その1445

ハロー、スーザン。
キミはジョークが好きだったな。
ニッポンから、またたくさんのジョークを
仕入れたので、キミに送ろう。
イエス、現地の人たちはこれらを
「言いまつがい」と呼んでいる。
以下につらなっているいくつかのことばは、
あなたがいま楽しい気持ちでいるのか
悲しい気持ちでいるのかといったことにかかわらず、
ある一定の作用を、実際にもたらすと、
私は保証したい気持ちでいるということを、
あなたは知っている。おそらく、いまは。
じゃあ、最後まで楽しんでくれ。
自分が英会話を習いに行っていた
某英会話スクールで、
「Sorry!」と「No!」を言いたかった時、
あせって言ったら
「ノーリー!」に。
先生にも他の生徒にも大笑いされた。
(教室ではSusie先生)
英語オンチで有名な先輩。
誕生日の友人に
「おめでとう!
 今日はユニバーサリーだね!」
‥‥一応有名大です。
(あまえび)
外国の友人の家で
ホームステイをしていた時の話。
スポーツの話題になり、
野球の話をしようとした私。
思いっきりかっこつけて英語調で
「ダァァーイ・リーグ」
と言いました。
きょとんとされたので
しばらく考えて間違いに気づき、
「ビッグ・リーグ」と言いました。
正しくは「メジャー・リーグ」でした。
(勇俊)
幼稚園の頃の話。
新しい冷蔵庫がきて、扉の内側の
小さなボックスに英語が書いてあった。
なんて書いてあるの? と言う私の問いに、
母が、
ブター? 何だろうね?」
すると父が一言、
「バター(Butter)だろ‥‥」
30年以上経った今でも語り種です。
(ブタ)
長男(中3)の英語のテストでのまつがいです。
「the Statue of Liberty」を
「図書館の像」
とまつがって訳していました。
正解は「自由の女神」です、ぷぷぷ。
(プリプリごろ太)
英語のテストにて。
次の文を英訳しなさい。
「おあいそお願いします」
本当の意味(おあいそ=お勘定)を
知らなかった私は、
「Can you give me your smile?
とフツウに書いた。思いっきりバツされた‥‥。
(miss)
英語の授業で、
「I'm sorry. I must leave.」
という文章がありました。
先生はどう思ったのか
「ごめんなさい、私サルです」
と訳していました。
突然のカミングアウトに
しばしビックリ、そして大爆笑でした。
もちろん、正解は
「ごめんなさい。
 私は去らなければなりません」です。
(サルに英語教わった生徒)
米国に長期滞在中です。
ようやく英語にも慣れてきて、
本場のスタバによく行ってます。
ブラックコーヒーが好きなので、
日本でもいつも注文していた
「カフェアメリカーノ」を頼むと
必ず
「キャラメルマキャート」
が出てきます。
「カ、フェ、ア、メ、リ、カー、ノ」
の7ヵ所のアクセントの場所を変えてみたり、
巻き舌チックに言ってみても
やっぱり「キャラメルマキャート」が出てきます。
勘定の時に値段が違うので気づくのですが、
もはや訂正を申し入れる気力はなく
甘いコーヒーをすすっています。
(Texan)
ポパイのTシャツを着ていた友達。
そのTシャツにはポパイのイラストと共に
「Popeye the Sailor Man」と書かれていました。
それを見たほかの友達が声を出して読みました。
「ポパイ・ザ・サラリーマン!
確かにそうだったかも知れませんが‥‥。
(サラリーマンの子供たち)
ある日、先生の元に質問に来た生徒が
「marriage」を指差しながら
「先生、このマリアゲなんですけどー」
と言った時、
先生は死ぬかと思ったそうです。
(マリッジ)
HAHAHAHAHAHAHAHAHA!
いやぁ、ニッポン人っていうのは、
ほんとうにユニークな人たちだ!
キミもこういうジョークを知ってたら
下の「投稿する」ボタンをプレスして投稿するといい。
そうそう、このコーナーの傑作が
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』という
2冊のブックにまとめられているという話だ。
気に入ったなら、ためしてみるといい。
それじゃ、また、セバスチャンの店で。
真冬に汗をかきながらアイスを食うジミーより。
PS:
新型のスプリンクラーは超クール!

イラスト:しりあがり寿


2008-01-29-TUE
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN