平穏以上、事件未満。
愛すべき「まつがい」を位置づけるとしたら、
だいたい、そのあたりかも?
手頃なエピソードを本日も
適度にそろえてみましたよ。
週末恒例の「まつがい」特集、
どうぞのんびりお楽しみください。
先日、いつもの野菜ジュースではなく
ファンタの缶を冷蔵庫から取り出し、
10回ほど、よーくシェイクして
プルタブを開けますと、
それはもう勢いよく中身が噴射してきました。
「よく振ってからお飲みください」とは、
ファンタの缶には書いてありませんでした。
(野菜ジュースは10回シェイク)
風邪をひいて食欲もなく、
でも病院でもらった薬を飲むのに、
何か胃袋にいれなくては、と思った私。
ホットミルクにハチミツを入れたつもりが、
意識もうろうでコップに入れて
スプーンでかき混ぜていたのは、
風邪薬でした。
相当熱があったようです。
(もも)
シャワーを出したままで、
シャンプーを頭にかけようとしていました。
私、柄にもなく美容院で売っている
お高いシャンプーを使っているため、
シャワーのお湯が
シャンプーのボトルに入るのがいやで、
早くシャンプーのフタを閉めたかったのです。
そのシャンプーのフタは、ポンプ式でも、
パチンと閉めるようなタイプでもなく、
くるくるとねじ込んで閉める、
ボトルとフタが離れているタイプ。
早く閉めないと、どんどんお湯が入りそう。
早く、早く、フタをシャンプーの
ボトルの上にのせなきゃ、シャンプーが薄まっちゃう!
と考えた私は、次の瞬間、
シャンプーのフタを自分の頭の上にのせてました。
頭からお湯かぶりながら大笑いしちゃったよ。
(むーむー)
帰るのに制服を着替えようと
女性更衣室のドアを
ノックして声をかけました。
「はいりまーす!」
狭い室内なので、
ドアを開けるとすぐロッカーのため、
中で着替えをしている人が
驚かないようにとの配慮です。
数秒待ち、返事もないし誰もいないようなので、
そそくさと入り自分のロッカーの前まで行って
そこでまたドアをノック。
返事はありませんでした。
(あっても困る)
私は医者です。
ある日、往診に行った時のこと。
患者さん宅にお邪魔して、にこやかに挨拶。
そして診察しようとして‥‥
聴診器を、
病院に忘れてきたことに気づきました。
病院なら聴診器なしでも何とか形にできますが、
こと往診では、聴診器なしではどうにもなりません。
仕方ないので、患者さん&ご家族に断って、
ダッシュで病院に戻って取ってきました。
戻ってきたら、患者さんもご家族も、
見たことがないほど楽しそうに笑っておられました。
患者さんに笑顔をもたらすのも医者の仕事、と
開き直っている今日この頃です。
(実はこれまで2回忘れた)
私はいつも軽ワゴン車に乗っているのですが、
屋内駐車場の高さ制限のバーをくぐる時、
つい、車の中で
頭を下げてしまう
ことがよくあります。
(ふいづ)
こんな話でいいのかしら?
そんな話がいいんですよ!
四の五の言わずに、いま、投稿。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
ことの次第を適度にかいつまんで書いて
できたところで送信ボタンを押してください。
ようするに、書いて、メールしてください。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
どうぞ、よろしくお願いしますー。

イラスト:しりあがり寿


2008-08-10-SUN
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN