その1139
忙しい毎日の最中に、
ぽっかり空いた待ち時間。
数分の暇つぶしを必要としたときは、
どうぞこのページのことを思い出してください。
ご存じ、元祖「言いまつがい」!
頭の中がごちゃごちゃしたときなども、
気分転換に最適ですよ!
本日も傑作満載でお届けいたします。
どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。
妹の娘(1歳、私の初姪)が
かわくてたまらんので
オフィスのデスクに写真を置き、
ちょうど眺めているとき
電話がかかり、お客に
「はい、そうでちゅ
と応えてしまった私。
(きょうこ)
妹と友人について会話していた時の事。
妹「Y(友人)は多趣味だから、
  いろんな下敷き持ってるんだよ」
‥‥それを言うなら
いろんな引き出し持ってるでしょ!!
(桃。)
うちの中学の化学の先生は
とっても真面目でした。その先生が
「物体Aと物体Bが‥‥」
と、言おうとして
「物体Aとビッタイブーが‥‥」
と、言いました。
爆笑するわけにもいかず、
みんな必死に笑いを堪えてました。
(H&N)
仕事中の電話で。
「じゃあ、大丈夫ですね」
と言おうとしたつもりが。
だー、じゃいじょうぶですね」
と言ってしまった。
私の代わりに、
目の前に座る人が吹き出してくれた。
(がちゃぴん)
仕事の引継ぎをしている時に
「何か不明な点はありますか?」
と聞きたかったのに
「何か不満な点はありますか?」
と聞いてしまい相手に
「そりゃたくさんありますよ」
と言われてしまった。
(まだ笑ってくれたからよかった)
会社で電話をとった時のこと。
お客様の用件をおうかがいし、最後に
「わたくし鈴木がおうかがいしました」
と言うところを
「わたくし鈴木がお送りしました
と言ってしまいました。周りからは
「とんだDJ気取りだな」
と突っ込まれました‥‥。恥ずかしかったです。
(DJ鈴木)
「会議ないん? 今日?」
って言おうとしたら、
「会議ないっきょん?」
と間違えてしまって大笑いされたことがあります。
(ricqy)
私が中学生だった時の音楽の授業。
先生の掛け声は、時には
「せぇ〜、の〜、はいっ!」
またある時には
「ワン! トゥー! スリー!」
ところがある日のこと。
先生は、テンション上がりすぎて、
「セン、トゥー、スリー!!」
気合だけは伝わってきました‥‥。
(はり)
中学生の頃、卓球部に入っていた私。
卓球の試合では、
自分自身にかけ声をするのが基本です。
我が部はスマッシュが決まったら「ナイス!」
それ以外で点が取れたら「ラッキー!」でした。
しかし大切な試合で緊張していた私は、
点が決まった瞬間、
「ライス!」
と高らかに叫んでいました。
対戦相手は、なんとも言えない顔をしていました。
(スン)
中学のときのバドミントンの試合で、
アウトかインかよくわからない
とても際どい場面がありました。
審判の方はそれまで、
「イーーン!!」や「アウトーーッ!!」と
かなり気合の入った判定をされていたのですが、
一瞬、アウトに見えたようで、
「ア‥‥」と言いかけたのですが、
「あれ? ちょっとインっぽいな」
と思ったのでしょう、
「イーーン!!!」
と言い直そうとした時には
もう遅かったみたいで、そのまま勢いで
「アイーーーーン!!!」
と大きな声で言い放ちました。
僕も相手も笑いが止まらない状況。
もう、その後試合になりませんでした。
(匿名希望)
不謹慎ですが、報告します。
先日、通夜の席で義父がつぶやきました。
「そう、あのとき、だめだと思ったよ‥‥」
一同、しみじみと聞く。しーん。
「医者が、
 『もう献血したほうがいい』
 ってさ‥‥」
それって、輸血じゃぁ‥‥。
みんなが神妙な顔でうなずく中、
ご遺体を前に「献血している絵柄」が
浮かんでしまった私は、もうだめでした。
本当に死にそうになりました。
(さきころ)
先日、先輩とお昼に出た時の事です。
先輩「木にさー
   毛が無い
   冬って感じがするよね」
言いたい事はわかります。
(ねぎ)
読むだけでも楽しいですけど、
投稿するとまた違った楽しさがありますよ。
じゃあやってみようかなと思った方は
下の「投稿する」ボタンをクリックし、
そのエピソードを簡単に書いて、
迷いなく、悩みなく、お気軽に
送信ボタンを押しちゃってください。
連載の傑作をぎゅうううっと凝縮した
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
全国の大手書店で好評発売中です。
お近くの本屋さんにないときは、
Amazonなどのネット書店でご注文くださいませ!
どうぞよろしくお願いしますー。

イラスト:しりあがり寿


2007-03-29-THU
もどる
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN