「もう週末!」ですか?
「やっと週末!」ですか?
いずれにせよ、週末恒例の
「まつがい」特集でのんびりしてください。
うふふと笑えるような小さな「まつがい」から、
がははと笑っちゃうほどの
やや大きめの「まつがい」まで、
今日もいろいろそろってますよー。
深夜、携帯電話と財布を
ポケットに突っ込んでコンビニに出かける私。
レジのお兄ちゃんが商品を袋に入れている間、
少しの時間があった。
携帯を見ながら待とうと思って、
ポケットから取り出したら、
テレビのリモコンだった。
まっすぐレジに向けられる我が家のリモコン。
「おとうさんスイッチ」とは言えず、
走り出していた。
(ピタゴラスイッチ)
素敵なホテルへ母とランチに行きました。
かっこいいお兄さんに
「こちらです」と颯爽とご案内され
「どうぞ」と母の椅子を引いてくれた時に
なぜかお兄さんの靴が片方だけ脱げたのを
向かい側にいた私は見逃しませんでした。
(ばらしてごめんなさい。また食事に行きます)
海外のまつがいを。
夫に届いた海外からの郵便には、
川崎港郵便局国際郵便課の但し書きが。
「この郵便物は、
 アメリカからジャマイカに誤送され、
 同国から‥‥(略)‥‥
 遅れてお届けすることになり
 申し訳ございませんでした」
アメリカで、JapanとJamaicaを間違えられたのか?
(さすがアメリカ間違いもダイナミック)
私は50歳を過ぎたおじさんにもかかわらず、
真っ黄色のフリースパーカーが大好き。
先日、近所の大型食料品スーパー内を
お気に入りのパーカーを着て歩いていた。
後からおばさんが呼び止める声が。
振りかえると、おばさんは私の目を見て
「台所用品はどこにあるん?」
「エッエー。店員じゃ、ないんですが‥‥」
「アラッ! 店員さんじゃなかったのね〜。
 ごめんなさい」
こんな派手な格好をしているのは
店員さんしかいないかも、しれませんね。
(Hiroyuki)
私が小学生の時のまつがいです。
ある日担任の先生が、
「明日は大掃除ですから、
 ぞうきんを忘れずに持ってきてください」
と言いました。
次の日の朝起きて、
「今日ぞうきん持って行かなくちゃいけないの〜。
 言い忘れてたっ!」
と母に報告すると、
朝の忙しい最中に母がぞうきんを縫ってくれました。
学校に着いて、
先生がぞうきんをチェックするのを
今か今かと待ちましたが、
午後になってもその気配はありません。
友達に、
「今日はぞうきんを持ってくるように
 先生に言われたよね?」と言うと、
「え〜、そんなこと聞いてないよ」だって。
その時に気がついたのです。
ぞうきんを持ってくるように
言われたのは夢だった
のです。
あまりに現実に近いと夢だって気づかないのですね。
(朝にならないと思い出さないはずね)
とても雰囲気のよい料亭で
新年会があった時のことです。
お上品な年配の奥さまがたの集まりでしたので
一番若輩者でちょっと場違いな私は
粗相のないよう気を使っていましたが、
大変おいしい料理をごちそうになって
大満足で帰ろうとしたときです。
入るときに仲居さんがコートを預かってくれて
部屋のはしのコートハンガーに
並べておいてくれたのですが、
いざコートを返してもらおうと思ったら
私のコートがない!!
アメリカで買ったちょっとデザインの素敵な
お気に入りの黒のコートがないのです!
仲居さんも慌てふためいて
一生懸命探してくれましたが、ないものはない。
もしや他の方が持っていってしまったのか?
と先に行ってしまった方たちの後を
あわてて追っかけていく途中で
はっと気づきました。
今日は出かける寸前で、黒のコートをやめて
ベージュのコートに着替えたのを‥‥。
部屋に戻ると引き取り手のないベージュのコートが
確かにひとつぶらんと残っていました。
(奥さま、にはほど遠い)
その昔、干し椎茸のもどし汁を
「汚れてたから水、替えといた!」って、
得意になって報告した記憶がある。
(kousi)
「まつがい」に上下はありません。
小さな「まつがい」も、大きな「まつがい」も、
私たちは等しく大歓迎いたします。
ならちょっとやってみようかしらと思ったあなたは
下の「投稿する」ボタンをクリック。
その出来事のあらましを簡潔に書きつづり、
ことばづかいなどに思い悩むことなく
送信ボタンをあっさり押してください。
明日も「まつがい」の特集ですよ。

イラスト:しりあがり寿
もどる
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN