その1151
みなさん、こんにちは。いえ、ほぼにちわ。
きょうは、こどものいった、「言いまつがい」を、
たくさんあつめたので、よんでほしいです。
こどもは、「まつがえる」のが、ふつうなので、
なぜかというと、こどもだから、
「まつがえる」のが、あたりまえです。
だから、いつもの「言いまつがい」には、
あんまり、のらないんだけど、おもしろいものは
おもしろいので、こうやって、とくしゅうします。
なぜかというと、おもしろいからです。
きょうも、さいごまで、よんで、わらってね。
3才の娘に、
「ママとお出かけする?
 パパとお家にいる?」
と尋ねると
「パパとおるさぼん
という返事が返ってきた。
フランス語のような洒落た響きに、
しばらく「オル・サボーン♪」は
我が家で流行した。
(おるすばん)
息子が保育園で
お友達に引っ掻かれて怪我をし、
私に見せてくれた。
「先生にバソコンはってもらった」
「絆創膏?」
「バーソコン?」
怪我が治ってからもそいつはうちでは
バソコンと呼ばれている。
(@あっと)
小学1年の長女。
火事の話を聞いて来たらしく、
興奮して、帰るなり話してくれた。
「ストーブに豆乳入れてるときに、
 こぼして燃えたんだって」
残念、灯油でした。
(てーつ)
今日のお昼はドリアにしました。
で、長男の一言。
「これって、ドリフ?
続いて次男。自信満々で
「違うよ。ドリフはきのこだよ!」
「それはトリュフだよ!」
子供相手にマジ突っ込みをしてしまいました。
(ゆうゆう)
4才の娘、歯科医院の待合室にて。
歯の治療の本を見ながら。
母「ほら、このお薬で磨いて
  虫歯予防って書いてあるよ」
娘、不思議そうに
「なんで呼ぶの?」
(虫歯呼ぼう!)

電話の取り方を
5歳の息子に教えていた時の事ですが
「ハイ、槙田ですけれどもどちら様ですか」
と何度も教えていたのですが、
実際に出た時の受け方は
「ハイ、
 
どちらさまですけれども」
でした。
(槙田)

昨日6歳の長男と宿題の事で大喧嘩。
2人とも頭に血が上って、
収拾がつかない空気‥‥。
その時突然、2歳の次男が2人の前へ。
「ヘッ、ピーズ」カシャッ!
‥‥‥‥「?」「?」
「‥‥『ハイ、ポーズ』か!」
涙をためていた長男も
漫画のように噴出して大爆笑。
掛け声と空気の読みをまつがったまま、
次男は走り去りました。
(おこっちゃやーよ!)
小学生の時に友人が、
「おいしい飲み物を教えてあげるから、
 放課後にお店に連れて行ってあげるよ」
と誘ってくれました。
楽しみについていくと、
友人はお店のお姉さんにキッパリと
フンズロください」と言いました。
お姉さんはキョトンとしていましたが、数秒後、
「フローズンですね?」と‥‥。
なぜか私が恥ずかしくなりましたが、
友人はその後も堂々としていました。
十数年経ちますが、忘れられません。
(よってぃん)
3歳の息子。
このお年頃の男の子は、
みんなそうだと思いますが、
ウルトラマンやアンパンマンが大好き。
毎日、誰かと戦っています。
「出たな〜、怪獣。
 オレは、せいびのかた
 へんしーん、とぉー!!」
‥‥整備の方!?
正義の味方が、すっかり裏方です。
(バイキンママ)
私のかわいい甥っ子(5歳)の話。
2006年も押し迫ったころ、
甥っ子は父親と一緒に
父親の会社の忘年会に参加した。
その次の日の
おじいちゃんおばあちゃんと甥っ子の会話。
おばあちゃん
「昨日の忘年会は楽しかった?」
甥っ子
「うん、楽しかったよ〜」
おばあちゃん
「昨夜は、何で帰ってきたの?」
甥っ子
「(元気よく)パトカー!!
おばあちゃん
「ん!!!」
おじいちゃん
「お父さんは何かしたんかいな?」
父親
「いやいや、タクシーですけど‥‥」
(5才児の精神年齢)
野球をはじめたばかりの息子が2年生のとき。
「ママ、ロッテの監督って
 ラブレターやった?」
「うふふ、バレンタイン監督ね」
(タケちゃんママ)
どうでしたか。おもしろかったですか。
ぼくは、おもしろかったと、おもった。
みんなも、おもしろかったら、いいぞ。
こういうのを、しってたら、おくってね。
したのほうにある「投稿する」というのを
くりっくすると、いいとおもいます。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
ほんも、よんでね。じゃあね。またね。

イラスト:しりあがり寿


2007-04-10-TUE
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN