おやおや、またお会いしましたね。
金曜日はピンク色、ですって?
とぉんでもない! 新旧の区別がつかない!
それは黒です。ブラックです。
黒い下駄箱に入った黒い靴を取り出し
黒い靴クリームで黒く磨くような
意外にふつうな超ブラックです。
すなわち! 「言いまつがい暗黒編」!
心臓に毛が生えていない方は
読まないでください。
あなたは‥‥。
ポーカーフェイスを貫くことができるか?
ぎゃあああああああああああ!
親友の結婚式に招待されたので、
筆ペンで気合いを入れて、
ご祝儀袋を書き始めました。
書き終わって、
なかなか上手く書けたなぁと思って、
母親に自慢して見せてみたら‥‥。
「あんた‥‥(笑)」
なぜか母は笑い始めた。
よく見たら、「御祝い」と書くべき所が、
「お呪い」になっていた。
親友に、心を込めて
「お呪い」と書いてしまった。
あぁ、母親に威張って見せてみてよかった。
ひとり、親友をなくす所でした。
(ヒロミチイト)
ある日の散歩中。
専門店でファンデーションの色の
選び方を習った母は、そのときの感動を、
一生懸命に伝えてくれました。
母「今までは自分で
  暗い色ばかり選んでたから、
  本当にね、鱗から目!
鱗から目は、ちょっと怖い。
(ボケ神様の娘)
夫からのメール。
「久々に身体動か死体ね。
 明日休みだ死ね」

嫌われてるのかと思いました。
(りえぞー)
去年の年末に会社の同僚から
送られてきた誤メールです。
「今年最後の終末
 楽しんでくださいね」
私もうじき死ぬみたいな文章ですね。トホホ。
(終末女)
「ゆで卵」をチンしてしまい
爆発させたことを、
オモシロおかしくメールで
日本にいる妹に書いたら、
「茹でた孫」
と書きまつがいして、
笑うどころか引かれてしまいました。
(アメリカ滞在17年目)
小学生の頃、学級新聞に
「将来の夢」コーナーがあったのですが、
そこに
ボクシンダの選手になりたい」
と書いた男子がいました。
今も元気でいるだろうか‥‥。
(やしき)
職場での出来事です。
「最近ちょっと不幸で‥‥」。
同僚が突然言い出すので、慌てて聞き返すと
「最近ちょっと太って‥‥」でした。
確かにそれは不幸かも。
(私も人の事は言えない)
テレビニュースの音だけを聞いていたら、
水虫を維持している
 パリのレストラン」
というアナウンスが。
「ん?」と思い、続きを聞くと。
「権威あるミシュランの三ツ星‥‥」の
聞きまつがいでした。
(こもやん)
会社のキレイなお姉さんが
お友達にこんなメールを送ったそうです。
「紹介死体ヒトデ
 素敵な人がえる」
それで、ご紹介されるのは
1.死体
2.ヒトデ
3.カエル
の内どれになりますでしょうか?
(U23)
子供達に
「お母さん、お菓子ちょうだいーー」
「お母さん、ジュース持ってきてーー」と
毎日こきつかわれるので
「お母さんはあなたたちの
 召使いじゃないんだぁーー」と
言うところを間違って
「お母さんは、あなたたちの
 お母さんじゃないんだぁーーー」
と言ってしまい、子供達は一瞬固まった。
(つがくてぇ〜)
ぎゃあああああああああああ!
いかがだったでしょうか?
ひょっとしたら、
つぎに暗黒の「言いまつがい」を耳にするのは、
あなたかもしれません‥‥。
ひょっとしたら、
いま鳴いたのはセミかもしれません‥‥。
それはそうと、ですが‥‥
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』にも
身の毛もよだつ暗黒編が
たっぷりと収録されています‥‥。
あと‥‥投稿もお待ちしています‥‥。
ご縁がありましたら
またお会いしましょう。
ぎゃあああああああああああ!

イラスト:しりあがり寿


2007-07-13-FRI
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN