その1103
いまや電子メールは私たちの生活にとって
なくてはならないものとなっています。
日々、大量のメールが行き交います。
そんななかに、ありますよね? 「誤メール」が。
文面を微妙に「まつがって」制作され、
それが修正されることなく先方へ
送信されてしまったメール。
それを、私たちは「誤メール」と呼んでいます。
ちょっとした文字の「まつがい」が織りなす
なんとも微妙でマヌケなおかしさを
どうぞ最後までお楽しみくださいませ。
来ました誤メール!
昨日、半年ぶりに会った友人と、駅で別れた後。
「今日はびさびさに会えて
 楽しかった!
 また遊ぼうぬ(^-^)」
(まゆみ@ダブルパンチで腰砕け)
待ち合わせしている友人からきたメール。
「ごめん。遅れて。
 今、赤坂みっけ
‥‥いいもの見つけたね。
(赤坂見附)
ある日の飲み会、終電ギリギリまで飲んでいて
電車の乗り換えに
間に合うかどうかが怪しかったのですが
全力疾走でなんとか間に合い、
心配していた友達に、電車内でメールを送信。
「ギリギリ
 電車マニアいました!
 あぶなかったー」
ちなみにその友人からの返信はありませんでした。
きっと返事に困ったのでしょうね‥‥。
(ぽぽ)
先日、営業に来られた方からメールが来た。
「ご検討いただければ
 幸いでございます」
というメールなんですけど
「幸い出五財ます。」
となっておりました。
なんとなく七福神の乗った
宝船を思い浮かべました。
(やまさん)
先程、自分が人に送ったメールを読み返して
タイトルが
「こんにんは」
になっていたことに気づいた。
こんばんは‥‥じゃなかった、
今は昼だから「こんにちは」にしなくちゃ、
と思ったからなのかな。
わざわざ「間違いだった」と
送り直すほどのことでもないし、
あー‥‥でも。このままなのも恥ずかしいなあ。
(結局そのままのペリーニョ)
急いで人を探していた私。
先輩へ送ったメールでまつがってしまいました。
「○○さんを探しています。
 ご存知ないか?
ちょっと抜けただけで、
ずいぶん古風になるもんですね。
後で気づいて、自分で笑ってしまいました。
(まだ20代の乙女)
もうすぐクリスマス。友人に
「最後の最後にラブハンター頑張ります!」
とメールしたつもりが
「ハブハンター」
と打ち間違えました。
友人に指摘されて気付いたボケっぷり。
恥ずかしいっ。
(いとれ)
後輩のユキちゃんに
忘年会のお誘いメールを送りました。
「○○から、
 忘年会のお誘いがありました」
と、送ったつもりが、後で見ると
○○空揚げ忘年会
 お誘いがありました。」
と送っていました。
恐るべし! 予測変換!
素直なユキちゃんは
「空揚げ中心の忘年会かと思いました」って。
ユキちゃん、新しい職場に行っても
その素直さを失わないでね。
(jinjin)
明日は私が幹事をするコンパなので、
あまり連絡が遅くなってはいけないと思い、
残業中急いでメールしました。
さっき帰り道に見直したところ、
「明日は19:00に
 駅前の柿の葉ずしの
 お店の中で待ち合わせでーす。」と。
店の前のつもりだったのに‥‥。
たぶん大丈夫だろうけど、
狭い店内でみんな待ってませんように、
と願うばかりです。
(訂正メールを打つ元気がない)
今日の昼休みにきた、同僚からのメール。
「やっほー、
 いつもお返事おつかれさまです。」
どう突っ込んでいいのかわからず、
「どういうこと?」と聞いたら、
「お仕事おつかれさまです。」
と打ちたかったらしい。
(返事は出さずに本人に直接聞いた)
メールアドレスを変更したので、
登録先に片っ端から
「アドレス変更しました」
とメールを送信しました。
しばらくして返信があり、
「‥‥誰?」
しまった、
メールに名前を
入れておくのを忘れた。
(さっちん)
あなたの受信箱にも、ありますよね「誤メール」?
え? 受信箱じゃなくて、送信箱にある?
どっちにしてもそれをご投稿ください。
下の「投稿する」ボタンをクリックして
その愉快な「誤メール」の文面を記したら、
推敲などせずにそのまま送信ボタンを押してください。
もちろん、「誤メール」に限らず、
通常の「言いまつがい」も随時募集してますよー。
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
どうぞよろしくお願いします!

イラスト:しりあがり寿


2007-02-21-WED
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© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN