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新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル!
〜その122〜


どこかに「言いまつがい」はないか、と、
日々注意しながら
周囲の会話に耳をかたむけていると、
うっかり自分で「言いまつがい」をしてしまうという
報告例があとをたちません。
それはそれでもちろんOKです。
誰の「言いまつがい」も、ひとしく人を愉快にする。
今日も傑作ぞろいでお届けします。

ラジオから、ゴダイゴの
『ガンダーラ』が流れてきて
家で一人で聞いていたので、
何気に歌い始めてハッとしました。
「♪イン ガンダーラ ガンダーラ
 ヘイヘーイ ボンジュール
 イーンディアン〜♪
小学生の頃聞いた、
適当な歌詞で歌っていたのです。
インドでフランス語を話す
ネイティブアメリカン‥‥。
意味が解らんぞ、小学生の私。
(モカッチャ)

期末テスト前の妹が
「今夜は徹夜漬けだぁ」
と愚痴る。徹夜漬け‥‥。
とりあえず、切羽詰まってる感じは
出てますよね。
(みくろん)

バイト中レジを打っていてお客さんに
お釣りを返すときに、
「こちら○○円の
 お返しではございません
と言い放ちました。
お返しじゃなきゃなんなんでしょう‥‥。
(Tom)

OL時代に残業中、担当外の話で
延々と電話を受けていた同僚。
「ですから、ココに
 トイレットペーパーの
 電話をされても困ります!」
半ばキレ気味に受話器を置いた直後、
かかってきた電話に彼女、
怒りが収まらないまま、
「はいっ!
 中国トイレットペーパーです!」

ウチは中国営業本部です‥‥。
(杏仁)

某商社に勤めている
私の友人の話なのですが、
仕事中、友人は
「あの、部長」と言おうとして
焦っていたせいか、
「アチョー」
と口走ってしまいました。
仕事場の空気が止まったそうです。
(ぶるーすりぃ)
社員旅行で宮城県の松島に行ったとき、
とある女性社員が
「松島や やぁ松島や 松島や」
と言いました。
ずいぶんポップでフレンドリーな
芭蕉に感じました。
(あんちゃん)
ある日の夕食時のこと、じいさまが
2歳半の孫のために
スイカを切ってくれました。
そして一言、
スイカのホネに気をつけてな」
ホネじゃなくてタネですよ。
(みかん)
ある日、OL風の若い女性二人組みが
歩きながら話しているのが聞こえました。
「私もさー、よく頑張ってると思うんだ、
 この東京酒場で」
「そうだねー」
‥‥酒場?
(清直)
携帯電話で会話を終えた父が、
携帯電話をしげしげと眺め
「いゃ〜、ケータイって
 電話だなぁ!」

? 「便利だなぁ」でしょ?
気持ちはわかるけど。
(カエル天国)
上司がおもむろに一言。
「俺もそろそろ
 電話付き携帯にしないとな」
今までは何だったんだ?
(SPIKE)
中学生の頃、
仲の良い友達と塾に通っていた。
その塾長のインチキ臭さについて
いつも話の花を咲かせていたが、
その日友達は
「あの塾長、
 ゲツリノオッシャ
 返してくれない‥‥」
と真剣な顔で怒っていた。
未だ彼女は
月謝のお釣り返してもらっていない。
(カメ)
今まで、軽自動車や小型車とか
普通の車をずーっと乗ってきていたのに
結婚して相手の趣味で
外車になってしまい、
ガソリンスタンドでいままで
「レギュラー現金満タンで」
しか言った事がなかったので
「ハイオクカンタンマンキンで」
ってなってしまって固まった。
(まだ言えない)

姪っ子は、とあるアイドルグループの
コンサートに行き、
入り口の荷物検査で係の人に
「これはなに?」
と訊かれ、双眼鏡なのに
「顕微鏡です」とこたえたらしい。
ミクロなアイドルもかわいいかも〜
(ぴゃ〜)

大学のサークルで
遅くまで練習していたとき、
空腹の私の口から出た言葉。
「お腹すった〜」
言った直後間違いに気づき、
笑う友人に言い訳をしようとする私。
「すったとへいたが
 混ざったねん!!」

何だよお腹へいたって‥‥。
(尾中平太)
最近、太くん(フトシくん)という
知り合いができました。
彼が仕事中に電話で
自分の名前を伝えるときに
「大きいの大(だい)の字に、
 点をひとつつけたヤツです」
と言うそうなんですが
「犬 様」
と届く事も結構多いそうです。
(いぬ風)
カウンターだけの小さな焼鳥屋で
学生時代の悪友Sと飲んでました。
30歳になったのを期に禁煙している僕が
「なんか手持ちぶさたなんだよなぁ」
と言うと、Sが
「手持ちブタサやろ!」と
あり得ないつっこみを入れてきたのです。
お互いに一歩も譲らず、
隣に座っていたお客さんに聞いてみると
「ぶたさ?」という答えが!!
「え〜、まじっすか?! 
 大将はどっち?」と僕。
「ブサタじゃないかなぁ」と店の大将。
そうこうしているうちに
店中のお客さんを巻き込んで
「ブサタ派」と「ブタサ派」に分かれ、
ひとしきり盛り上がったのですが、
お客さんの中のひとりが
「実家の母が
 小学校の教師をしているので
 電話して聞いてみます」と‥‥。
ようやく決着がついたのですが、
騒動を引き起こした責任をとってSは
「ブサタ派」全員に
生ビールをおごる羽目になりました。
(生中六杯三千円)

「てもちぶさた」と「てもちぶたさ」の話は
コーナー開始より多数寄せられている
「まつがい」なのですが、
店の客全員を巻き込んでの議論というのは新鮮でした。
なんだか、とっても、いい話ですね。
引き続きみなさんからの投稿をお待ちしております。
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携帯版と、書籍も、愉快です。


手持ち無沙汰な時間よ、さようなら!
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2004-06-15-TUE
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