつい赤字覚悟で‥‥。
(いつもは静か〜に寝てる、はず)
どうでしたか。おもしろかったですか。
ぼくは、おもしろかったです。
こういうのが、あったら、おくってね。
したの「投稿する」というところを
クリックして、かいて、おくってね。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
という、ほんも、よろしくね。
じゃあ、さようなら。ばいばーい。

イラスト:しりあがり寿


2009-04-07-TUE
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN