汲めども尽きぬ泉のように、
「まつがい」のネタは
日々、全国から届き続けるのです。
さあ、週末恒例の「まつがい」特集。
ありがちなお話から特殊な失敗例まで、
今日もたくさんの「まつがい」がそろってます。
どうぞ、ご家族みんなで
のんびりとご覧くださいませー。
私は小さい時に
祖父母の家でカレーを作る母と叔母を見て、
「二人でこっそり
 チョコレートを食べてる! ズルい!」

と大騒ぎして、困り顔の叔母から
カレールーを無理やりもらって
食べたことがあります‥‥。
もちろん食えるもんじゃなかったんですけどね。
(ぶちこ)
弟がまだ幼稚園児の頃、
デパートの京都物産展で
生まれて初めて葛きりを食べた‥‥と思ったら、
「甘い〜‥‥」と泣きながら吐き出してしまった。
お刺身好きの弟は、
イカのお刺身だと思ったそうだ。
それは気持ち悪かろう。
(今はどっちも好き)
うちの父の話。
仕事で出かけた出先で、蟹が安かったので、
買って仕事の間コインロッカーに預けました。
ところが忘れて家に帰ってきてしまい、
慌ててまた電車でとりに行き、
すると今度はコインロッカーの鍵を忘れて
また家にとりに帰ってきたけれど鍵が見つからず、
結局、鍵を壊してもらってン千円‥‥。
「高い蟹やねぇ」と家族中から言われてました。
また、その父は、切手を貼り忘れて手紙を出し、
それに気づいてお詫びの手紙を書き、
その手紙に収入印紙を貼って出してました。
(あいこ)
夜遅くに帰宅し、大昔にしつけられたとおり、
まずは手を洗おうと旧式な我が家の洗面台へ。
蛇口の下に手を入れ待つこと数秒。
「いや、ウチの自動じゃないから」
妙に冷静に自分に突っ込みを入れつつ
蛇口をひねって水を出しました。
(なご)
私はトイレの中で
トイレのドアでない部分でよく待ってしまいます。
ドアとドアの間の壁になる部分だとか、
掃除具などの備品入れだとか、
そういう場所に入って行こうとしてしまいます。
(きゃさりん)
地下鉄の駅にて、
柱のそばに無造作に置かれたリュックを発見。
なんだろう、忘れ物かな、と思い
よくよく見てみると、それはリュックではなく、
うなだれて体育座りをしている青年でした。
それにしても、ものすごいうなだれ加減だったなあ。
(電車女の友達その?)
友人とバス釣りに出掛けたときのことでした。
果敢に岸際を攻める友人。
そのうち根掛かりをしてしまいました。
無理やりはずそうとしていた瞬間、
浅瀬での根掛りだったため
ルアーが勢いよくはずれそのまま、彼の顔面をヒット。
出血もあり、このままじゃまずいなと思い
タオルで顔を押さえ、近くの外科に直行。
名前を呼ばれ診察室入る彼。
間が開いて診察室から笑い声が。
なぜなら彼の唇には跳ね返ってきたルアーが
ぶら下がったまま
だからです。
針が唇を貫通して
まさにアタックしてきたバス状態でした。
ちなみに名前は「鈴木(スズキ)」といいます。
(86GTV)
最近妙に鼻がムズムズするので
「こんな時期に? 一体何の花粉だよ」
などとイライラしながら
数日間を過ごしていましたが、
ある日鏡を良く見てみると
とても長い鼻毛が数本
鼻の穴から飛び出ているのを発見!
しかもその状態で数日間過ごしていたのです‥‥。
私は鼻毛があまり伸びない体質なので
鼻毛が原因だとは思ってもいませんでした‥‥。
(ハナーゲン)
そういう話であれば、
小生にもいくらか経験がございます。
ということでしたら、
それを投稿してくださいな、お父さん。
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
記憶に残るその出来事の
あらましをシンプルに書き表し、
できあがったならすかさず
送信ボタンを押してください。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
どうぞよろしくお願いします。

イラスト:しりあがり寿


2008-01-13-SUN
もどる
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN